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大阪から東京キャノンボールの4倍かけて自転車で帰ってくる話(528km)④

快活クラブ沼津店をスタート。なんか前の人が出禁になってる人らしくもめてた。なんだこの町治安がわるいぞ。何したら快活クラブ出禁になんのよ。人間ダーツとか?

沼津から熱海、そして小田原を目指す。

箱根駅伝の日だったから箱根駅伝見たろ、と思うが、箱根はめっちゃ山だろうし、邪魔になったら悪いかなと思って熱海経由で小田原へ行くことに。

山感出してくるぜ

もちろん結構な山。

しんどいよ~

クロミ(チャリの名前)もしんどいって言ってる。


山間を抜ける。山の人たちはどんな暮らししているのかな。

どうも沼津側(西側)から熱海は、
こつこつ上って行って、下りドーーーン!って感じの印象。
クロミちゃんのブレーキの調子が悪いので怖いくらいの下り坂に焦る。
ロードバイクってブレーキ弱くない?
次買うときはディスクブレーキにする。

熱海の海。熱海はなんか来たことがあった。見たら思い出した。多分家族で来てる。温泉街というか海沿いの町というか風情があっていい。でも急いでいたのでスルー。熱海も割と高低差ある。風情ある街を抜けてそのまま小田原へ。



箱根駅伝間に合った~。雨も降っている。でももうみんな待ってる。すごい。自転車をとめてしばしTOPの選手が来るのを待つことに。

僕は見てるは見てるんだけど、スポーツとかを熱心に応援する気持ちがあまりない(いわゆる推しがいない)僕はこういうのも持って生まれた適正みたいなものだと思っている。誰かを全力で応援できるのっていいなって思っている。そういう気持ちがある人はきっと仕事の面でも人生の面でも広がりがあるでしょ? 


何かを応援できるって事は、現在ここにある、自分以外のものにも全力注げるって事だと思うんだよね。やっぱりそういう子はキラキラしてるように見える。キラキラしてないのが悪いって言っているわけではない。


シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか、って小説の一説を思い出した。

閑話休題。


みんな一生懸命応援している。速いな~。どの選手もそうだけど一流の人々はキレッキレなのがすごい。研ぎ澄まされたっていうのかな、そういう美しさを感じる。

とかいいながら、応援はそこそこに、すぐ横のガストかどっかでたらふくごはん食べて(もう土地の物とか言わなくなっている)ゴールを目指すことに。

ゴールは東京駅。ここは小田原。まだ結構あるよ(72km)
でももうこぐだけ。寄り道も無し。今日おうちに帰っておせち食べたかったから……

1メートル 隣行く人 きらめいて 誰も知らない 僕も知らない


そんなわけで東京駅です◞(・▿・)◟いえーーい
イルミネーションがきらめいて僕を迎えてくれているようでした。

で、ゴールは日本橋の起点みたいなのがあるみたいなので行く事に。

いやー、頑張った。

今日は137km。帰りたかったのでがんばりました。
(11時間もチャリのってんで?)


全528km。


船つかってるわりに長いのは寄り道多少してるからだと思います。

正直、夏に北陸こいでから、ろくに運動せずだらけていたので、
この全528km/4日は僕にとっては苦行でした。特に初日の奈良の山と、2日目の無限の静岡、3日目の熱海の山、4日目の東京駅間に合わせのための全力こぎが特にしんどかったです(毎日)


革靴は漫画でしか見たことない穴の開き方してました。



実家でおせち食べて終了です。

犬はのんきでいいなぁ。


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