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心がぽっきり折れちゃった話

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#生きづらさ

いつか欠片を拾うまで

いつか欠片を拾うまで

1ヶ月の休職を経て、やはりこれ以上迷惑をかけることは出来ないと判断し退職した。
休職期間中、自分が本当にやりたいことって何だろうかと考えた。

やりたいことは未だ見つからないが、いくつになってもライフステージが変わっても変わらずに出来る仕事がしたい。

そう思うようになった。
昔から言葉が好きで、いつか外国語に関する仕事がしたいと思っていたので改めて勉強することにした。

病院の先生と相談してアル

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休職中のわたし

休職中のわたし

紆余曲折の末、休めることになった。
休職する前に、上司には"ご迷惑になるし戻って来られるか分からないので退職したい"(正直戻るつもりはなかった)と申し出たら却下された。

ともあれ、一旦離れられるということで開放感に溢れ帰宅した。
私は実家暮らしなので、母に伝えると
"ふーん、そう。早く辞めてきなー。そんなクソ会社。ともかくあんたが無事で良かったよ"
と返ってきた。
ちょっと予想していなかった言葉

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発作

発作

なんとなく騙し騙し過ごしていたが、5月に入ってから毎日涙が止まらなかった。
と思えば、涙が出ないほど元気がない時もあった。

5月はゴールデンウィークの影響で、日曜日以外のお休みが1日だけだった。
仕事をしてもしても休みが来ない。
頑張っても頑張ってもまだ足りない。
心がざわざわして、朝なんか来なくなれば良いのにと思った。
そう思っていたら、寝られなくなった。
2時間に1度目が覚める。
目覚ましよ

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社会人1ヶ月目

社会人1ヶ月目

入職後も特にこれといった研修がなかった。
私はてっきり、ビジネスマナーを教えてもらえるんだと思っていたが、実際は電話の取り方すら"やりながら覚えろ"と言われていた。

まともに研修させてくれないのに、失敗すれば患者さんからも上司からも怒られる。
何のためにここにいて、何のために働いているのか分からなくなった。

そのうちに始まった時間外労働。
当番制で、1週間に1.2回の早番と、同じ回数の遅番があ

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募る不信感

募る不信感

2月からスタートした早期アルバイト。
しばらくは研修だと思っていた。
しかし、薄い冊子を渡されただけで何もわからないまま仕事がスタートした。
同期は皆、専門卒。
11月から早期アルバイトに来ていたせいもあり、
私とはすでに2ヶ月の差があった。

コロナ禍ということもあり、事務所内は目まぐるしい。
その中で、誰かが何かを教えてくれるということもなく、ただ時間だけが過ぎた。
お昼休憩、女社会だからか新

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やってきた就職活動①

やってきた就職活動①

なんとなくの毎日を過ごしていたら
あっという間に就活生になった。

留学生といる自分が1番落ち着くと感じ、海外の人に関われるような仕事がしたいと思うようになった。

志望は、エアライン。
決めたら即行動!の私は、あらゆるノウハウを教えてもらうべく貯金の半分を出して大学3年生の秋からエアラインスクールに通った。
週に3回、朝の5時からバイトに行って9時に上がって午前中は大学で講義を受ける。終わったら

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