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007シリーズ総復習!(2)~歴代ボンド誰を推すか論

これを映画好きの人と話すと朝になりますけどw
優劣は付けられないし、めちゃめちゃ難しい話なので、あくまでも私の印象だけを簡潔に書くことにします。
ちょっとでも、誰かに興味持ってもらえたら嬉しいなぁ♡

初代「ショーン・コネリー」

やっぱり、ジェームズ・ボンドっていうと、ショーン・コネリーなんですよね。1作目「ドクター・ノオ」で、ジェームズ・ボンドがどんな男かを2時間足らずの間にしっかりと観客の脳裏に焼き付けたし、度肝を抜いた「ゴールドフィンガー」は最大のヒット作でありシリーズの方向性決定づけたとも言われている。
ボンドカー=アストン・マーティン
というイメージも、ショーン・コネリーにアストン・マーティンが似合いすぎたからです!
これはもう無条件降伏です。

2代目「ジョージ・レーゼンビー」

彼は「女王陛下の007」一作しか出てないんですけど、私はこの作品がとても好きで。
作品のクオリティと言う話ではなく、女であれば全て受け入れる的なボンド像が刷り込まれていた私には、ボンドが一人の女性を生涯愛そうと決めたことに驚いたし、ジョージ・レーゼンビーだからこそ切なくて説得力があった。

これショーン・コネリーだったら「いやいや無いわ、次回作では結婚なかったことになってるでしょ」って思ってたと思う。
逆に言えば、それだけショーンコネリーのボンド像がしっかり確立しているということなので、これはキャスト変更したからこそ可能だったのではないかと素人なりに思っているのです。

3代目「ロジャー・ムーア」

甘いマスクのイケオジボンド。
ここから、作品としては劇的に面白くなったんです、私はw
今まではコメディ的なエッセンスを入れるにしても、ボンドとボンドガールありきだったんですけど、このあたりから結構「余白」というか、本筋には不要だけど楽しくなるような、設定やキャラがちょこちょこ入り始めた。

分かりやすいところだと大男ジョーズとか、巻き込まれ保安官とか、水陸両用車(ボート)が目立ち過ぎてポカーンとしてる街の人々とか…その遊び心も含めて楽しい。
そんなキャラとも馴染む、ロジャーのボンドの自然な感じがとても良い。

スペクター(初代シリーズでは最大の敵とされていた)の設定が無くなったので、その分自由度が上がったのかもしれない。

4代目「ティモシー・ダルトン」

一気に若くなったボンド!
ビジュアルは好きなんですけど、作品的には一番なじみがないボンドw
全然女たらしっぽく無いんですよね。
いっそ硬派なキャラにしちゃえば良かったのになーと思うくらい、アクションのキレは良いし、ワイルド味が強い。
ここから少しストーリー重視な作りになってきた気がする。

5代目「ピアーズ・ブロスナン」

私が映画にハマり始めた頃の007が彼だったので、一番身近に感じるジェームズ・ボンド。

個人的には歴代のいいとこどりボンドだと思っている。
初期の飄々としたプレーボーイ臭と、迫力ある肉体派アクションを、ピアーズ・ブロスナンがスマートに演じていて、ボンドの「総括!」という印象。
そこに脚本の物語性が向上してきたので、つまらないわけがない。
この頃にはスパイ映画というカテゴリは見かけなくなり、でアクション映画というカテゴリに分類されている。
ここでやり切った感があるからこそ、次の新シリーズも自然に受け入れられた気がします。

6代目「ダニエル・クレイグ」

現役ボンド。
Mは続投でしたが、出生や時代背景含めて一新された新生007。
今までのボンドと、顔の系統もちょっと違うんですよね。
でも新シリーズすっごい好きなんで、朝まででも語れますw

ある意味、長年好きだったキャラが突然別人になっちゃった!っていう展開なのに、何故かすんなり受け入れられてしまったのは何故だろう?
007の魔法。
007の世界観のなかで「ボンド、ジェームズ・ボンド」と名乗られたら、もうそれは「ジェームズ・ボンド」なのだ。
その魔法を、新たな世界観を、見事に再構築した制作陣には尊敬しかない。
「慰めの報酬」のラスト1分10秒で私は鳥肌が立ちましたから。

これ以上書くと熱弁スイッチ入りそうなのでこの辺でやめておきますwww
誰か一緒に語ってくれないかなー!!!笑

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