【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第4回 室内でできる熱中症対策
6月に入り熱中症による救急搬送のニュースが増えてきました。
屋内での熱中症対策にはエアコンを適切に使うなど、温湿度を管理する事が重要です。
本記事を読んで、屋内の熱中症対策の参考にしてみてください!
エアコンを使用する際のポイント
屋内で熱中症を防ぐためには、エアコンを効果的に使用することが非常に大切です。以下の上手な使い方のポイントを押さえ、適切な使用を心掛けてください。
窓の外ですだれや緑のカーテンなどを使うことも窓からの日差しや反射を遮るには効果的です。難しい場合には、室内のカーテンやブラインドを使って日差しを遮断しましょう。
屋内で特に熱中症に注意が必要なシーン
総務省消防庁によると、実に約3割以上もの方が住居で熱中症にかかっているというデータもあります。屋内でも、熱中症が発生する要因は屋外と同様で環境、行動、体の3つです。
(以前のnoteで「熱中症の仕組みと症状」についてまとめていますのでこちらもご覧ください!)
特に注意が必要なシーンごとに適切な対策を記載していますので、参考にしてみてください。
エアコン使用時に注意!「28℃」の目安について
クールビズや省エネの基準として、エアコンは28℃を目安に・・と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
この「28℃」は室温の目安を指しています!
エアコンの設定温度ではありませんのでご注意ください。
またこの数値はあくまでも目安となり、外気音や湿度、お部屋の立地や環境によって設定すべき温度は異なります。
「28℃」設定について正しく認識し、室内の環境やご自身の体調を考慮して、適切な温度でエアコンをご使用ください。
室内にいても熱中症にかかってしまう可能性は大いにあります。部屋の中の温度・湿度を適切に保ち、対策を行うことを意識しましょう。
次回は「子どもの熱中症」について紹介します。
皆さんの熱中症対策の参考にぜひ読んでみてください!