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【経済的自立へ向けて】高配当企業の株価データ分析 その10:気温と株価の関係
※登場する株式会社は全て架空の会社です。
以下は東京の2022年の平均気温です。
![](https://assets.st-note.com/img/1673819027656-IHpsbT49t1.jpg?width=1200)
3月過ぎると、ほぼ同じくらいのスピードで暑くなっていってますね。
一方、寒くなる方はより急激に下がっていってます。これを見ると、夏からいきなり冬になった、というのも分かる感じがします。
次にこちらは、東京でビジネスをやっている株式会社サマーの株価の推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1673820193214-lSNTJ9rk98.jpg?width=1200)
株式会社サマーは、夏に強い人財が多い会社です。市場もそのことを知っていますが、2022年はその市場の期待以上に夏場はみんな頑張りました。一方、冬がだめなことは市場も織り込み済みですが、それ以上にだめだったというのがこの結果に表れています。
また、結果として、平均気温とほぼ同じような推移をしています。
すなわち、東京の平均気温と株式会社サマーの株価は、2022年は関係が深かったと言えます。
次に、こちらも東京を起点にビジネスをやっている、株式会社ウィンターの株価推移をみてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1673820796305-yrgy3CHK3I.jpg?width=1200)
株式会社ウィンターは、冬に強い人財が多い会社です。
市場のそのことを知っていますが、2022年の冬は市場の期待以上に冬大好きメンバーが頑張りました。
一方、夏場に弱いことも市場は織り込み済みですが、それ以上に今年の暑さにメンバーみんながやられてしまい、市場の期待に応えられませんでした。
結果として、平均気温とほぼ反対の推移になっています。
これはすなわち、2022年の東京の平均気温と株式会社ウィンターの株価は、先ほどのサマー社とは逆の意味で、関係が深かったと言えます。
それでは、関係が浅いのはどういうケースでしょうか?
こちらは、気温にビジネスのパフォーマンスが影響されないように、各季節に強い人間をバランスよくそろえている、株式会社フォーシーズンズの株価推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1673822892991-i3l7Hfmqng.jpg)
さすが各季節に強い人財を集めているだけあって、気温にはパフォーマンスは左右されていません。ただ、11月と12月は何かあったんですね。社員が夜中にテレビ観戦しすぎだったのかもしれません。
このケースは、2022年は東京の平均気温と株式会社フォーシーズンズの株価の関係が浅かったと言えます。
この関係の深さ、浅さを分かりやすく表現する方法がないでしょうか?
次回それを考えてみたいと思います。みなさまからもアイディアを出していただけますと大変うれしいです。
See you next time!
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