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■コロナ禍で益々重要になる「人間力」って何だろう? OECDの定義から考えてみた。


何度かインタビューを受けたり寄稿していることもあり、
電通育英会さんから「IKUEI NEWS」を定期送付頂いいます。
vol.91 2020.7号の特集は
「"人間力"を磨け」
巻頭インタビューで
尾木ママこと尾木直樹さんが、こう話されています。
・2018年にOECD(経済協力開発機構)が、
 AI(人口知能)などのテクノロジーが
 発達してくるこれからの時代には
 「生き延びる力」の育成が必要だと発表
 それは
 「世の中を変える力を持ち、
 周囲にプラスの影響を与え、
 他の人の意図や行動や気持ちを理解し
 短期的または長期的な影響を予測できる力」
・僕なりに解釈するならば、
 「思いやりの感性」や
 「他者への想像力」でしょうか
・人間はIQでAIに適わない
・脳科学者などはHQ(人間性知能)の重要性を盛んに主張
OECDの研究が気になり調べてみると、
教育家庭新聞に概要がまとめられていました。
OECD教育2030を公表 “生き延びる力”とは
・OECD LearningFramework2030
・「生き延びる力」は「反省、予測、行動」という
 プロセスの中で「学習できる力」である

新しい価値を創造する力(Creating new value)~新しい製品やサービス、新しい社会モデルを他者と協力して産み出す力。適応性、創造性、好奇心、他者をオープンに受け入れる心

緊張とジレンマの調整力(Reconciling tensions and dilemmas)~平等と自由、自立性と地域利益、変革と継続性など様々な競合する需要間のバランスをとる力

責任をとる力(Taking responsibility)~自らの行動の将来の結末を考慮する力、自分の仕事の成果について責任をもって説明できる力、自ら評価できる力。自己効力感、責任感、問題解決能力、適応能力など。

まさに、コロナ禍のさなか、
4月には10人に1人が休業しており、
政治・行政の機能不全が今のままだと
企業倒産、失業者はこれから急増してきます。


僕が営むFeelWorksも小さな企業であり、
苦境のさなか、僕は大切な仲間たちに

「コロナ禍は2年は続く。
 これを3つのフェーズに分けて経営していく」

と話しています。


STEP1 今年いっぱい

縮むだけ縮んで「いま」「ここ」に集中、生き延びる!


STEP2 来年夏ごろまで

「前川孝雄個人商店」から出直す!体力温存だ!


STEP3 来年後半以降

「教育研修コンテンツ提供企業」を目指す!反撃の狼煙だ!

まさに、僕たちが経営戦略の土台の
STEP1で考えているのは
「生き延びる力」です。


それは、尾木ママさんと同じく
他者を蹴落として自分だけ生き延びるのではなく、
他者と支え合いながら共に生き延びることです。


決してレトロ規制が足かせになっている古い枠組みの
会社や会社員であることを守ることではありません。


それでは雇用保蔵者を増やし、
産業の新陳代謝が起こらず、
全員で衰退し続けた平成の教訓を活かせません。


大切なのは、
過去の成功体験を捨て、未来へ挑戦すること。

そして、
社内事情に引っ張られ過ぎず、
世の中で起こってる変化に敏感になること。

そのうえで、
考え悩む暇があったら、行動することです。


1人ひとりは自分の持ち味を活かして
必要に応じて学び・学び直し、
ウィズコロナ時代にも働きがいを感じられる
仕事や役割を自ら作り出し、
周りを巻き込んで、結果(価値)を創り出していく
ことにまい進することです。


みなさん、共に生き延びましょう!


すべては、日本の上司を元気にするために。


「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12613027801.html

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