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うつまだ辛くて半日しか動けない回復期(中期)


こんにちは、ひまです。

今回はうつが辛くて何とかしたいと思っている時に、不眠、倦怠感が自律神経障害によるもので、慢性上咽頭炎が原因かもしれないと、耳鼻科に通ったお話しです。

3.うつまだ辛くて半日しか動けない回復期(中期)

慢性上咽頭炎の治療を取り入れている病院は数が少なく、近くにないものかと調べたら最寄りから4つ目の駅の耳鼻咽喉科で行なっている事が分かりました。

これは行くしかない!

ただ、うつが悪化してから電車に乗れなくなっていたので(異常にソワソワしたりプチパニックになるため)、
至難でした。

精神科の先生に電車に乗れるようにするにはどうしたら良いか相談した所、電車に乗る時に飴玉を食べてごらんと言われました。

先ずは隣の駅まで乗ろうと8ヶ月ぶりに電車に乗りました。

凄く動悸がしてソワソワしたのですが、飴を口に入れて電車のドアから遠くの風景を見ていたらあっという間に隣の駅へ着きました。

ドアが開き、直ぐホームに降りると水中から飛び出して来たかのような安心感がありました。

やったぁ!電車に乗れた!!
私乗れるじゃん!

自信がついたのか、次の電車を待って乗り込みそのまま目的地の駅まで行く事ができました。

もうその日は電車に乗れた事だけで幸せな気分でした。

余韻に浸りながら耳鼻科へ行き、受付で「初診なのですが、上咽頭炎かもしれないのでBスポット治療をしたいのですが…」
と伝えて問診票の記入をしました。

しばらくすると看護師さんに呼ばれ検査室に入り、説明を受けるのですが、
冒頭に「Bスポット療法は相当な痛みが伴いますが、それでも宜しいですか?
それと一度で治るものではないので、最低3ヶ月は週2回通院して下さい。」
と言われました。

事前にネットで調べた時も痛みや出血を伴うと書いてあったので、それなりに覚悟はしていましたが、相当と言われると怖くなってきました。

「あ、はい…お願いします。」

そして治療の説明と気道の炎症状態を評価するために、呼気中NO濃度測定という検査をしました。

ふたたび待合室に案内され、診察まで待ちました。

私はうつがひどくなってから、じっと座っているという動作も体がソワソワしてきて辛かったため、
メンタルクリニックでは呼ばれるまでベッドで寝かせてもらっていたのですが、
耳鼻科にはベッドがなかったため、我慢して待ちました。

いよいよ名前を呼ばれ、診察椅子に座りました。

先生に「今辛い症状は何ですか?」

と聞かれて、
「不眠と倦怠感と動悸が辛いので何とかしたいです。」
と言いました。

「それでは始めますね」

鼻を消毒してから、鼻に内視鏡のチューブが入りました。

チューブが入ったまま、もう片方の鼻に長い綿棒のようなものを入れて奥をグリグリされて取り出し、

「ほら、出血してるでしょう。慢性上咽頭炎ですね。」

その後、喉も消毒と今度は喉の奥を強くえぐられて
オエっ!となってしまいましたw

(痛ー、これか、確かに痛いよぉ)

「これがBスポット療法です、週2回しばらくは通って下さい。」

喉が火傷したみたいにヒリヒリして、
毎回この痛みに耐えなきゃいけないのかと、弱気になりましたが、
慢性上咽頭炎と診断されたからには、きちんと治療すれば辛い症状から解放されるかもしれない!
よし頑張って通うぞ!

と切り替えることができました。
診察後、ネブライザーをしてその日は終わり、
ヒリヒリは30分後には落ち着いてきました。

そして2回目、ドキドキしながら診察室に入り次は内視鏡は無く鼻と喉の消毒をして、綿棒を鼻から入れて
擦り、今度は口から綿棒を入れて喉の奥をえぐられました。

(あー、喉えぐられるのは痛い。)

ただヒリヒリは前よりも少なくなりました。

2回目はネブライザーの後、
キセノン光線療法を案内されました。

椅子に座り、ネックレスはしてないか聞かれて(してませんでした)、
首の両側に四角いパッドを当てて固定し、キセノン光線(近赤外線)をあてるというもので、自律神経を調整するということでした。

おお〜!こんな良いものがあるのか!
これは期待大だわ!

キセノン療法は光で加温してくれるので、終わった後は首が温かく心地良くなりました。

Bスポット療法とキセノン療法のダブルアタックで私は治るかもー♪

しかもBスポット療法は自由診療も多いのですが、幸いな事に保険診療で行なっている病院でしたので、週2で通うことができました。

期待を胸に私は頑張って電車に乗り、通院しました。

3時間睡眠の体でしたので、耳鼻科に行って帰ってくるとぐったりして、布団に入るのですが、耳鼻科に通うようになって3ヶ月経つ頃には、半日は動けるようになりました。

ただ睡眠は相変わらず3時間でした。
倦怠感や動悸も続いていました。

週2で耳鼻科、それ以外の週2で整骨院に通いました。

お金は傷病手当金が支給されたおかげで、まかなうことができました。

結局5ヶ月目でも不眠、倦怠感、動悸の改善が無かったため、私は耳鼻科に通うのをやめてしまいました。

この治療で改善する方もいますので、気になる方は問い合わせてみて下さい。

話は変わって、

朝散歩でセロトニン生成を促進と聞きますが、
セロトニンの原料は必須アミノ酸のひとつである「トリプトファン」を食事で取り入れる必要があると知り、トリプトファンを含む納豆やバナナを散歩の後、朝食で取るようにしました。

そして体内のセロトニンの90%は腸に存在し、
脳内に存在するセロトニンは2%のみで、うつ病の人は脳内のセロトニンが少ないといわれており、セロトニンを増やす操作と深くかかわっているのが腸内細菌(特定の腸内細菌が明らかになっています)であり、「腸」を整えれば「心」が整うというのです。

又、グルテンフリーを実践すると、それまで原因がわからなかった頭痛や腹痛、倦怠感、肌荒れが良くなる、花粉症や鼻炎が改善する、睡眠の質が良くなる、集中力が増すといったプラスの効果が表れることがあると知った私はとうとう、腸活のため、グルテンフリー生活を実践しようと決意しました。

次回はグルテンフリー生活についてお話ししていきたいと思います。

長文になってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。

あらためて私は専門家ではありませんので、参考までとし、詳しくお知りになりたい方はお調べ下さい。

以下ネットで調べたものになります。

【慢性上咽頭炎かを調べるには、】
内視鏡検査で上咽頭の粘膜を観察します。
その上で、塩化亜鉛という薬を染みこませた綿棒で粘膜をこすります。
その時、血がじわじわとにじんでくる場合に、慢性上咽頭炎があることがわかります。

【Bスポット療法について】

Bスポット療法は、慢性上咽頭炎に対して0.5~1%塩化亜鉛溶液を上咽頭粘膜に塗布、擦過する治療方法です。

【 E-EAT(内視鏡を使ったBスポット療法)について】
 
内視鏡下上咽頭擦過療法(Endoscopic Epipharyngeal Abrasive Therapy : E-EAT)が提唱されております。

EATは「上咽頭を擦る治療」という意味です。E-EATは診断精度や治療手技の向上を目的として、従来のBスポット療法では処置が不十分になりがちな上咽頭天蓋や側壁を観察しながら、内視鏡下に1%塩化亜鉛を上咽頭粘膜に塗布、擦過する診断的治療方法です。E-EATは「内視鏡を使った上咽頭擦過治療」といえます。

【慢性上咽頭炎の臨床症状】

慢性上咽頭炎は様々な疾患、症状への関与が示唆されております。
大きく分類すると、以下の3つに大別されます。

①局所炎症による関連症状
後鼻漏、咽頭痛、咽頭異常感、頭痛、首こり、肩こり、慢性咳嗽など

②自律神経障害を中心とした神経、内分泌系障害による全身症状
全身倦怠感、眩暈、睡眠障害、起立性調節障害、慢性疲労症候群、線維筋痛症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、記憶力・集中力の低下など

③自己免疫機序を介した疾患症状
IgA腎症、IgA血管炎、ネフローゼ症候群、掌蹠膿疱症、関節炎、胸肋鎖骨関節過形成症など
慢性上咽頭炎はこれらの病態が重なり合い、多彩な症状を発現していると考えられます。

EATによって治療効果が期待できる方は、何らかの自覚症状の改善が得られることが多いです。あまり効果を感じられない場合は難しいかもしれません。

【キセノン光線療法器】

キセノン光線という光を照射する光線療法のリハビリ用機器です。
キセノン光線は身体の深部まで達する光線で、細胞を活性化し、筋肉と自律神経のコントロールに作用するものです。電気治療器と違い、ビリビリする感じではなく、心地よい温熱感が持続するという特徴があります。

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