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【ヨガ哲学】シャウチャ(Saucha)/清浄

みなさん。こんばんは。
梅雨も本格的になってきて、雨の日が続いていますね。

先日、6/13に 【ヨガ哲学】アヒムサ(Ahimsa)/非暴力、不殺生 の記事を公開しました。
少し時間が経ってしまいましたが、久しぶりに哲学について書きたいと思います。

今日は、「ニヤマ(Niyama)」日常生活で行ったほうが良い心得から、「シャウチャ(Saucha)/清浄」について取り上げます。

シャウチャ(Saucha)/清浄とは
自分の身体と心をいつもきれいな状態に保つこと。 他人に不快感を与えないよう、身だしなみを整えることももちろんのこと、身の回りの空間をに清潔に保つことも含まれます。
(どうですか?みなさん出来ていますか?)

このシャウチャは、身体の外側と内側どちらも大切なことだと言われています。

身体の外側の清浄とは
周囲の人に不快感を与えないよう、シャワーで汚れを落とし、身だしなみを整えること。また、生活空間や身の回りの空間を清潔に保つこと。

身体の内側の清浄とは
アーサナの練習を繰り返し行い、リンパの流れや血流を良くし、詰まりのない、淀みのない状態にすること。またサトヴィック(新鮮でシンプル)な食事を心掛け、内臓を綺麗にし、呼吸法を行うことで、エネルギーの流れを整えること。

心の清浄とは
苦手な人、自分の考えとは相反する人、受け入れられない人がいた場合、自分はそのようにならないよう反面教師に。また、見習いたい人がいたら、自分もそうなれるよう精進していくこと。
※嫉妬や嫌悪などネガティブな感情にとらわれないことを意味します。


と言った、3つがシャウチャ/清浄では大事とされています。

シャウチャな取り組みが出来ているかどうかが分かりやすいのは、身体の外側の清浄じゃないかなと思います。
身だしなみもそうですが、自分のお部屋、自分が使ったヨガマットを綺麗に丸める、綺麗に拭くことが出来ていますか?
ヨガマットを丁寧に扱う、片付けるだけでも、十分シャウチャな取り組みが出来ています。もし、今ハッとした方、是非今日から実践してみてください。

他には、アーサナの練習を通して、自分の心の状態に気がついて、それを外していくことも効果的です。アーサナの練習をした後に、心が穏やかになっていたり、気づくことも多いですよ。

人生を通して悩みや苦しみを感じます。それは、逃れられないものです。
だからこそ、自分の内側から平穏を築き、皆が喜びを感じながら毎日を暮らせるよう考えながら日々過ごしていきましょう。

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