学ぶ時間がないあなたに贈る対自分マーケティングのすゝめ
あなたは1日に何分学んでいますか?
総務省の平成28年社会生活基本調査において明らかになった、仕事をしている社会人の週間平均勉強時間がたった1日6分だったというデータ、一時期話題になりましたよね。
実は95%以上が1週間の勉強時間を0分としていたようです。
では、残りの学んでいる5%はどのくらい勉強しているのか。
0分と答えた人を除く、つまり行動している人のみの平均である行動者平均は1日160分のようです。
仕事のない日にがっつりされている方、毎日コツコツされている方それぞれだと思いますが、学んでいる方はしっかり学んでいるということがよくわかりますよね。
このデータを見たときに思いました。
「私も学び続けないと」と。
学んだことを実際に行動に移す人は100人に1人と言われています。更にそれを継続できる人は100人に1人。 すなわち、学んだことを行動に移し継続できる人は1万人に1人と言われています。
1日160分とは言わずとも、1日5分でもできれば学び続ける層5%に入ることができます。
その積み重ねでどんどん差が開いていきます。
皆さんはどっちに入りたいですか?
学ぶ時間がなーい!学ぶのハードル上げてない?
とはいえ、お仕事と家事・育児などで忙しく、学びたいけど学ぶ時間がない!!という方多くいらっしゃるかもしれません。
私も残業よくしますし子供もいるので、正直勉強時間に1日160分は取れない状態です。
でも、学び続けることはできています。
なぜ学び続けられているのか。考えてみました。
それは…
①これを学びたい!こうなりたい!という目標が明確にあること
②学びの時間に〇〇分以上というハードルを設けないこと
③自分が学びやすい方法を知っていて実践していること
の3つのポイントがあるからではないかと自分では考えています。
Andyコーチの学びの3つのポイント
①これを学びたい!こうなりたい!という目標が明確にあること
まずは、学びについてイメージを具体的にしていきましょう。
漠然と「学ばなきゃ」と思ってばかりだと、いざスキマ時間ができたとしても、学びを積み重ねていくことが難しいかもしれないと考えています。
将来なりたい姿を想像したときに、そこに向けてどんな学びが必要でしょうか。
逆算で考えられることもあると思いますし、教養として学んでおきたいこともあるかもしれません。
そのゴールに向けて、どんな中継地点がありそうでしょうか。
いきなり富士山の頂上を見ると、こんなに登らなきゃ…となるかもしれませんが、まずは1合目、次は2合目と中継地点をまずは目指していきましょう。
「〇月の〇〇試験を受けて合格する」でも、「TOEIC850点以上」でも、
「この本を読破する」でも、「この本を読んで感想をnoteに書く」でも構いません。
目指したいゴールとマイルストーンを置いてみると、学びが自分の中で具体的になるのではないかと思っています。
②学びの時間に〇〇分以上というハードルを設けないこと
皆さんが学んでいるときの姿をイメージしてみてください。
学び・勉強というと、「机に向かってガリガリ勉強する/パソコンをカタカタする」というイメージを持っていないでしょうか。
小学校から授業もテストもあって、特に日本人は学びに対してそのようなイメージを持っている方も多いかもしれません。
だからこそ、「学ぶためにまとまった時間を取らないと」という感覚になって学びにハードルを設けている方が多いように感じます。
確かに、まとまって時間を取れたらベストではあるかもしれませんが、私も含め、そもそもまとまった時間をとること自体がなかなか難しい方も多いと思います。
だからこそ、学びをもっと細分化してみませんか。
TOEICの問題1日2問分学んだら、単純計算で1か月に60問できる計算になります。
まとめてやるならば1時間・2時間とかかるものを、5分・10分あればできるものに自分の中で細分化していければ、学び続けることへのハードルが下がるのではないかと考えています。
③自分が学びやすい方法を知っていて実践していること
学ぶ方法は人それぞれです。なぜなら、それぞれ得意が異なるからです。
周りの人の学ぶ方法を試してみることはもちろんOKですが、その方法でやらなきゃ!となる必要はありません。むしろ、苦手な方法で続けるのは苦だと思うので、より学びが遠い存在になってしまうかもしれません。
自分が学びやすい方法を知って実践していきましょう。
自分を動かす、まさに自分に対してマーケティングをするイメージです。
対自分マーケティングのすゝめ
マーケティングというと、「顧客層が」などと他者に対して行うものというイメージが強いかもしれませんが、自分に対してもマーケティングは適応できると思います。
ナッジって知ってる?あなたが動く方法は?
ナッジという行動経済学のアプローチをご存じでしょうか。
下のように定義されていて、記事にて街中にあるナッジの例を確認することができますので、ぜひ見てみてください。実はいろんなところにあります。
私が一番ナッジで行動してしまっているのは、コンビニのレジ待ちのガイド線かなと思います。
今回の「学び」でいうと、あなたが「うわー勉強やらなきゃ…ほかのことやっちゃおうかなー」と思わずにすっと学びに入れる仕掛けを考えてみませんか。
これにはあなた自身の得意をうまく使う必要があります。苦手な方法で学びを苦しいものにするのではなく、得意な方法で楽にできるものにするということです。
先ほども述べましたが、得意はそれぞれです。「こうしましょう」と私からお伝えするのは適切ではありません。
Andyコーチの場合は、誰かの役に立つ情報を共有することが得意で好きなので、「学んで発信する」という型を作ることで自分自身をナッジしているように思います。Twitter・noteなどのSNSを電車の中でTwitterを見始めたらあっという間に降車駅になってしまうので、電車に乗ったらまずはkindleで本を読んだりスマホでネット記事を読んでいます。そして考えたことや学びをTwitterやnoteで発信するようにしています。こうすることで、自分自身が楽に学び、しかも多くの方に読んでいただきリアクションをいただくことで喜びを感じます。自分の喜びを引き出すことで学びをかなり楽しんでいます。
皆さんの場合はどうでしょうか。このナッジの考え方は仕事や家事にも応用できるかと思いますので、ぜひいろいろ試しながら自分の気持ちや得意と向き合ってみてください。
学ぶ方法はいくらでもある!あなたにはどれが向いてる?
考えて自分に合う学び方が見つかればいいのですが、試してみないとあなたの得意を活かせるかどうかわからないかも知れません。そこで、一例ではありますが、学びの手段をご共有できればと思います。
他におすすめの方法がある方はぜひコメント欄で教えてください!私もいろんな方法知りたいです。
隙間時間を有効に使いたい方へ
隙間時間に少しずつ学びたい方には、上でも出てきたいつでもたくさんの本をコンパクトに持ち運べるkindleがおすすめです。
「あ、この本読んでみたい」と思って、ネットで本を購入するけど、届くころには忙しくなってたり関心が別のものに向いていたりすることありませんか。
kindleだったらすぐに読むことができるので、思い立ったときに学ぶことができます。
また、プライムリーディングやkindleアンリミテッドだったら無料で読める本もたくさんありますし、スマホでも読めるので、お得ですよ。
私自身もkindle持っていて日々持ち運んでいます。その日本を読む時間が5分くらいしかないかもしれない日に、分厚い重い本を持ち運ぼうという気になかなか慣れませんが、kindleだったら薄くて軽いのでお供になっています。完全に元取ってます。
時間コスパよくインプットしたい方へ
効率よく学びたい方は、要点をがまとまったコンテンツがおすすめです。
いまはTwitterやnoteでも学びのコンテンツを発信されている方もいらっしゃいますし、Instagramでもエクセルスキルを上げられるようなコンテンツなどもあるようです。
SNSに発信されている学びコンテンツは、要点だけを押さえる形でかなりコンパクトにまとまっている印象があります。
1冊のビジネス書を4ページの要約で読める月刊誌もありますよ。重要なポイントのみをさらえるので、時間がないけどたくさんの本のエッセンスを得たい方におすすめです。
「ながら」学びをしたい方へ
コンテンツや本を読む時間がないという方は、耳で学ぶことをおすすめです。
耳で学ぶのであれば、通勤や移動しながら、また家の中でも家事をしながら、作業をしながら学習ができちゃいます。
音声プラットフォームであるVoicyには、様々なジャンルの発信者がいらっしゃいますし、5分くらいの短いコンテンツから30分くらいのコンテンツまであり、自分に合ったコンテンツを発信する発信者を探せます。
また、語学も耳で勉強できるコンテンツがたくさんありますよね。
そもそも自分自身と向き合う習慣をつけたい方へ
そもそも自分が何を目指したいと思っているかわからない場合、自分の得意がわからない場合、手当たり次第に様々なことを様々な手段で学ぶのもよいですが、自分自身と向き合うことがおすすめです。
でも「自分自身と向き合う」と言うのは簡単ですが、時間もかかれば、ひとりで何とかしようとすると後回しになってしまいがちですよね。
そこでおすすめなのが、コーチング、または私Andyコーチが開催しているメンバーシップ「Salon de Andy」です。
まずコーチングは、コーチが問いを通じて皆さんの中にある答えを引き出すお手伝いをします。対話を通じて自分の考えを言語化する中で気づきを得られることでしょう。
Andyコーチもコーチングをサービスとして提供してますし、コーチは世の中にたくさんいらっしゃるので、ぜひいろんな方と話して相性の良いコーチを見つけていただければと思います。
Andyコーチが開催しているメンバーシップ「Salon de Andy」では、コンテンツの1つとしてAndyコーチから定期的に問いかけを行っています。問いに対して言語化していただくことで、普段考えられない観点でも自己理解を深めることができます。また、他のメンバーの答えを見たときに、「そうそう!」と感じるのか「自分は違うなー」と感じるのか、それだけでも自分を知るきっかけになると考えています。
初月無料なので、ぜひ気軽に遊びに来てくださいね!
いかがだったでしょうか。
ここまで読んでくださったあなたは、きっと学びへの関心が強い方だと思うのです。
これを機に自分の得意を使う対自分マーケティングを通じて楽に学びを習慣化していきませんか。
1日5分勉強するだけで、多くの方と差をつけられる時代です。
一緒に学び合いましょう!
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