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【解説!】研究活動支援のためのChatGPT活用サービス「1spire」とは?

こんにちは!
AI技術などのテクノロジーで働くヒトを助ける株式会社Feynma Technology(ファイマテクノロジー)です。
2024年1月に論文PDFに一括で質問できる「1spire」(ワンスパイア)をリリースしました!
https://feynma.com/1spire/

私たちはこの「1spire」を通じて、日々日本の技術の進歩に取り組む研究者のサポートができればと思っています。
今回のnoteでは、プレスリリースでは伝えきれなかったサービスの説明や想いを公開します。


研究者は孤独?研究に向き合う日々の課題

今日、世界中のあらゆる分野で研究が進行し、日々世界は進歩しています。
そんな中、数多くの知識を持っていても、答えの出ない課題に研究者は取り組んでいます。

特に日本の研究者は、個人で考え、解決策を導き出すことが一般的で、広範な先行研究論文を探しては黙々と読み込む日々を送っています。
企業の研究活動は通常、チームで行われることが多いですが、核となる研究活動は時に孤独なのです。

では、研究を行う中で研究者はどんな課題に直面しているのでしょうか?
我々が考える課題は大きく3つあります。

研究者が直面する3つの課題
①技術調査、情報収集に時間をとられすぎている。
②PDF形式で情報を蓄積しているため、活用方法が分からない。
③AIを上手く活かしきれていない。

研究業務もDX化できます!

研究業務は内容にもよりますが数年単位で時間がかかることが多いです。
しかし、LLM(大規模言語モデル 、Large Language Model)をベースにした対話型AIであるChatGPTを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション (Digital Transformation)で、研究における情報収集活動を効率化できるんです!

これをさらに分かりやすく言うと・・

今までのプログラムやシステムでは難しかった自然な言葉の処理や文書の解析が、解決できるということ。LLMを利用することで、人間のような言語処理能力に近い性能を発揮するんです。

研究活動では事前調査など研究活動の準備段階における業務も多く、リサーチ業務で論文をまとめる、技術シーズの検討などには多くの先行研究から情報を得る必要があります。これは研究者の貴重な時間が多く取られてしまうということです。

このように研究は壁ばかりで、新たな解決策の種を探し続けて1人で文献を読み込み続けていると、進まない研究に閉塞感を感じて、研究を諦めた方が良いのではないかと思う日もあると思います。

しかし、LLMという大規模言語モデルによる学術論文分析サービス 1spireを使えば、各人で収集した論文のPDFファイルを用いて、論文の解析が可能になります。
つまり・・

今まで自分が読み込んで分析していた論文がツールを使用することで、分かりやすい日本語で適切に要約してくれるようになります!

少しでもいいから、誰かに何か支えてもらいながら共に研究できたら、確かに研究者はより創造的になれると考えます。研究者が肩の力を抜いて活動でき、幸せになれるよう、そのサポートを提供することが「1spire」の目的です。

「1spire」は、1人の研究者が論文を処理する物理的な限界を取り払い、研究者が研究活動に取り組みやすい環境作りを実現します。

テクノロジーを活用し、誰もが楽しく働き、より良い社会を築く

ファイマテクノロジーは、「テクノロジーで働く人を支援する」というミッションを持ち、AI(人工知能)やディープラーニングを活用したサービスやDXコンサルティングを提供し、社会全体で楽しみながら働くことができるような社会の実現に向けた、プロダクトやサービスを展開しています。

科学技術自体は目的を達成するための手段にすぎないのかもしれません。しかし、それらを活用してさまざまな課題を解決することで人々に喜びや楽しさがもたらされます。これらが連鎖し、より良い社会循環が生まれると信じています。

「誰もが楽しく働き、より良い社会を築く」という理念のもと、ファイマテクノロジーは今後も研究DXの推進に貢献し、医学や科学技術、企業の技術開発などが加速するように活動します。

以上です!
読んでいただき、ありがとうございました。スキボタンをぜひ押していただけるとうれしいです。

ファイマテクノロジーHP:https://feynma.com/
1spireサービスサイト:https://feynma.com/1spire/


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