【経済的自立へ向けて】高配当企業の株価データ分析 その5:変動と標準偏差と多様性
標準偏差の改名
前回の宿題は、
「じゃあ、標準偏差はどんな名前だったらよいか?」
でした。
みなさま、考えていただけましたでしょうか?
(宿題の文脈を確認したい人はこちら)
実はお便り沢山いただきました。どうもありがとうございます!
いろいろあったのですが、その中で私がベストと認定したのは、
「多様性」 になります。
英語で言うと、いまはやりのダイバーシティです。
これよくないっすか? 標準偏差だと、値が大きい → ばらつきが大きい → よくない、というネガティブな発想をしがちです。でも多様性だと、値が大きい → 色々と個性豊かなものがある → よい、というポジティブな発想に変わります。
まるで海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)がくりぃむしちゅーに改名して大ブレークしたように。そして、バカルディがさまぁ〜ずに改名して大ブレークしたように。
標準偏差も多様性と改名することで、間違いなくブレークすると思います。更に、くりぃむしちゅーやさまぁ〜ずに学ぶとしたら、たよーせいと表現するのがいいかもしれません。
「うちの組織の年齢の平均はいくつ?」
「30歳です」
「じゃあ、たよーせいは?」
「15歳です」
「おー、すごい多様でいいね」
※上記の場合、ざっくり言うと、全体の約95%が0歳~60歳に入るということで、確かに多様な組織であると言えます。
まじめな話
少しまじめな方向に舵を戻します。
標準偏差をもっと多くの人が理解できたら、日本の国全体の統計リテラシーは向上すると思います。
そしてそれは、日本のデジタル競争力の向上に必ずつながります。ちなみに、IMDの世界デジタル競争力ランキング2022で、日本は「ビッグデータ活用・分析」が調査対象国・地域の中で最下位と大変悲しい結果になってます・・・
こういう小さいけど重要な部分から具体的に変えていくことが、大きな変革につながると私は確信しております。
次回、高配当企業の標準偏差を具体的に見ていきます。
See you next time!
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