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美点凝視という言葉を初めて知りました

こんばんは。新改法子です。

今、参加している致知人間学読書会のことを書きたいと思います。

皆さん、致知という月刊誌をご存知ですか?
これは致知出版社が発行している月刊誌で、人間学や仕事力が高まる記事がたくさん掲載されている人間学の雑誌です。

そして、あるご縁から、この致知出版認定人間学読書会に参加させていただいています。

読書会では、記事を一つ選んで、感想文を書き、それをグループに分かれて発表していくのですが、その時に、発表したメンバーに美点凝視を向けた感想を伝えるというのです。

美点凝視とは、

相手の短所や欠点に目を向けるのではなく、長所や徳性に意識的に目を向けること
https://www.chichi.co.jp/info/anthropology/anthropology_words/2018/%E7%BE%8E%E7%82%B9%E5%87%9D%E8%A6%96/
(致知出版社ホームページより)

つまり、相手の優れた部分を取り出して相手に魅力として伝え、勇気づけるということ。

私は、この「美点凝視」という言葉を初めて聞いたのですが、とても感動して深く心に響きました。とても大切なことなのですが、なかなかできないですよね。

看護師として現場で仕事をしていた時、日々の看護を振り返ることや、後輩に教育する機会がたくさんありましたが、なぜか、良くできたことを褒めるのでは、できていないことに目が行き、そこを指摘してしまう所がありました。そして、自分もあまり褒められたというよりは、指摘された記憶の方が多いかもしれません。
でも、実際に読書会で、私のつたない感想文でさえも、ものすごく褒めてくれて、恥ずかしい気持ちになりながらも、少しの自信と自分も相手を褒めてあげたい気持ちになりました。

デール.カーネギーの名著「人を動かす」の中にも、褒めることや長所を認めること、あら探しをしないことなどがあります。私はこの本が大好きなのですが、美点凝視という言葉を知って、この本とリンクし、はっと気づかされた気がしました。

今、私は、臨床現場から看護教育の現場にシフトし、教育の難しさにモヤモヤしていたのですが、この「美点凝視」に意識を向けた教育を目指したいと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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