ファイマテクノロジー

株式会社ファイマテクノロジーは『テクノロジーで働くヒトを助ける』をミッションに、AI(人工知能)、ディープラーニングを活用したサービスや人材育成支援を提供する名古屋発のスタートアップです。

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マガジン

  • 1paper

    • 4本

    英語論文の自動翻訳AI 「1paper(ワンペーパー)」のニュースや活用事例を紹介します https://1paper.jp/

  • 技術紹介

    AI(人工知能)、ディープラーニングを中心とした技術について紹介していきます。

最近の記事

AI×テクノロジーで研究者を支える存在になりたい!~ファイマテクノロジーが目指すもの~

みなさんこんにちは! 論文翻訳サービス「1paper(ワンペーパー)」や生成AI向けPDF抽出サービス 1extract(ワンエクストラクト)を展開する株式会社ファイマテクノロジーです。 今日もあらゆる分野での技術革新が進み、私たちの生活を豊かにしています。ファイマテクノロジーは、研究者が抱える課題をAIで解決し、より創造的な研究活動に集中できる環境を提供することを目指しています。 その想いの源泉を探るため、今回は代表取締役社長の土屋太助(つちやたいすけ)に「株式会社ファイ

    • AIが税理士の強い味方に!税理士が考える監査AI「カンサ君」で月次監査が5分に短縮、開発秘話を公開

      みなさんこんにちは! 「テクノロジーで働くヒトを助ける」株式会社ファイマテクノロジーです。 2024年7月31日に税理士のミカタ監査AI「カンサ君」の提供開始のプレスリリースを公開しました。一連の税理士の月次業務をAIを活用して税理士の定型・単純作業を自動化するサービスです。 公式サイト:https://www.go.zeirishi-mikata.com/kansa-ai お問い合わせはこちら:https://feynma.com/#contact リリース公開後、中部

      • 【生成AI活用方法】受注業務自働化アシスタント 〜実装編 ReActの場合〜

        こんにちは、ファイマテクノロジーの佐藤です。 今日は、前回に続いて、今回も生成AIで受注業務自働化の業務アシスタントを作る。ということをやっていきたいと思います。 前回はFunctionCallingを用いて受注業務自働化というテーマで不定形フォーマットのメールで受発注がきたら受発注依頼か判断して受注処理を行う。ということを実施しました。今回はReActを使って、もう少し複雑な業務プロセスの受注業務自動化を実装していきたいと思います。 ReActと受注業務についてなぜ柔

        • 【生成AI活用方法】受注業務自働化アシスタント 〜実装編 FunctionCallingの場合〜

          こんにちは、ファイマテクノロジーの佐藤です。 前回のnoteでは生成AIを活用した受注業務自働化アシスタントについてご紹介しました。今回からは実際に生成AIを使って、受注業務自動化をFunctionCallingやReActで実装していきたいと思います。 今回実現する概要LLMに代表されるような生成AIは状況に応じた柔軟な対応ができます。どういったことかといいますと、従来システムであれば、条件に合致(例えば”発注依頼”という文字がメール本文にあったら)したら処理内容を分岐

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        記事

          【生成AI活用方法】受注業務自働化アシスタント 〜はじめに〜

          こんにちは、ファイマテクノロジーの土屋です。 論文翻訳「1paper」や研究DX「1spire」、税理士のミカタ月次監査自働化ソリューションなど、研究者や専門家向けのサービスを展開している弊社ですが、AIを活用した受託開発も行なっております。 生成AIは「ChatGPTみたいにいろんな質問に答えてくれるチャットボットや画像を作ってくれるAI?」と思われている方もいるかもと思っていますが、実はビジネスにおける業務自動化でも使われ始めています。 そこで、今回はおそらくどのよ

          【生成AI活用方法】受注業務自働化アシスタント 〜はじめに〜

          正確にテキストデータをPDFから抽出!生成AI向けPDF抽出エンジンを用いたRAGシステムの回答精度改善

          こんにちは、ファイマテクノロジーの佐藤です。 今日は、前回に続いて、私たちが提供しているChatGPTを活用したソリューションの一つ、RAG(Retrieval Augmented Generation)を用いた受託開発や研究支援サービスの回答精度を上げる方法についてご紹介したいと思います。 前回の記事はこちら👇 RAGという技術は下記の3つの流れで行われます。 前回のnoteでは、RAGを用いたシステム精度向上策として、②の処理で専門的な文書のベクトル化が正確に行えな

          正確にテキストデータをPDFから抽出!生成AI向けPDF抽出エンジンを用いたRAGシステムの回答精度改善

          大規模言語モデルの学習 − RAGを用いたシステムの場合 −

          こんにちは、ファイマテクノロジーの佐藤です。 今日は、私たちが提供しているChatGPTを活用したソリューションの一つ、RAG(Retrieval Augmented Generation)を用いた受託開発や研究支援サービスについてお話しします。 RAGを活用することで、インターネット上の情報や社内文書に基づいて質問に答えるシステムを構築できます。これにより、一般的なChatGPTのシステムで発生しがちなハルシネーション(不正確な回答)が起きにくくなり、ChatGPTが学

          大規模言語モデルの学習 − RAGを用いたシステムの場合 −

          経験を武器に、営業も開発も。柔軟な働き方で、挑戦を続けられるファイマテクノロジー< コンサルタント兼エンジニア 柴田彰洋>

          みなさんこんにちは! 株式会社ファイマテクノロジーです。 「テクノロジーで働くヒトを助ける」を掲げるファイマテクノロジー。今回は、その理念を体現するメンバーの素顔に迫ります! コンサルタント兼エンジニアとして活躍する柴田彰洋の入社のきっかけや、仕事内容などをインタビュー形式でお届けしていきます。 ファイマテクノロジーってどんな会社?と知りたい方はまずこちらから✨ <基本プロフィール:株式会社ファイマテクノロジー コンサルタント兼エンジニア 柴田彰洋> 三重県出身。200

          経験を武器に、営業も開発も。柔軟な働き方で、挑戦を続けられるファイマテクノロジー< コンサルタント兼エンジニア 柴田彰洋>

          テクノロジーとモノづくりで人のひらめきをサポートしたい!<ファイマテクノロジー 代表取締役社長 土屋>

          みなさんこんにちは! 株式会社ファイマテクノロジーです。 株式会社ファイマテクノロジー 代表取締役社長の土屋太助(つちやたいすけ)のキャリアからサービスへの想いなどをインタビュー形式でお伝えします! ファイマテクノロジーってどんな会社?と知りたい方はまずこちらから✨ <株式会社ファイマテクノロジー 代表取締役社長の土屋太助ー基本プロフィール> 2005年情報工学科卒業。大手メーカーのシステム開発やデジタルマーケティング、事業企画に従事。2017年より創業初期のAIスター

          テクノロジーとモノづくりで人のひらめきをサポートしたい!<ファイマテクノロジー 代表取締役社長 土屋>

          【解説!】研究活動支援のためのChatGPT活用サービス「1spire」とは?

          こんにちは! AI技術などのテクノロジーで働くヒトを助ける株式会社Feynma Technology(ファイマテクノロジー)です。 2024年1月に論文PDFに一括で質問できる「1spire」(ワンスパイア)をリリースしました! https://feynma.com/1spire/ 私たちはこの「1spire」を通じて、日々日本の技術の進歩に取り組む研究者のサポートができればと思っています。 今回のnoteでは、プレスリリースでは伝えきれなかったサービスの説明や想いを公開し

          【解説!】研究活動支援のためのChatGPT活用サービス「1spire」とは?

          AI技術を活用している名古屋の会社です。改めまして、自己紹介!

          みなさんこんにちは! 株式会社ファイマテクノロジーです。 今までは、私たちが提供している論文翻訳AI「1paper」のアルゴリズムや翻訳実例について触れてきましたが、このタイミングで改めて「株式会社ファイマテクノロジー」のことを、より多くの方に知っていただきたくために、今更ですが自己紹介をしたいと思います。 ファイマテクノロジーってどんなサービスを展開している会社なんだろう。 どんな人たちがそのサービスを作っているんだろう。 などなど、ひとつでも興味をもって頂けたら嬉しく

          AI技術を活用している名古屋の会社です。改めまして、自己紹介!

          cvpaper challengeに協賛しました

          1paperは昨年に続き、今年もcvpaper challengeに協賛しました。 研究者が一丸となりレベルアップを目指す。―cvpaper challengeとはcvpaper challengeとは、コンピュータビジョン分野で「トップ会議」と呼ばれる代表的な国際会議で採択された1000本近くの学術論文のすべてを、分担して読み解き(サーベイし)、その要約を公開することによって協力して最先端の研究トレンドをつかもう、という取り組みで、産業総合研究所の片岡裕雄氏らが中心となっ

          cvpaper challengeに協賛しました

          【機能アップデート】1paperの翻訳エンジンがDeepLに変わりました。

          本記事では、1paperの翻訳AI(翻訳エンジン)のアップデートについて報告します。 これまで、『論文翻訳AI 1paperの翻訳エンジンにDeepLを採用してほしい』、というお声を複数のユーザー様からいただいていましたが、このたび、翻訳エンジンをGoogle TranslateからDeepLへ移行しました。 DeepLは様々なメディアで高い評価を得る、高精度なAI翻訳サービスです。 DeepLの採用により、訳文が文中のコンテクストにおいてより自然で、かつ読みやすい日本語

          【機能アップデート】1paperの翻訳エンジンがDeepLに変わりました。

          文章要約アルゴリズム「PEGASUS」について解説 (2/2)

          最新の文章要約技術の一つであるPEGASUSと、文章要約の評価法ROUGEについての解説し、ビジネスでの実用性について考えてみます。 前回は、PEGASUSのROUGEスコアと、翻訳精度の感覚をつかむための事例をあげました。今回は、より技術的な側面に触れてみます。 1. PEGASUSはどんな技術(アルゴリズム)か?こちらは、原著論文を1paper (エンタープライズ版)にて翻訳したPEGASUS発表論文原著のスクリーンショットです。 abstractに書かれている重要

          文章要約アルゴリズム「PEGASUS」について解説 (2/2)

          文章要約アルゴリズム「PEGASUS」について解説 (1/2)

          最新の文章要約技術の一つであるPEGASUSと、文章要約の評価法ROUGEについての解説し、ビジネスでの実用性について考えてみます。 1. 最近の個人的テーマは「論文要約」 ファイマテクノロジー(以下、ファイマ)は「テクノロジーで働くヒトを助ける」というミッションのもと、論文翻訳AI 1paperを提供しています。ファイマは小さな会社ですので、Googleなどの大きなIT企業と比肩する技術を開発して世界を変える!といった大きなことは難しいですが、日本のエンジニアがスキルアッ

          文章要約アルゴリズム「PEGASUS」について解説 (1/2)

          【時短テク】論文翻訳アプリ「1paper」を使って英語論文を読んでみる

          論文翻訳AI 「1paper(ワンペーパー)」について、特徴や実際の翻訳結果実例をご紹介します! 1.エンジニアが自分の業務効率化のために開発した翻訳ツール 何か知りたいことがあったら、まずはインターネット検索しますよね。でも例えば専門的すぎる内容だったりすると、必要な情報が英語でしか共有されていない事も多いです。母国語でない情報を読み取るのは正直、それなりに時間を要します。しかしエンジニアとしては、情報検索も効率化して、サクサク仕事をすすめたいのが本音。 ファイマテクノ

          【時短テク】論文翻訳アプリ「1paper」を使って英語論文を読んでみる