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ベトナム駐在 インター初心者の学校選び

現在小学生の娘は、インターナショナルスクールに通っています。

今日はインター選びについての経緯について、書いてまいります。

①インターor 日系幼稚園の選択

娘は幼稚園年長のタイミングでベトナム赴任が決まりました。赴任が決まったときから、インター幼稚園に通わせようと決めていました。

理由は、せっかく海外へ行くのだから、英語を身につけられたらラッキーくらいの軽い気持ちからです。子供はすぐに英語ができるようになるというし(←決してそんなことはない、という話はまた後日書きますね笑)、学費は日系より高いだろうけれども、幼稚園だし、娘の性格上まぁどこでもやっていけるだろうと。どうしても合わない、無理だったら転園して日系の幼稚園にすればよいかなと思っていました。

英語が母語の英国、米国、シンガポールなどでは、現地校という選択肢もありますが、ベトナムの現地校となると、ベトナム語になるため、日本人で通うにはハードル高いです。

タイなどでは、日本語英語のバイリンガル幼稚園があったりもするようですが、私の調べた限りではホーチミンにはなかったと思います。

②インターの種類

幼稚園のタイミングだと、選択肢が2つあります。小学校入学までの児童が通うインター幼稚園幼稚園から高校まで一貫教育のインターナショナルスクールです。

さらには、インターナショナルスクールの中にも、セミインターと呼ばれる種類のインターもあり、ベトナムでいうと、ベトナム語と英語をバイリンガルで学ぶというカリキュラムがあります。こちらに通うのは、父母のどちらかがベトナム人または父母ともにベトナム人というファミリーが多いです。学校の名前に Vietnam-American school のように、「vietnam」や「bilingual」という名前が入っていることが多く、学費も少しお安めの設定になっています。

③ベトナムのインター生徒の国籍

多様な国籍を受け入れるのがインターの特徴のため、学校によっては、国籍によって定員を設けています。日本人はどこの学校でもそこまで多くはないので、国籍が理由で入学できない、ということはなさそうです。

ちなみに国籍で多いのは、1位ベトナム 2位韓国 です。韓国人が多く住む7区以外のインターでも同じようです。

そのため、ベトナム人、韓国人の方はインター入学のために、英語力を養って競争を勝ち抜いて入学されるようです。韓国人向けの英語幼稚園は多数見かけます。

噂レベルですが、韓国の企業は子供のインターの学費をしっかり負担して教育を受けさせてくれるかわりに、先々その企業に還元するように言われている、なんて話も。

日本人の友人に聞くと、インターには興味はあっても、ネックとなるのは、高額な学費、あとは保護者側の語学力。駐在の日本企業で、子供のインターの学費をまるまるカバーしてくれるところは、そう多くはありません。日本ももう少し補助してくれたらいいのにな、どんどん世界に取り残されてしまうよ、と思ったりもします。 

と、思う一方、日本人が少ない環境は英語力的にはとてもありがたいです。私が聞く限りでは、日本人はどこも多くはなく、クラスに1人または2人、など。学年が上がるごとに人数は減っていきます。 

余談になりますが、ベトナムの日本人学校は中学校までしかないので、高校生活を送るには1インターへ転入 2日本へ帰国 3同じ東南アジア圏である早稲田シンガポール高校(寮があるので)などを受験、といった選択肢を迫られることとなります。(ベトナムの現地高校に通う、という可能性はほぼ無いです。)


④インターナショナルスクールリスト

ホーチミン市内のインターナショナルスクール探しに役立つサイト↓

外務省のサイト↓

こちらで紹介されているのは、下記4校。ホーチミン在住邦人の中ではメジャーどころです。

AIS(オーストラリアン インターナショナルスクール)2区 IBコースに日本語専攻がある

BIS(ブリティッシュ インターナショナルスクール)2区 ハノイにもあり。

ISHCMC (インターナショナルスクール ホーチミンシティ/通称イシュミック)2区

SSIS (サイゴンサウス インターナショナルスクール)7区  高学年での入学難易度高、他のインターからの転入も多い アメリカ系

他、我が家は7区内をメインに探したので、出てきたのは、

Renaissance International school (英国カリキュラム)

Canadian International school (カナダカリキュラム)

ABC International school  (英国カリキュラム)

先に述べた、小学校入学までのインター幼稚園は(7区)

Saigon Montessori International Kindergarten(モンテッソーリ教育)1~6歳クラス

LG Educational Center 幼児クラスと別にアフタースクールの習い事として通えるクラスもあり。(バレエや体操、Hip-Hopなどからコーディング、サイエンス、アートのクラスや、ディベート、アカデミックライティング、パブリックスピーキングといった英語補強のクラスもあります。)習い事のトライアルで何度かお邪魔しましたが、スタッフの方、皆英語が流暢でびっくりしました。(わりと、こういう語学学校の受付にいるベトナム人スタッフの英語力は、そこまで高くないことが多いので)

Kids club Saigon 1歳半~6歳までクラスあり ここに通っていたお友達の話だと、SSISで働いていた先生が創立したとか。

Poly Foreign Language Center 娘が今クラスで仲の良い韓国のお友達は4~6歳対象のEarly Childhood コースで英語を学んで、G1のタイミングで今のインターに入学。宿題も多くて、今のインターよりずっと勉強してた、とママは言ってました。もともと韓国で創立された語学学校のようです。(日本人が通っているかは不明です)


次回、実際の学校選びについて書けたらなぁと思っています。よかったらのぞいてください。

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