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【Webライティングの基礎】稼げるライターになるためのロードマップ【途中まで】

Webライターになるっていうのは簡単です。

自分でそう宣言してしまえばいい。

しかし、Webライターとして稼ぐっていうのはなかなか難しい。

月3万円稼ぐのはそんなに難しくない。

が・・・

月20万円をコンスタントに稼ぐのはかなり難しい。

ということで、Webライターとして稼いでいくためのロードマップ…というか、方法論みたいなものを紹介していこうと思う。

↓ざっくりと内容↓

ライティングの重要性と種類
ブロガーとライターの違い
稼ぐライターになるには
文章の構成を作る
わかりやすい文章の書き方を知る
キャッチーなタイトルの作り方
まずは文章を書いてみることが重要

じゃあいってみましょ。

YouTubeで詳しく見たいという方はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCV16uSP2NoHkzZvoNNhAYsA

ライティングの重要性と種類

ライティングは情報を伝えるためのコミュニケーション手段のひとつです。

書くというアクションを通じて、思いを伝えるスキルです。

ライティングスキルはお金になります。

情報を伝えるということは、人から必要とされる技術だからです。

そして、ライティングスキルを活用して稼いでいるのが「ライター」です。

  • 記者

  • Webライター

  • インタビューライター

  • コピーライター

  • 脚本家

  • 小説家

  • などなど

ライティングの種類

ライターに様々な種類があるように、「ライティング」にもいろんなものがあります。

主な「ライティング」の種類には以下のようなものがあります。

  • ブログ記事

  • SNS投稿

  • メールマーケティング

  • 広告コピー

  • プレスリリース

  • ウェブサイトコンテンツ

  • 商品説明文

  • 小説

  • 脚本(台本)

同じ「ライティング」であっても、「キャンプのコツを紹介するブログ記事」と「キャンプ用品を販売する商品説明文」では、文章の「感じ」が全然違うはずです。

ライティングにも種類があって、自分ができる(できるようになりたい)ライティングはどのようなものなのか、ということをイメージしておきましょう。

■ワンポイントアドバイス
営業文章を作る際には、
ライティングができます!
ではなく、
〇〇に関するブログ記事が〇〇くらいのスピードで書けます!
〇〇系のプレスリリースを書けます!
みたいに、「どの文章が得意なのか」を示すと良いでしょう。

ブロガーとライターの違い

Webライティングで収益化を狙う場合、「ブロガー」と「ライター」という道があります。

僕自身も明確な定義は知りませんが、「キャッシュポイント」に違いがあると思っています。

キャッシュポイントとは、「どこから、どのタイミングで収益を得るのか」ということです。

ブロガー:アフィリエイトや広告収入
ライター:記事を書くことに対しての報酬

ブロガーの場合

ブロガーの場合、自分自身のブログやサイトを作り、そのサイトに記事を入れることで、サイトに来てくれたユーザーに広告を表示します。

自分のサイトに広告を貼ることで収益を得るようなイメージなので、まさにYouTuberのようなビジネスモデルといえます。

 企業案件がくることもありますが、基本的には、ASPサービスなどを利用したアフィリエイトや、Googleアドセンスのような広告を収益源としていくことになります。

■メリット
納期がない
収益が青天井(上限がない)
一度収益化できれば放置していてもお金が入ってくる
※資産性が高い

■デメリット
収益化までに時間がかかる
収益化できてもなかなか稼げない
※数千円〜数万円/月の壁を超えられない

ライターの場合

クライアントから「〇〇についてのライティングをお願いします」という依頼を受けてライティングをするのがライターです。

  • キーワードが指定されているもの:例)キャンプ用品_おすすめ

  • 構成まで作られているもの

  • LP制作やコピーライティング

  • SNS発信用のコンテンツ制作

  • YouTube動画の台本制作

  • 企業パンフレットの制作

  • などなど

クライアントから依頼されたものを期限までに納品するのがライターの仕事です。

■メリット
すぐに収益化できる
納品したらお金がもらえる
※すぐに稼ぎたいならライターの方が良いでしょう

■デメリット
作業時間に限界がある
成果物は基本的にクライアントのもの
自分のビジネスというよりはクライアントワークのようなイメージ

ブロガーとライターどっちがいいの?

ブロガーとライターのどちらが良いのかということに関しては…

人による

としか言えないでしょう。

  • YouTuberとして広告収入を得ていくのか?

  • 動画編集者として依頼を受けて動画作りをするのか?

どちらにも一長一短があるように、ブロガーとライターは似ているようで全く別物です。

どちらがいいということはありませんので、自分にあった方法を選択することが大切です。

■ワンポイントアドバイス
ライターなのに「書いたものは自分の実績にしたい」とか
ブロガーなのに「紹介文1万文字書いたんだから報酬支払って」とか
こんな考え方はやめたほうがいいと思います。
だめってことはないと思いますが、「この人は自分中心なんだな」って思われてしまう可能性が高いです。

稼ぐライターになるには

ではここからは、「稼ぐライターになるには?」ということをお話していきます。

【注意】
ここで紹介するのはブロガーではなく「ライター」の稼ぎ方です

ライターはビジネスである

まず。

まずまず。

まずまずまず。。。

めっちゃ重要なことなんですが、ライターは「ビジネス」の要素が強いです。

ブロガーはクリエイター寄りであり、成功したブロガーは“先生”のようなポジションに位置づけられることもあります。

小説家や脚本家もそうですよね。

しかし、ライターは違います。

ライターはクリエイターではなくビジネスマンです。

独創的な文章を求められているわけではなく、クライアントのニーズに答えることで報酬を得るのが仕事です。

ここを勘違いしてしまうと、ライターとして成功確率は下がります。

【注意】
クライアントが独創的な文章を求めている場合にはそうすべきです

【ブレイク】 あなたは村上春樹ではない

僕自身もライターコミュニティを運営しているので、数多くのライターさんと話をした経験があります。
ある時、「〇〇というKWDでSEOに強いブログを書いてください」と依頼をしたところ、ものすごい独創的な小説のような文章が納品されました。
「SEOライティングになるように書き直してください」と依頼したところ、「自分のできる最大限の文章が仕上がった、これ以上の文章に変えることはできない」と。。。
え?・・・ちょっと意味分かんないと思って…
えっ?ええっ?・・・この人怖いって思って…
すぐに支払いを済ませました。(関わりたくない)
この人がライターとして成功することはおそらくないでしょう。(もちろん確率ゼロではない)
クライアントが求めているのは「村上春樹氏」ではありません。
KWDの意図を読み解き、読者の悩みを解決できるようなSEOに強い文章を書いてくれるライターこそ、クライアントが必要としている人材なのではないでしょうか。

ライティングスキル<ビジネススキル

  • ライターとして稼ぐにはどうしたらいいですか?

  • 文章がうまくなるまでにどれくらいかかりますか?

  • どうすれば文章がうまくなりますか?

こんな質問よくありませんか?

Twitterを見てると頻繁に目にします。

しかし・・・

「文章がうまくなること」と「ライターとして稼ぐこと」

この2つには、「相関関係」こそあれど、「因果関係」はありません。

※おそらくです。エビデンスはありません

つまり・・・

  • 文章が上手ければうまいほど稼げる確率が上がる→正

  • 文章がうまい「から」稼げる→誤

ってことです。

わかりやすくすると、

  • お金持ちほどタクシーに乗ることが多い→正

  • タクシーにのる「から」お金持ちになる→誤

これはイメージしやすいと思います。

まさにこんな感じです。

要するに、「文章が上手い」というのは、「稼げるライター」になるための必須条件ではないのです。

■ワンポイントアドバイス
ライティングスキルのことを考える前に、まずは営業メールを100通書いてみましょう。※100通は大げさですので10くらいでいいと思います
そうすればビジネススキルも身につくし、自然と文章もうまくなります。
直木賞作家になるわけじゃないんだから、文章力よりももっともっと重要なことがあります。

ビジネス!ビジネス!ビジネス!!!

ライターとして稼ぎたければ、できるビジネスマンのように振る舞いましょう。

即レス・即対応は当たり前です。

常にクライアントを気遣う余裕をみせましょう。

クライアントファーストです。

即レスができない理由を探せばいくらでも見つかります。

  • 子育てがあるので…

  • 本業があるので…

  • 趣味の時間も作りたいので…

実際そうだったとしても、これをビジネスの現場に持ち込んではいけません。

  • 〇〇日までに対応いたします

  • 〇曜日は即レスが難しいですが、翌AM中にはお返事いたします

  • 確認でき次第こちらからご連絡させていただきます

「そんなすぐには返信できないよー」って言うことを伝えるにしても、「ビジネス」の体を守ってコミュニケーションを取ることが重要です。

あなたに家族がいること、プライベートの時間が必要なこと、趣味もあること、お金を稼がなければいけないこと…

そんなことはクライアントも分かっています。

しかし、これをビジネスの場や交渉のテーブルで口にしてはいけません。

■ワンポイントアドバイス
クライアントワークをする自信がない人はブログとの相性が良いです。
ブログであれば納期もないしビジネスでもない。
自分のやりたいようにやればいいんです。
僕ならブログをがんばります。

【ブレイク②】 納期は絶対?

ライターはビジネスなので納期は絶対です。
ーーーー
子供の頃、毎週日曜日にサザエさんを見ていました。
いささか先生はいつも締め切りを過ぎてしまうから、編集者?ののりすけおじさんが「先生〜またですかぁ・・・」みたいなことを言っていたイメージがあります。
いささか先生の仕事が何なのかは知りませんが、おそらく作家?なのでしょう。
作家“大先生”であれば、編集者を外で待たせることがあっても良いんだと思います。
しかし、ライターは違います。
何度もいいますが、ライターは“大先生”などではなくビジネスマンです。
絶対に締め切りは守りましょう。
・家族が体を壊した
・冠婚葬祭が入った
・脳卒中になって入院した(流石にこれはむり)
納期には関係ありません。
雨が降ろうが、氷がふろうが、槍がふろうが、隕石がふろうが・・・
納期は絶対です。

【ポイント】
たとえ隕石がふっても納期を守れるような「納期設定」を「交渉」することが重要です。

文章の構成方法

SEOライティングであれ、コピーライティングであれ、目的に沿った文章を書くためには、「構成」を作る力が必要になります。

 構成を作るためには、その文章をどんな目的で使用するのかといったことも理解しておくことが重要です。

 例えば、目薬を販売したい企業から、目薬に関するSEOライティングを依頼されたとしましょう。

 クライアントから依頼された キーワードは「 眼精疲労_ 目薬_  ドラッグストア」だとします。

この場合、「 眼精疲労に困っていて」、「その眼精疲労を目薬を使って解決したい」、「さらに ドラッグストアで買える目薬を探している」 そんなユーザーがターゲットとなるはずです。

 クライアントが、目薬の売上を上げたいという思いで記事を依頼しているのであれば、この記事の構成としては以下のようなものが考えられます。

  • 眼精疲労の原因

  • 眼精疲労を解決するためのセルフケア

  • 眼精疲労を緩和するおすすめ目薬と成分

  • ドラッグストアで購入可能な眼精疲労用の目薬 

  • Amazonでも買える目薬は?

1つのキーワードでも様々なストーリーを作っていくことができますが、 「ターゲット」と「記事の目的(コンバージョンポイント)」 を外してはいけません。

クライアントからキーワードを依頼された際には、ターゲット や コンバージョン ポイントなどのすり合わせを行っておくことが重要です。

 クライアントによっては、 詳細なターゲットや目的などを共有してくれないという場合もありますが、それはそれで例外として扱い、基本的には「明確な意図を持って ライティングする」ことを意識しましょう。

イントロダクション(導入・リード文)

まずは読者の興味を引くような導入文(リード文)を書く必要があります。
以下のような項目を意識して、端的に本文の内容を要約しましょう。

  • 読者がなぜその記事を読むべきかを伝える。

  • 読者が抱える問題や課題に触れる。

  • 読者に共感を与えるストーリーやエピソードを紹介する。

  • 記事の目的や目標を明示する。

論点の提示と結論

読みやすいWebコンテンツは結論が最初にきます。

・この文章を読んで得られること
・この記事を読んで解決できる悩み
・このサイトで手に入る情報

もったいぶらずに結論を明確にすることが重要です。
特に、SEO ライティングの場合、「 読者の悩みを解決することができるコンテンツ」が 優秀なコンテンツであるため、 シンプルに 答えにたどり着けるような文章を意識することが大切です。

  • 文章で伝えたいポイントや論点を明確に提示する。

  • 主題文を使って、その段落で何を説明するかを明確にする。

  • 見出しやサブ見出しを使って、文章の構成をわかりやすくする。

  • リストや箇条書きを使って、ポイントを明確に伝える。

■ワンポイントコラム

経験の浅いライターの記事を見ていると、まるで推理小説を書いているかのように、「引っ張って引っ張って結論にたどり着く」といったような構成をしていることがあります。
また、 文章の中に伏線を散りばめ、 最終的に伏線を回収するといったような構成を作る人もいます。 
推理小説やホラー映画、海賊漫画であれば、これらの構成は評価されるでしょう。
しかし、「読者の悩みを解決する」という明確な目的がある SEO ライティングの場合、結論を引っ張ることこそが足を引っ張ることになります。 

詳細な説明(本文:メインコンテンツ)

結論や記事の意図を明確にしたら、実際に本文を作っていきます。
SEO ライティングでは、「EEAT」という考え方があります。
駆け出しの段階では、EEATについて詳しく理解する必要はありませんので、「その内容を誰が言っているかが重要」ということだけ イメージしておくと良いです。
 先ほどの目薬を例に出しましょう。
イメージしてみてください。
あなたはライティングを頑張って勉強し、睡眠時間を削って仕事をしています。
目に疲れがたまり、 肩や首はガチガチに凝り固まり、 頭も痛くなっています。
 少しでも目の疲労を取り除きたいと、「眼精疲労用の目薬」を調べはじめました。

そんな時に見つけたのが…

A:眼科医がおすすめする目薬
B:友達のいとこのお兄ちゃんの友達がおすすめする目薬

さて、あなたはどちらの目薬を選ぶでしょう?
おそらく、多くの方がAの目薬を選ぶのではないでしょうか。
※Bを選ぶ人は逆張り思考
まさにこのような考え方がEEATであり、SEOライティングでも重要になります。

目薬の成分を解説していく場合、 成分に対して行われた研究報告や 臨床試験の結果など、 エビデンスを添付していくことが重要になります。

「いとこのお兄ちゃんが言ってた」というよりは、「眼科医がすすめる」のほうがいいですよね。(嘘はいけません)

より具体的には、以下のようなポイントに気をつけて、文章の構成を考えていきましょう。

  • 論点に関する詳細や具体的な事例を用いて説明する。

  • 実例やケーススタディを用いて、理論を具体的に示す。

  • データや統計を用いて、主張を裏付ける。

  • 図表やイラストを使って、視覚的に情報を伝える。

  • 対象者や業界の専門知識を用いて、具体的な解決策を提案する。

結論(まとめ)

最後に、全体の内容を要約して、もう一度 文章のポイントや結論を伝えていきましょう。

本文中では、EEATを意識しながら客観的なデータを用いて文章を作っていきますが、「まとめ」のパートでは「あなたらしさ」を出してみるのも良いかもしれません。

先ほどの目薬を例にすると、あなた自身が目薬を使った感想や、目薬のコスト感、 実際に近所のドラッグストアには陳列されていたのかどうかなど、 「あなたらしさ」の文章が良いスパイスになります。

結論だけを書いて終わるのではなく、 この人の他の文章も読んでみたいと思わせるような まとめを書くことが大切です。

その他には以下のような テクニックもおすすめです。 

  • 記事全体で説明したポイントを簡潔にまとめる。

  • 読者に対して具体的なアクションや次のステップを提案する。

  • 読者に感謝の言葉を述べたり、コメントやフィードバックを求める。

YouTubeでもSEOライティングについて解説しています


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