しんかいのりこ

看護師・感染管理認定看護師・感染症看護専門看護師 地域の基幹病院で30年勤務.2020年1月から新型コロナの感染対策や感染した患者の看護に携わる.現在は、大学の看護学部で教員として従事。感染管理の知識を活かし、看護教育や地域医療の貢献を目指す.

しんかいのりこ

看護師・感染管理認定看護師・感染症看護専門看護師 地域の基幹病院で30年勤務.2020年1月から新型コロナの感染対策や感染した患者の看護に携わる.現在は、大学の看護学部で教員として従事。感染管理の知識を活かし、看護教育や地域医療の貢献を目指す.

    最近の記事

    眼科診療における感染対策③医療環境の衛生管理

    感染症看護CNSのしんかいのりこです。 前回、眼科診療における具体的な感染対策その①「手指衛生」、その②「医療器具の洗浄・消毒・滅菌」ついて書かせていただきました。今回はその③「医療環境の衛生管理」について書かせていただきます。 眼科診療で、特に注意すべきことは、ウイルス性角膜炎など感染力が強く、感染が拡大しやすいといったことかと思います。加えて血液や涙、眼脂などの分泌物が環境に飛散、付着しやすい特徴もあります。 環境衛生の目的は、日常的に環境の清浄化を図ることで、医療者

      • 眼科診療における感染対策②     医療器具の洗浄・消毒・滅菌

        感染症看護CNSのしんかいのりこです。 前回、眼科診療における具体的な感染対策その①「手指衛生」について書かせていただきました。今回はその②「医療器具の洗浄・消毒・滅菌」について書かせていただきます。 医療器具の再処理サイクルとは 眼科診療に限ったことではありませんが、診察や手術で使用する医療器具は、使用した後、中央滅菌材料室などの洗浄エリアに回収して、洗浄・すすぎ・乾燥をし、その後器具の点検・組み立を行い、包装・滅菌をして汚染がないように保管し、払い出した後再び診察や

        • 眼科診療における具体的な感染対策① 手指衛生

          手指衛生の重要性 感染症看護CNSのしんかいのりこです。 前回に引き続き、今回は眼科診療における具体的な感染対策①手指衛生について書かせていただきます。 2020年1月に国内で発生した新型コロナウイルス感染症のパンデミックが収束せず、3年が経過しようとしています。日常的にマスクをつける日々が続き、家庭内だけでなく駅やお店などあらゆるところにアルコール手指消毒剤が設置され、手指衛生の大切さが広く認識されてきました。この手指衛生を改めて考えてみたいと思います。   アルコー

          • 眼科診療における感染対策について  お話しました

            11月13日(日)に千寿製薬株式会社主催の2022WEB眼科ICT研究会で、「眼科領域における感染対策と看護師の役割」というテーマでお話をさせていただきました。  私は感染症看護専門看護師と感染管理認定看護師の資格を持ち、急性期病院で院内の感染対策業務に従事していました。感染対策は、全ての患者さんとそのご家族、面会者(今はコロナ禍で多くの病院で面会が制限されていると思います)、病院に出入りする全ての人々と私たち医療従事者を医療関連感染から守るために実施が求められています。

            美点凝視という言葉を初めて知りました

            こんばんは。新改法子です。 今、参加している致知人間学読書会のことを書きたいと思います。 皆さん、致知という月刊誌をご存知ですか? これは致知出版社が発行している月刊誌で、人間学や仕事力が高まる記事がたくさん掲載されている人間学の雑誌です。 そして、あるご縁から、この致知出版認定人間学読書会に参加させていただいています。 読書会では、記事を一つ選んで、感想文を書き、それをグループに分かれて発表していくのですが、その時に、発表したメンバーに美点凝視を向けた感想を伝えると

            現場の最前線で頑張るナースを応援しています

            こんにちは 新改法子です。 新型コロナが発生してから2年半が過ぎましたが、いまだ収束が見えず、病院で勤務している医療職・介護職の皆さんには本当に頭が下がる思いです。 私は、今、大学の看護学部で教員をしていますが、その前は病院の感染管理チームに所属し、新型コロナの感染対策に携わっていました。 過酷な医療現場の最前線で、自分たちの感染リスクを負いながら、濃厚な身体接触が避けられない状況の中でも、愛護的なケアを続けているナースたちを身近で見てきて、その頑張りと使命感には、ただ

            はじめまして

            こんにちは。はじめまして。しんかいのりこです。 現在、大学の看護学部で教員をしています。30年間、基幹病院で看護師として勤務していました。手術室で勤務していた時、術後に手術の傷か感染し、とてもひどくなった患者さんがいました。なぜ感染したんだろう・・、感染を予防することはできなかったのだろうか・・と考えるうちに、感染予防や感染看護に興味がわき、日本看護協会が認定している感染管理の資格を取得し、そのあと10年くらい病院の感染管理業務に携わっていました。 コロナが発生してからは