『支障が出るとは考えていない』 安永恵子 佐賀県弁護士会会長 公安委員会委員長 安永法律事務所 顧問契約 佐賀県警察 2021.04.06 日本 佐賀県 20210407

 2021.04.06佐賀県警察と顧問契約を結ぶ安永法律事務所の安永恵子弁護士が、公安委員会委員長と佐賀県弁護士会会長を兼務することが明らかとなっています。

http://www.yasunaga-law.jp/lawyer/index02.html
安永恵子 | 安永法律事務所
https://www.police.pref.saga.jp/koan/_1282.html
佐賀県公安委員会委員長・委員のプロフィール | 佐賀県警察本部
委員長
やすなが けいこ
安永恵子(46歳)
H30.10.16~R3.10.15
弁護士

 安永恵子弁護士は、公安委員会委員長と佐賀県弁護士会会長の兼務について、『県公安委は県警を管理する役割。権限の行使であるとか活動に対して支障が出るとは考えていない』としています。

http://www.asahi.com/articles/ASP4676C7P46TTHB00D.html
佐賀県公安委員長が県弁護士会長を兼務 支障「なし」:朝日新聞デジタル
佐賀県弁護士会の新会長に副会長の安永恵子氏(47)が就任し、6日に記者会見を開いた。安永氏は県公安委員会の委員長も務めており、所属する安永法律事務所は県警が顧問契約する弁護士事務所。県弁護士会長は人権を擁護する観点から、時に検察や警察に批判的な声明も出す立場となりうるが、安永氏は県公安委員長との両立に「支障はない」との見解を示した。

 安永恵子弁護士は、安永法律事務所の佐賀県警察との顧問契約について、『少なくとも私個人が顧問弁護士契約をしているわけではない。これ以上の回答は控えた』としています。

http://www.asahi.com/articles/ASP4676C7P46TTHB00D.html
佐賀県公安委員長が県弁護士会長を兼務 支障「なし」:朝日新聞デジタル
所属事務所が県警の顧問弁護士事務所を務める点は、「少なくとも私個人が顧問弁護士契約をしているわけではない。これ以上の回答は控えたい」とした。

 2019年10月福岡県太宰府市で主婦が暴行を受け死亡した事件が発生しています。
 この事件の被害者の家族は、事件前に被告から被害者を引き離してほしいと佐賀県警察鳥栖署に複数回相談しています。
 しかし、被害届は受理されなかったため、事件化されず、その結果、被害者は死亡しています。
 被害者の遺族は、事件発生前に被害届を受理しなかった佐賀県警察の対応について第三者による調査を求めています。
 これに対し、佐賀県公安委員会が、遺族から聞き取りをせず結論を出していたことが明らかとなっています。
 また、回答も文書のみで直接説明していなかったことが明らかとなっています。
 この問題について、2021.02.25県警の松下徹本部長は就任記者会見で、佐賀県公安委員会が2021年1月から8回議論したことを明かにし、『委員のみで議論した。詳細は差し控える』としています。
 民主主義の法治国家である日本の警察が、主権者である国民からの被害届の内容を精査せず、不受理とし、その結果、暴行事件が発生し、被害者は死亡しています。
 また、これに対し被害者の遺族が調査を依頼したにもかかわらず、その調査を担う佐賀県公安委員会委員長である安永恵子弁護士が、遺族から聞き取りをせず、佐賀県公安委員会内のみで結論を出したことから、佐賀県の法執行機関が、独裁国家の秘密警察と同等であると判断されることは避けられません。

https://www.police.pref.saga.jp/
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http://mainichi.jp/articles/20210403/k00/00m/040/173000c
佐賀県公安委、遺族聴取せず結論 主婦暴行死、県警対応調査要請に | 毎日新聞
福岡県太宰府市で2019年10月に主婦が暴行を受け死亡した事件に絡み、事件前に被害届を受理しなかった佐賀県警の対応について、遺族から第三者を入れた調査を求められた県公安委員会(委員長・安永恵子弁護士)が、遺族から聞き取りをせずに結論を出し、回答も文書のみで直接説明していなかったことが、関係者への取材で判明した。県公安委は「県警の第三者的管理機関」として回答したと説明するが、専門家からは調査の手法などを巡り疑問の声が出ている。

 遺族が第三者による再調査を求める要望書を佐賀県公安委員会に提出した際に対応したのは公安委員会補佐官室の山崎栄治室長です。
 その際、山崎栄治室長は、遺族の携帯電話とタブレットを箱に入れ、録音などの記録が残らないようにしています。
 この事例から、今後は、警察を訪問する際には、弁護士同伴で行くことが必須であると判断されます。

https://www.asahi.com/articles/ASP1M347LP1GTTHB00B.html
女性暴行死、遺族「そこまでされるのか」 公安委に不満:朝日新聞デジタル
遺族によると、応対は、県警総務課内にある公安委補佐官室の山崎栄治室長だった。場所は3階の公安委の部屋ではなく、1階の情報公開センター。遺族の携帯電話とタブレットは、箱に入れさせられた。

 この事例では、佐賀県警察と顧問契約を結ぶ安永法律事務所の佐賀県公安委員会委員長である安永恵子弁護士が、遺族の意向を無視し、佐賀県警察の意向に従い結論を出したと判断されることは避けられません。

http://www.asahi.com/articles/ASP326WGNP32TTHB00C.html
佐賀県公安委員長「事件化の判断難しかった」女性暴行死:朝日新聞デジタル
福岡県太宰府市の女性暴行死事件について、弁護士で佐賀県公安委員会委員長の安永恵子氏が2日、初めて公の場で発言した。「県警が女性に危険が及ぶと認識し、親族の被害についてただちに事件化の判断に至るのは難しかったと考えられる」とし、県警と歩調を合わせ、一連の対応を問題視しない姿勢を示した。
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2490.html
良心をもたない人たちへの対処法 | 草思社
マーサ・スタウト 著 /秋山勝 訳
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030791771-00
良心をもたない人たちへの対処法 (草思社): 2020|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
原タイトル: OUTSMARTING THE SOCIOPATH NEXT DOOR
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784794224903
良心をもたない人たちへの対処法 マーサ・スタウト(著/文) - 草思社 | 版元ドットコム
第7章 ソシオパスとナルシシスト──反社会性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害
自分しか愛せない者たちの心の世界
他人の感情を〝感じ取る〞能力が欠落した人たち
適度な自己愛と病理的な自己愛
自己愛性障害か、それとも社会病質か
ナルシシストに〝感染〞しやすい人たち
三つの特徴でソシオパスを見極める
〝熱い〞ナルシシストと〝冷たい〞ソシオパス
永遠に埋まらないソシオパスの心の穴

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http://www.asahi.com/articles/ASP4676C7P46TTHB00D.html
佐賀県公安委員長が県弁護士会長を兼務 支障「なし」:朝日新聞デジタル

http://mainichi.jp/articles/20210403/k00/00m/040/173000c
佐賀県公安委、遺族聴取せず結論 主婦暴行死、県警対応調査要請に | 毎日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASP326WGNP32TTHB00C.html
佐賀県公安委員長「事件化の判断難しかった」女性暴行死:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASP1M347LP1GTTHB00B.html
女性暴行死、遺族「そこまでされるのか」 公安委に不満:朝日新聞デジタル

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