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親の愛を感じる季語・ねんねこ

こんにちは、candy@です。

🔰俳句幼稚園登園します。

 

🔰熱き吾子ねんねこくるみ夜が明ける

(あつきあこねんねこくるみよがあける)


私は身体があまり強くない赤ちゃんだったそうです。

熱もしょっちゅう出すし
風邪が治ったと思ったらまたすぐに風邪をひく

そんな手のかかる子だったみたいです。

ある時、私がぐずって夜中じゅう泣き止まないので、さすがに母もお手上げ状態で
『もう知らん!』って泣き続ける私をそのままにして母は寝てしまいました。きっと母も疲れていたのでしょう、そう思いたい(笑)

次の朝、母が目を覚ますと、あぐらをかいて私を抱いたまま夜を明かした父が座っていました。

母が起きるとすぐに父は『病院に連れて行こう』と言って支度し始めました。

病院の診断で、その時私は中耳炎を患っていたので耳が痛くて泣いていたんだそうです。

父は私が泣かない角度を保ったまま朝が来るまで私を抱いててくれたんです。(痛む耳があたらないようにしてくれたんですね)

朝目覚めた母はその時の父の姿を今でも覚えているそうです。

母 『お父さん、一睡もしなかったん?』

父 『うん、そうや。はよ病院行くで』


親のありがたさを詠んでみました。


熱のある子供を「熱き吾子」としましたが、いかがでしょうか?

コメントいただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。



読んでくださりありがとうございます💖 それだけでとても嬉しいです!