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地域の防災に全面協力!~球磨村で防災学習に参加~

※2023年1月13日に公開した記事です

本日のゼネログでは、「防災行政無線システム」に関する出前授業を行った
熊本県・球磨村での防災学習の様子(2022年12月4日開催)をご紹介します!

球磨村では2018年から毎年12月の第一日曜日を「防災教育の日」と定め、地域住民が一体となり、実際の災害発生時を想定した訓練や防災教育などを通じて防災意識の向上を図っています。球磨村に防災行政無線システムを納入させていただいているご縁で、当社も今回初めて参加しました!

当日は住民約250名が参加しました。当社は球磨村に実際に納入したシステムを用いて、小中学生を対象とした授業を実施しました。実際のマイクを使用した放送の疑似体験や、万が一に備えて戸別受信機は定期的に電池交換することなど、楽しみながら防災について学べるプログラムを用意しました。

村役場からの放送を各家庭内へ伝達する戸別受信機球磨村では、村内の全世帯に設置されています。


「戸別受信機は1年に1回電池交換してくださいね!」など、必ず知ってほしいポイントを呼びかけました。

イベントではその他にも、災害発生時を想定した避難所の設営体験や、AEDの操作体験などが行われました。もしもの時の対応について、住民の皆さんで考え、一丸となって取り組まれている様子が印象的でした!

ダンボール素材のパーツを組み立てて、住民皆さんで力を合わせて避難所の設営を行いました。

当社は、防災行政無線システムの提供を通じ、安心して住み続けられる社会への貢献に取り組んでいます。しかし、突然の災害発生時に「機器の操作方法が分からない」ということや、「戸別受信機の電池が切れてしまっている!」といったトラブルが発生すると、住民の方々の安全を守ることが困難となってしまいます。
当社は今後も、製品の提供に留まらず、このような学習会などへの参加を通じて、災害時における住民の方々の安全確保に向けた取り組みにも全面的に協力していきます!

当社による球磨村へのシステム整備工事は、2019年に着工し、昨年5月に無事開局しました。
工事期間中には「令和2年7月豪雨」が発生し、球磨村でも多くの住民の方々が避難所生活を余儀なくされるなど、甚大な被害がありました。当社は、臨時の屋外災害対策本部から村内への一括放送が行えるよう手配を行ったほか、仮設住宅に優先して戸別受信機を設置するなど住民の方々に寄り添った早急な対応を行いました。このような当社の対応を評価いただき、感謝状もいただきました。
富士通ゼネラルからのお知らせ「住民の安全を最優先した対応に感謝状を授与されました」ページを見る

球磨村役場に設置された防災行政無線システムの親局(市町村の役所などに設置される情報を発信する拠点)