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【御礼】Buried Alive III、時代作ってた。

 余韻がまだ抜けません。タイ出張や企画の準備や東京出張などバタバタしすぎて1か月以上更新が空いてしまいました。いつもお世話になっております、Ryotaです。

 少し日が空きましたが、全国からホットなクソデカ音圧/ローチューニングメタルコアバンドを大阪火影に集結させたイベント、Buried Alive IIIを完遂しました。前回が大きな反響を受け、あのイベントを超えるのはかなりのプレッシャーがありましたが、前回以上の集客や反響があったこと、大変うれしく思います。

 今回も「ライブハウスやバンドのブッキングでは実現できない極端なこと」を前提に、Buried Aliveの最後を飾るにふさわしく全国各地から注目が集まっている8組(うち県外勢6組、初大阪4組)で臨みました。惜しくもソールドに届かなかったのは心残りではありますが、バンドもオーディエンスも笑顔で楽しんでいるところを間近で見てきて、そして今なお余韻に浸っている様子を見ると「とんでもないことやっちゃったな」って思ってます。

 先日のライブで感じたこととか書き綴っていこうと思います。長くなりますが、来場していただいた方も、出演していただいた方も、お付き合いいただければ幸いです。

※各出演者・関係者の名前は原則敬称略になること、予めご了承ください。


①PartyPeak

 トッパーは神戸発ツインボーカル・ポストハードコアPartyPeakでした。3年前にコロナ禍真っただ中、神戸で「Stay Nerd / Stay Emotional」の開催を発表した際「UNIONS, Breathe My Wordsに負けないくらい関西のシーン盛り上げるんで出演させてください」と逆オファーしてくれたバンドだけあって思い入れも強いし、この3年間数々のライブで彼らの成長を見守ってきました。今回のイベントでは成長した彼らが全国の同世代と真剣勝負するにふさわしい機会だと思って声を掛けました。

 サポート含め通算4回目の出演になるGt. MACKYを正規メンバーに & 大阪発ラウドロックZEYΣのShoiをサポートメンバーに加え、赤い衣装を身にまとい3年ぶりに自分の企画に帰ってきた彼ら、1曲目から現名義としてのデビュー作 ''No Place'' ''Relo Relo'' とメタルコアを基軸にR&B, ヒップホップ, EDMなどチャラくてノリやすいダンサブルなトラックを連発。この日の少し前から先行でライブでお披露目されている ''Relo Relo'' は最後に一気にチューニングが下がる特大級のブレイクダウンとVo. Itsukiのえげつないグロウルが搭載されており、この一発で一気にBuried Aliveの「クソデカ音圧+ローチューニングの本質」を感じられたかと思います。


 「全身で音を感じて素直に音楽に浸ってください」とVo. NM RyutoのMC通り、続けざまに ''White Noise'' と ''Waking Up'' を披露。各メンバーのパフォーマンスもショーとして完成されていたのとともに、NM Ryutoがフロアに入っていったりして率先して熱くオーディエンスを煽っていくようになったのは大きかったですね。昔のライブ映像を見返すと割と淡々としていたイメージがあったので、今回のような熱量がそのまま返ってくるフロアライブではかなりポジティブに働いたと思います。

 PartyPeakのセトリもラストスパート。「あと2曲、みんなと一体感感じたい」と、今年の春にリリースされたキラーチューン ''Lost in Misery'' を披露。激しさとエモーショナルが織り合わさったドラマ性のある楽曲にトッパーからオーディエンスも滾りMAXで総掲げ。「好きなようにやってくれよお前ら!」とフロントマン二人も滾りすぎてフロアに飛び込んでいくスタイル、かましすぎ。最後は最もヘヴィで凶悪なショートトラック ''$c4ЯrEd'' で締めていきました。凶悪なスラムパートのイントロとデスコアがルーツにあるItsukiのグロウルとハイシャウトが繰り出される一曲、遂にBuried Aliveでお披露目できたようでよかったです。


 名前も音楽性もいで立ちも変わりましたが、「関西盛り上げたいって気持ちは変わらないし、むしろどんどん大きくなってきています」っていうVo. NM Ryutoの言葉には嘘偽りはなく、彼らをトッパーに置いたのは今までPROMPTSDEXCOREなど先輩バンドが出演するイベントのオープニングアクトを務めた経験が豊富で、一組目からBAIIIを盛り上げる重要な役割を果たしてくれると期待してのことですが、正直期待以上でしたね。この後出演するバンドへしっかりプレッシャーを与えて帰りました。

 こんだけカマしといてPartyPeakは年内ほとんどライブが決まっていないらしいんですが、MACKYはこのバンドの正規メンバー以外にもOLPHEUS, Dimrays, Sleepless With Isabelle, CYANSEAなど数々のバンドをサポートしている(任期満了済含む)ので、C-GATEのDr. Hirokiが5~6ステージくらい叩く''HIROKI GUILD''に倣って''MACKY GUILD'' をいつかやってくれるだろうと期待しています。



②SIGHTBACKS

 2組目はこの日が初大阪になる東京代表SIGHTBACKS。その先鋭的なメタルコアサウンドは早い段階でSailing Before The WindのBitoku氏の目にも留まっており自分もBitoku氏に勧められてずっと音源はチェックしていたんですが、後述のVOMIT OUT RESTRICTIONと並んで未だにライブを観たことがないバンドだけあってすごい楽しみにしてました。1年以上前から「次Buried AliveやるときはSIGHTBACKSに出てもらう」っていうのは決めていたので、素直に待望系です。

 Sup Gt.にCataのTaikiを加えて臨んだ今回の公演、1発目から ''ZONE'' ''SWOOPDOWN'' ''MURDERGIRL'' と、サイバーパンクっぽいエレクトロ/インダストリアル要素やジェットコースター級の予測困難な展開を織り交ぜた時代の先を行くサウンドはまさに25分のセットリストが体感5分に感じる目まぐるしさ。Vo. Sotaは特にそうなんですが、良い意味で気取ってない/力まないながらも、その場の雰囲気を強引に自分らのフィールドに引き摺り込む貪欲さが見えるエネルギッシュなライブスタイルは初大阪でも関係なく空気感を冷ますことなく熱いものにしていきました。


 しっかりと各メンバーも埋もれることなく見せ場を作っており、 ''ZONE'' ではTaikiがコテコテのギターソロ、''MURDERGIRL'' ではBa. B.Pが「俺と銃の打ち合いしようぜ」と同期に合わせてベースを銃のように構えたりとパフォーマンス。ただそれだけではなく、競争の激しい東京のシーンで戦っているだけあって、予測不可能な展開に置いて行かれない確かな演奏力もこのバンドにはありましたね。4人体制だとギターもベースもドラムも埋もれることなくしっかり聞こえるから誤魔化しが効かないので。

 そしてセットリストは後半戦、最もデスコアチックに寄せた最新作 ''Bite to Death'' へ畳みかけていきます。カオティックな展開を提示するDr. Shuya a.k.a. 餃子王のブラストビートや不穏なリードギターからも厳ついですが、荘厳なキャッチーなコーラスパートも備えられておりしっかりとノリやすさも意識。そしてこの曲の後半には叩きつけるようなブレイクダウンパートがあるんですが、その前振りにはShuyaがドラムセットからいなくなってフロアへ直行。どこぞのメタルコアバンドのギタリストを思い出しました。


 ''Digital Insects''を経て、最後は代表曲の一つ ''RACEBACK'' で締めくくりました。孫悟空並みに「かめはめ波」のジェスチャーを繰り出したSotaを観てもわかるんですが、みんな楽しそうにライブをしているのがひしひしと伝わりましたし、初大阪ながらその25分でしっかりオーディエンスの心をつかんでいきました。彼が言っていた通り、今回初大阪のバンドにも暖かく迎え入れることができる愛のある空間を作り上げられることができたっていうのは大きいと思います。


 SIGHTBACKSは都内でライブ色々決まっており、先日もSIGHTBACKSのスタッフとして大阪来ていたwataruのバンドLost in againのレコ発にも出演していたんですが(しかもInvert Hourglass & Optimistも一緒、ツアーかな?)、そのなかでも重要なのはバンド紹介でも言及していた彼らの始動2周年企画 (11/4)ですね。今回が初共演だったSUBLIMINALSと同じ東京代表として出演した同期ALIOTHも出演するこの日、また大阪に帰ってくることを期待しましょう。



③VOMIT OUT RESTRICTION

 3番手には初大阪どころかこの日が初の北海道外でのライブだったVOMIT OUT RESTRICTION。今回設けた公募枠から選出したのはHIKAGE, Calls Name Againと次々と北海道の若手が本州へ飛び出してきている現行の北海道のライブシーンで一番ヘヴィなメタルコアバンドとして活動している彼らが、各地の同世代とガチンコ勝負することでどこまでカマせるか見てみたかった側面があるんですが、全然負けてないししっかりと爪痕を残してくれたな~っていうのを感じました。

 公募枠の選考が通ったこと(+その段階で出演が決まっていたバンド)をVo. Kotaroに伝えた時、「動揺しすぎてその日出ていたライブのことを思い出せなかった」と嬉しさを爆発させていた彼らですが、しょっぱなから ''MBF'' ''Downfall'' とデスコア調の曲を連発。''MBF'' で出てくるタッピングパートや時折出てくるBa. ショウヤ & Gt. GarSuuの変態的なフレーズを聴いてもわかる通り、各メンバーの演奏技術は今回のラインナップでも相当なもの。ショウヤのベースをぶん回しながらフロアへ駈け込んでいく光景もどこか壊れないか若干冷や冷やしていました。


 そしてセットリストは中盤戦、8月にリリースされた「シンプルイズベスト」なキラーチューン ''Break the cage'' へと畳みかけていきます。ド変態/テクニカルなフレーズを排しライブを意識したこの曲、ブレイクダウンではVORスタッフでショウヤの奥さんでもあるGinaも撮影そっちのけでピットへ直行。どうやら彼女が一番今回のイベントを楽しみにしていたようで、そりゃ初めて観るバンドばかりなら滾りすぎて我を忘れちゃいますよね、それがいいんです。しっかりと笑顔で遊んでいて微笑ましかったです。


 そしてセットリスト終盤にはまだ未音源化の新曲 ''BLVCK OUT'' 、VOMIT OUT RESTRICTIONはメロディックメタルコア, プログレ, デスコア, ハードコアと多種多様なジャンルを取り入れた引き出しの多さがウリなんですが、その中でも漢らしいメロディックメタルコアに仕上がった一曲はシンガロングパートも搭載されていて拳掲げる系。最後は「北国の北海道らしい
メタルコアをやります」とKotaroのMCと共に披露されたのは、EP ''FIVE'' のリードトラック ''WHITE OUT''。25分に全てを賭けたようなパフォーマンスは火影にしっかり爪痕を残してくれました。


 今回初の道外 + 全国との同世代との共演ということで札幌の看板を背負っているだけでなく、「北海道のシーンを盛り上げる」という目標を持っていることもあってこの一日に賭けてきた彼らですが、間違いなくほかのバンドにも負けない勢いでカマしてたと思います。これから東京含め道外にもガンガン進出だけでなく本州のバンドも札幌へ呼ぶ企画の開催も目指していくとのことなので、皆さんも来年はVOMIT OUT RESTRICTIONの動きには要注目です。

 今回のBAは各地のバンドが大阪に集結ということもあって皆の動向を見るのがすごい楽しかったんですが、特にVORはしっかり満喫したようで今も余韻から抜け出せない様子。撮影そっちのけでピットに突っ込んだGinaもそうですが、大阪で80万くらいするDingwallのベースをお土産に買って帰るショウヤも含め、「キクチ夫妻すげえわぁ…」と思わされました。新千歳空港にPCを置き忘れて、札幌返ってすぐ夜勤を終えた後空港まで取りに帰ったDr.ウエキシンノスケはドンマイです。


④Invert Hourglass

 前半戦ラストにはこちらも初大阪となるInvert Hourglassを置きました。前名義のCurse of my hands含め1年くらい前まではなかなか活動が安定しなかったものの、Gt. Neo & Dr. 川瀬洋輔の加入でやっと落ち着きを見せ、昨年末のLaikaとのスプリットを出して以来、今年は4月のデビューEPリリースや地元の大先輩a crowd of rebellionとの共演など、Invert Hourglassとして大きな一歩を彼らですが、今勢いに乗っているこのタイミングこそが大阪に呼ぶ絶好のチャンスということでお誘いさせていただきました。


 ここ最近は4人体制でのライブが多かった彼らは久々にフルメンバーで出演。イントロのSE ''Leaving'' を経て過去との決別を表現した ''Curse of my hands'' から既に鳥肌立ちました。冷ややかでシリアスながらもエモーショナルな世界観を提示した同期をバックに、タイトなバンドサウンドが織合わさって早速心を抉られましたが、容姿端麗で華があるフロントマンVo. Yukiのローミッドが効いたスクリームも相変わらずカッコよくて嫉妬してしまいます。

 新イントロ ''Entrance'' を経て ''Berserker''と現体制Invert Hourglassとして無駄をそぎ落としたソリッドなメタルコアチューンへと畳み込んでいきます。''Berserker'' ではOPTIMISTのVo. Kanoの早すぎる登場、Yukiに「まだ早い、まだ早いよ~」と突っ込みを入れられその場に立ち尽くす光景にBa. Komaも笑わずにいられなかったとのこと。ブレイクダウン前にはKanoがkomaにマイクを向けフロアではALIOTHの面々がバーサクモードでフロアを散らかしたかと思えば、Kanoがfeat.している傍らYukiが指揮者モードに移行していたりと、動画を見返すと余りの情報量の多さに笑いました。


 その後は''Nothing is Permanent'' ~ ''End of the Spiral'' へと楽曲はダークな路線からエモーショナルな側面へシフトしていきます。''Nothing is Permanent'' の「スローなイントロから徐々に早くなっていき、スピード感あふれるパートに移行する」展開が相変わらず完成されています。Komaもブレイクダウン前で演奏を放棄して叫び散らかしたり、珍しくGt. Suguruも「そこ突っ立ってんじゃねえよ!」と煽り散らかしていくのも楽曲の不穏さにマッチしていて滾りました。''End of the Spiral'' のクライマックス感あふれる壮大なコーラスパートも鳥肌ものでしたね。


 「もう何も言わなくてもわかる若手が集結したイベント、何も考えずに遊んでほしい」とYukiのMC通り、最後には最新作である ''Peacebreak'' を披露。四つ打ちのEDMパートやNeoのテクニカルなタッピングを取り入れたこの曲は、キャッチーでダンサブルながらもそれまでのInvertのシリアスで冷たい世界観を崩さない絶妙なバランスで展開されており、フロアのオーディエンスも踊りださずにはいられませんでしたね。後に出てくるSUBLIMINALSの面々も「どハマり」しましたと絶賛していました。

 正直この日のライブ、後に出てくる出演者曰く「この後がかなりやりにくかった」レベルで仕上がってたと思います。移動スケジュールの都合で打ち上げで色々話せなかったのが心残りではありますが、ライブのパフォーマンスは説得力に満ちたものがありました。Komaも体調がベストではない中出演してくれてありがとうございました。

 Invert Hourglassも何件かライブが決まっており、(先述のLost in againレコ発除くと)Dr. 川瀬が別で活動しているアイリスアウトの自主企画、HOLLOW SHADEとのロングセットツーマンショー、そして後述しますがALIOTHの自主企画 & 3rdシングルレコ発になります。今年は躍進の1年でしたが、来年も新潟を中心に全国区で暴れまわってほしいです。 



⑤SUBLIMINALS

 後半戦一発目はホーム大阪のラウドシーンの最前線で戦っているSUBLIMINALSでした。今回のBuried Aliveを開催するにあたって関西勢誰にしようか?ってなった時このバンドを外さないわけにはいきませんでしたね。先述のSIGHTBACKSとの相性もそうなんですが、なにより重さ一辺倒ではないR&B, ヒップホップの要素を取り入れたキャッチーなアプローチはBuried Aliveとしても新たな挑戦だし、その隙のないパフォーマンスも県外のバンドを圧倒するものがあると期待していました。


 ロゴ付きナイロンジャケットで揃えたり、「火影ぶっ壊すから開業届用意してきます」というGt. BEYの言葉通りマジで開業届を持って来ててセトリの紙と一緒に貼り付けた時点で彼らの気合(と悪ノリ)を感じますが、1曲目から"D.P."  "Bad GirlLady" と彼らなりの自由なサウンドで一気にフロアを盛り上げていきます。ただ、その自由なサウンドにも確かな演奏技術の裏打ちがあり、その中でもテクニカルなシュレッドリードを弾き倒すGt. Kenchan & その実力でPaledusk, GraupelとサポートしてきたDr. Keikiは対バン相手が戦慄しそうなレベルで卓越してましたね…。


 「重い音楽軽い音楽あるし、BAのコンセプトは素晴らしいと思いますが、そもそも音楽って音を楽しむもんでしょ?、俺らは俺らの音楽にプライド持ってます」と真っ向からBuried Aliveに挑戦したVo. AtsushiのMCと共に、ここで最新シングル ''Chase Again'' &「ハッピーな曲持ってきました」と ''Modulation'' をドロップ。大胆なテンポチェンジやテクニカルなシュレッドなどスリリングでぶっ飛んだ展開で、観るたびに「次は何をしでかしてくれるんだろう」という気持ちにさせてくれる一曲ですが、オーディエンスも同じ気持ちになっていると確信します。


 そして今回のライブ、当日になって公式から急遽お披露目アナウンスされていた完全新曲 ''Karman Line'' をドロップ。Kenchanのタッピングを交えた長尺のシュレッドやAtsushiのメロウなクリーンボーカルがしっかり活きた楽曲になっていますが、この曲のぶっ飛んでいるところは近年のEarthists.にも共通するチョップを入れたエキセントリックなイントロ。聴きたい人は今後のライブで体験してください。今回のBuried Aliveでは異色ともいえる明るめなトーンとキャッチーなノリやすさというのは逆説的にヘヴィさを強調させる見方もあり得るなと再認識しました。


最後は定番曲 ''Domination''で締めたんですが、その前の「俺らでも共演相手でもカッコ良かったって声をかけてほしい」とポジティブなMCを放つAtsushiとは対極的に、「最近友達が炎上したんやけど、SNSうっさいねん!(中略)周りに流されずカッコよく生きようや」とネガティブな話題から切り出すVo. H.Takaのコントラストも刺さりましたね。このバンドライブ活動開始からまだ2年経ってないんですが、単純に演奏が上手いとか楽曲の構成が斬新かつ綿密とかそういう部分だけでなく、各メンバーのキャラクター性もはっきり立っているのもこのバンドが愛されているんだなと再認識しましたね。

 今回ラインナップの半分ほどが初共演だった中、しっかりと共演相手のその実力と関西の最前線に立つバンドとしてのプライドを見せつけた彼らですが、今後のライブも結構決まっているようで、PRAISEのツアー大阪編(10/13)、SIGHTBACKS2周年企画(11/4)、先輩イベンターゆうし氏の企画 ''Crazy Night'' (11/25)、アイリフドーパやa crowd of rebellionとの共演(12/15、画像)、CHASEDの自主企画(12/23)と熱い案件が増えています。来年はもっと県外に飛び出すことが多くなると思うので、今後の動向には要チェックです。



⑥OPTIMIST

 一番キャッチーでハッピーなSUBLIMINALSから、バトンは最もヘヴィで不穏なOPTIMISTに手渡されます。前回のBuried Aliveの時点で大阪に呼ぶかどうか候補には挙げていて、その時は彼らの先輩にあたる提婆達多不祀と共演してほしいということで実現はしませんでしたが、Buried Alive IIIを構想するにあたって最初から誘うことを決めていたバンドの一つとして彼らが適任だと決めていました。平均年齢20~21歳ながらも国内のどのバンドにも例えることができない異質かつ独自のアプローチを取り入れる楽曲にはSUGGESTIONSや不祀などが好きなリスナーにも刺さるでしょうし、何よりも火影という雰囲気にぴったりじゃないでしょうか?


 正規ドラマー不在のためSup Dr.のYohei(18歳、マジで?)を加えた体制で臨んだ今回、UKドリルのSEをバックに出番がスタート。そこから ''Juavo'', ''Origin'' ''PSYCHO'' と、「バイオハザード」「Dead Space」などSFホラー染みた不穏さと今回のラインナップ一の「体調に異常をきたすレベルのクソデカ音圧」と「極限まで低くしたローチューニングサウンド」がオーディエンスを襲います。そしてフードを被ったVo. Kanoのいで立ち、相変わらず本当に20歳なのか疑うレベルで貫禄があってただただ圧倒されていました。

 ただ、さらにこのバンドの底知れなさがうかがえるのは所々UKドリルなどのヒップホップをSEに使う所。T.M. MUSICのMarina氏曰く「独特すぎるどんよりとした空気感とアメコミのようなビビッドなノリが混ざった」空気感は何物にも形容できないと思います。


 セットリストは中盤戦、ここでキャリア初のMV曲である ''Genom'' を披露。イントロでKanoが言葉少なく「簡単簡単、踊るだけ」「ただ体揺らすだけ」と繰り返すMVもこのバンドの正体不明さを象徴する一節だと思いますが、この曲確かにトラップっぽいリズムも感じられて滅茶苦茶ノリやすいんですよね。年始に仙台行ったときにぶち上がっていたオーディエンスを見かけたんですが、納得がいきました。ブレイクダウン前にはテンション上がりすぎてGt. Sougoがフロアに突っ込んだのも印象的です。


 そしてここで ''PSYCHO'' と並んで先日リリースされた提婆達多とのスプリット ''VIRGIN'' に収録されている新曲 ''Cold Neon'' を披露。OPTIMISTの不穏なニューメタルコア/デスコア調のリズムにKanoとSuguru Ohtakaの日本語ラップをちりばめたキラートラックですが、今回ゲストボーカル部分は同期で対処。実際のfeat.は後述するリリースパーティーまでおあずけってことですね、完全再現は後述するレコ発に遊びに行きましょう(動画上げていないのはほかの理由もありますが)。

 前回出演してくれた提婆達多のGt. Zoiが「また仙台のバンドを大阪に呼んでもらえるように」と大阪のライブシーンの暖かさを感じてくれたように、OPTIMISTもKanoが「暖かくて、また来たいと思った」と言ってくれて嬉しかったです。最後はデビューシングルから最もスペーシーなイントロから始まる ''Useless'' を披露。今まで仙台・東京・名古屋でも共演してきた盟友Invert HourglassからYukiもfeatで華を添え、オーディエンスに強烈なインパクトを残したOPTIMISTの初大阪は終わりました。この後終演後大阪から仙台までバスで帰ったKanoは特にお疲れ様です。



 先日発表されたとおり来年2月をもって活動休止に入るOPTIMIST、Sougo曰く「脱退も解散もせずに一旦バンドとして足を止めるのが正解なんじゃないかな」ということなので、またいつかステージに帰ってくると信じてるし何よりも彼らと一緒に最高の1日を作り上げられたことに感謝してもしきれません。帰ってきたら盛大に「おかえり」って言ってあげたいです。


 活休までの大きな動きとしては、先月リリースした提婆達多とのスプリットEP ''VIRGIN'' のレコ発が控えており、今までのBuried Aliveに出演したアクトで言えばALIOTHが仙台編、EvilgloomとBloom in the Crevasseが東京編に出演します。年始に彼らの共同企画に行ったからこそ言えるのですが、間違いなくこの2バンドしかできないメタルコア/ハードコアのクロスオーバーイベントです。そしてOPTIMISTはこのレコ発が活休前最後の東京になるので是非遊びに行きましょう。



⑦ALIOTH

 トリ前には今回のラインナップで最もストレートかつ熱いモダンメタルコアALIOTHを置きました。前回のBuried Aliveでトリを務めた彼らの先輩Nimbusがそうだったように、わかりやすいモッシュパートと拳を掲げられるメロディアスなパートが多いだけでなく、ステージ上での彼らの滾りMAXなパフォーマンスはキャリアの長さと無関係に間違いなくその盛り上がりを保ったままトリのEvilgloomへと繋げられると期待を寄せていました。


 Sup Dr.ぐっち (ex-RAG & Sup. SEVER BLACK PARANOIA、そしてSBPではex-ELYSIUMのTakumiとも活動、何の因果だろうか?)を加えた4人体制で活動している彼ら、「一音目から体動かせるセトリ」と予告されていた通り、 ''-Yig-'' ~ ''Beyond into Revival''とハードコアに寄ったモッシーなショートトラックを連発。「最初からそこ(フロア)開けろ!」とギター弾くどころか同期鳴って2秒で煽り散らかす+演奏始まって速攻フロアへ突っ込むGt. 寛斗を始め、「しゃらくせえなあ、ウソツキばっかだなあ!」と煽り倒していくVo. TELやBa. Ryuto見てもわかる通り爆発寸前だった様子。さすがに筆者もスイッチ入りました。


 ここから定番曲 ''Shadows Fall'', 彼らの楽曲の中で最もヘヴィな ''Crusis'' をプレイ。モダンメタルコアの王道を貫くメロディックなリフワークや熱いシンガロングパート、そしてタイトなブレイクでしっかりフロアの熱を上げていきます。Ryutoも竹槍特攻隊と化してフロアへ飛び出したり寛斗が「おい今しかねえぞ、そこ開けろ!」としっかり煽り立てていく様はマジで休まる暇がなくて最高でした。あとまだ音源化されていない曲 ''Crusis''、マジで厳つくないですか?中盤からずっとモッシュパートのこの曲、滾らないほうが不作法というもの。東京スタイルをしっかりと見せつけていきます。


 セトリも後半戦、ここで今年の春にリリースした盟友ABLAZE IN VEINSとのスプリット ''Our Sanctuary at Daybreak'' 収録の ''Lunar Dreams'' を披露。今回の公演、ALIOTHのライブではお馴染みのPAスタッフであるソーマ・タクミも帯同で参加していたんですが、彼らの楽曲で一番チューニングが低い曲かつCrystal lake直系のスペーシーなアトモスフィアも合わさって、火影でこんな月面破壊系ブレイクダウンやったら火影消滅するんちゃうかと不安になりましたが無事でよかったです。あとTELが落としかけた帽子をしっかりキャッチするのも印象的でした。


最後は定番曲 ''Fearless'' をプレイ。正直この日は最後の ''Fearless'' が彼らのライブのすべてを物語っていましたね。「大好きなイベントも、大好きなシーンも、大好きな音楽も、あなたたちのサポートがなくなったら俺らがいなくなります、あんたらが好きなものを、あなたたちの手で、俺らと一緒に盛り上げてほしい」と不器用ながらも嘘偽りのない情熱で紡いでくMCとか滾りすぎてフロアへ突っ込んでクラウドサーフするTELを観てても、気持ちの入り方が尋常じゃなかったのは伝わると思います。多分この日ALIOTHを観たことない人多かったと思うんですが、大サビで皆が拳を掲げている様子を見ている姿は本当にすさまじかったです。


 今年はABLAZE IN VEINSとのスプリットEPリリース & 東名阪ツアー、自主企画、MAKE MY DAY主催のサーキットイベントへの出演など大躍進の年だったALIOTHですが、ライブ後言及されていた通り11月末には3rdシングルリリース & 12/2には自主企画兼レコ発と今年の活動の締めくくりにふさわしい予定が控えています。今回共演したInvert Hourglassや前回のBAにも出演したNimbusと既に只物ならぬ雰囲気が漂っているこの日ですが、さらには寛斗が働いているクソデカバーガー屋PLAYERS BURGERもフードとして出店。筆者も次に横浜行ったときは食べに行こうと思っています。


 あと、この日のライブは公式が上げてくれているので、当日いた人も行けなかった人も是非観てみてください。ミスも含め嘘偽りのない100%純粋なライブ、その場の臨場感が伝わってくれると嬉しいです。



⑧Evilgloom

 トリは福岡 ''Heavy New Groove'' Evilgloomに締めくくってもらいました。前回から唯一続投で出演いただいているのもそうなんですが、それ以上にこの一年間でアルバム ''Addictions'' 東名阪福4公演レコ発ツアー、Stray From The PathAlpha Wolfなど今回のラインナップで唯一海外のアクトとも共演を果たしたりなど、バンドとしても着実にステップアップしてきました。今回彼らをトリに置くことは出演を承諾いただいた時点から決めていたのですが、それは彼らが日本のメタルコアひいてはヘヴィミュージックシーンの最先端を駆け抜けつつ確かな実績を残しているからこそです。


 前回の大阪では諸事情で不在だったSup Gt. $ANA£-monを迎えたフルメンバー体制 (+Ba. JustyがSleep TokenのBa. IIIよろしくMNG、公演前日に東京までDarkest Hourを観に行ってから大阪まで駆けつけてくれたDr. tsyも本当にお疲れさまでした…)で臨んだ今回、1曲目からアルバム収録曲 ''Glitch'' ~ ''Anathema'' とBuried Aliveのコンセプトにふさわしいモッシーな曲を連発。前回でも一気に終盤にかけてガラッとその場の空気を変えていきましたが、今回も完全にその圧倒的なクソデカ音圧とパフォーマンスと時代の最先端を行くニューメタルコアスタイルでフロアに一気に燃料を投下。


 そしてここでVo. Demi加入前の初期の楽曲 ''Presage'' を「シークレットプレゼント」として投下。初ライブ直後にコロナ禍に入った+メンバーも入れ替わったのでそれ以降ライブでは全く披露されていなかったのですが、そのChugcore(Chug Collective)付近の病的で退廃的なサウンドだった初期とベースミュージック/EDMなど多種多様なサウンドを取り入れた現在のスタイルを聴き比べると、いかにGt/Composer.YuUはじめバンドとしてサウンドが進化したのかがはっきりわかります。ただ、Evilgloomに関しては始動当時から目星を付けていたので感慨深いです。


 セトリも中盤戦、Demi加入後に初期の楽曲をリメイクした ''Sickness 1.3.9''では「突っ立ってるだけじゃ意味ねえだろ行けボケェ!」という煽りと共にこの日で一番のモッシュピットとローチューニングブレイクダウンが生成。アルバム収録曲でもある ''Malignant'' では発表当時話題だった$ANA£-monのクリーンボーカルが炸裂。前回ではヘヴィネスを前面に押し出していたセットリストだった彼らでしたが、この曲で(SUBLIMINALSの出演もそうでしたが)Buried Aliveというイベントが「クソデカ音圧/ローチューニングメタルコア・デスコア」にとどまらない可能性を見いだせた気がします。

 ''Buster Call''ではAlpha Wolfヘッドラインツアーで$ANA£-monの代打を務めたOPTIMISTのSougoがギターでfeat.、手持ち無沙汰だったYuUはクラウドサーフやモッシュと破天荒にステージを盛り上げていきます。今回各バンド同士世代が近い + 共演したことのある組み合わせがあったりするので、皆ある程度の競争心やライバル意識はありつつも仲の良さが伺えるハッピーな空間が出来上がってましたが、これもその一部分ですね。


 そしてセットリストの最後には「ヘヴィネス路線とメロディアス路線のどちらもレベルの高い合格点をオールウェイズ出したく書いた神田神保町店直系のタイトルトラック ''Addictions'' を大阪初披露。Demiのセルフライナーノーツにもある通りこの曲はすべての挫折した者に向けたアンセム。筆者は福岡のツアーファイナルで一足先にライブで観ましたが、福岡ひいては国内メタルコアの最前線を走るバンドとしての意志をひしひしと感じました。


 これでBuried Alive IIIも終了…と思ってたら、アレがあったの忘れてましたね。アンコールはしっかりパーティーハードな ''INTERLVDE'' で締めてくれました。「全員来い、踊れんだろお前らぁ!」とDemiが煽ると、SUBLIMINALSのBa. Keisaku, OPTIMISTのSougo & Kano, SIGHTBACKSのSota & B.P.も演者側のフロアへ登場。言葉で言い表せないくらいすごかった(こなみ)。


 あのMCに関しては後述するとして、Evilgloomの次のライブは先日の提婆達多 & OPTIMISTのスプリットEPリリースツアー東京編です。年内ラスト東京とのことなので、While She Sleeps来日やGood Grief主催のフェスなど都内は被りハードですが要チェック。

末筆

今回は演者全員揃ってマジでよかった

 気づいたらここまでで14,000文字、多分今までのライブレポでも一番長いんじゃないかな。年始からこのイベントを計画して、全国に足を運んでいろんなバンドに声をかけて、公募枠も設けて全国のバンドからラブコールをもらって…とこのイベントを立ち上げた当初含めると相当な思い入れがあったBuried Alive IIIでしたが、この日も入りから打ち上げまで楽しかったですね。自分のイベントで朝まで残ったの初めてでした(普段はタクシーで帰るか、一緒に帰路に就くバンドの機材車に乗せてもらうから)。少なくとも30年近く生きてきた人生で一番幸せな夜だったと思います。

 あの日言いたいこと、というか今回のイベントの立ち上げから思っていたことは全部EvilgloomのDemiが代弁してくれたんですが、

 今回全国から火影に集結してくれた8組は、現在進行形でメタルコア/ヘヴィミュージックシーンの最先端を走っているバンドしかいないし、そのうえで各地区の看板を背負ってお互いガチンコ勝負したらどういう景色が観れるのか純粋に興味がありました。この日バンド同士一定のライバル意識はありつつも仲の良さが現れた一日だったし(InvertのYukiは「野球部かと思った」って言ってたけどなんとなく合宿感はあった)、初対面になるバンドにとっては(特に関西勢とVORね)切磋琢磨して自分たちのホームから外へ飛び出すきっかけを作ってくれたら嬉しいなとか思ってます。

主催としてもただ「楽しかった」で終わってほしくないし、この日遊びに来てくれたオーディエンス、出演者、イベンター、バンド関係者関係なくこの日を経て皆が思い描く「次の一夜」に繋げていってほしいと思ってます

 そして今回のBuried Alive IIIを通して、出演してくれるバンドがいることや、関西県外関係なくチケット代を払って遊びに来てくれるオーディエンスの皆様(何なら今回京都で開催されていたCrystal Lakeのツアーとハシゴしてきてくれた方もいました)、当日に向けて運営をサポートしてくれている会場/バンド帯同のスタッフやカメラマンやデザイナーの助力があってこの一日は成り立ってるんだと再認識しました。各バンド与えられた時間で全力で戦っているからこそ、中途半端な気持ちで企画やっちゃいけないと思うんですよね。まあ意識していない主催者はだれひとりとしていないと信じたいんですが…

 あと一つだけ今回遊びに来てくれた皆様に問いたいのは、今回のイベントはチケット代3,200円分以上の価値があったと思いますか?皆に楽しんでもらえるように、自分は今まで積み上げてきたものや貫いてきた信念を賭けて勝負しましたが、皆様にはどう映りましたか?

改めて、出演いただいたPartyPeak, SIGHTBACKS, VOMIT OUT RESTRICTION, Invert Hourglass, SUBLIMINALS, OPTIMIST, ALIOTH, Evilgloom、各バンドのスタッフの皆様、フライヤーをデザインしてくれたTERU a.k.a. Luka、やりたい放題やらせてくれた心斎橋火影、カメラマンのHasumi Ai & Ryuhei、そして遊びに来てくれた皆様に心からお礼申し上げます。


今後のFieldismについて

①Buried Aliveはどうなるの?

 終演後に話した通り、Buried Aliveは今回で最後になります。というのも、「名前がそもそも読みにくい、''Buried (読みはベリード)''を間違えられる」「今後火影以外の会場での開催を検討している」とか細かい理由は探せばあるんですが、最大の理由は「もともと共催でやっていたイベントだから」です。特集でも話した通りこのイベントはもともと友人のがっしー君と始めたイベントで現在は自分の個人企画となっているわけですが、今回全国から集めた大掛かりなプロジェクトを完遂したことはじめ上記の理由も相あって「一旦Buried Aliveを終わらせて形を変えて再始動しよう」ということに決めました。

 ただし、「クソデカ音圧/ローチューニング」という方向性は健在で、すでにBAに代わる新しい企画名も考えているんですが、開催のタイミングは未定です。厳密には実はあるバンドが活動を始めたらまたやろうとは思っているんですが…。"出たい!"と思ったバンド様からの自薦もなるべく受けようかなとか考えているのでいつになるかわかりませんが、続報をお待ちいただければと思います。

 ②来年はイベントやるの?

実はまだ明確なプランは決めてません。6月のN.L.N.S、7月のSin Scriptureとの共催、先月のBuried Alive IIIと今年のイベントを完遂したばかりでやっと落ち着けそうなタイミングなので少しゆっくりしたいな~と。新曲特集も結構溜まってますしね。

 ぼんやりとしたイベント構想は何個かあって、個人的にもまだまだ大阪に呼びたいメタルコアバンドいるし、 ''N.L.N.S'' のようなポップパンク/オルタナ/ハードコア系もやっていきたいし、メロデス/メロディックメタルコア/ニュースクールのクロスオーバー系もやってみたいよねっていうのはあります。それをいつ形にできるかはわかりませんが…。

ただ、来年の後半(遅くとも再来年の春)には開催したいなというイベントはあります。叙情/エモーショナル/オタク要素のクロスオーバーイベント''Stay Nerd / Stay Emotional'' のリベンジですね。

 あの時はコロナ禍真っ盛りで呼べなかったバンドも大勢いますし、今までいろいろタイミングが合わなくて先延ばしにしてきたけども3~4年温めているこのイベントもそろそろ形にしたいなと。呼びたいバンドとフライヤーのインスピレーション元は既に決めてます(ヒントはXのヘッダー)。

 あと、自分が主導するだけでなく、Sin Scriptureの時みたいにバンドとの共催という形で主に初めて大阪に来るバンド様向けにレコ発ツアー/自主企画のサポートも承っているので、そのあたりも気軽にご相談いただけると幸いです。


滅茶苦茶長くなりましたがこの辺でここまでお読みいただきありがとうございました。気に入ったら是非こちらのnoteやTwitterアカウントをフォローしてもらえると幸いです。あと感想やシェアして広めてもらえると励みになります。


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