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自分を大切にするのは、やった方が良いことではなくて義務
最近、遠方に住む母の介護で、安否確認を兼ねて毎日電話したり、ネットスーパーで食材を手配したり、それでいて
「こんなんイヤ」
「ゴミが出る」
「美味しくない」
「けったいなもんが来たわ」
「やめてもらいたい」
「食べるもんが何もない」
などと母から言われ続けて、ほとほと疲れてました。
今はずいぶんと元気になったのですが、私が4月に体調を崩しました。(耳鳴りとめまいでした。)
体調を崩して帰省を取りやめた時、心の中で
「私が実家に行かなかったらどうなっちゃうんだろう。きっと、ゴミや置きっぱなしの書類、服がもっと増えて、床がほこりだらけになって、母の生活がもっと荒れ果てるんだろうな」と思いました。
でも。正直思ったんです。
「知らんがナ」
って。ずいぶんと家事支援を続けてきましたが、どうせきれいにしても次に行くときにはまた元に戻ってます。だいたい、自分の家の掃除だって完璧じゃないのに、実家を掃除してる場合じゃない。
「もうやってられへんわ」
体調が悪いこともあり、もうしばらく行かないことにしました。
不思議なことに、「しばらく行かない」と決めたら、その瞬間からずいぶんと気が楽になって、気分が上がりました。意識してませんでしたが、帰省しての家事援助は、感じている以上にかなりストレスだったのです。
その後、ゆっくり寝たり、ダラダラしたりして、だんだんと体調が良くなってきました。
そこで、思ったんです。
私、ストレスで体調を崩したんだな、これだけストレスなら、そりゃ無理もないな、と。
そして、同時に思いました。
次からは体調を崩さないようにしよう、と。
ストレス溜まって体調崩すと、私の生活がまわりません。ただストレスを無くそうにも、やっぱり一人暮らしの母のことは心配だし、どうでもいいとも思えません。(施設は拒否ですが、一人暮らしもかなり無理がある状況)
そんな状況でストレスを感じないようにするなんて、できそうにありません。
だから、ストレスは続く。
でも、せめて体調を崩さないようにしよう、と。
そのためには自分を大事にしよう。
そして、自分を大事にするために
「癒しを感じること」
「思いやりを感じること」
「やる気を感じること」
をしっかり意識しようと思いました。
ポイントは「私がそう思うこと」
「美味しいものでも食べて~」
って、よく言われますが、私、美味しいものを食べてストレスのはけ口にはなっても、「いやし」も「やる気」もあまり感じないのです。
私が「いやし」を感じるのは、「1人で本を読んだり、プラプラ散歩すること」です。
一人時間が好きなのです。
実はCFPの勉強は知らないことが知れるし、試験勉強って最強の一人時間です。
そんなわけで、試験勉強は私にとって、「いやし」と「やる気」を感じる時間となりました。
そして、私が体調を崩したことをおじさんやおばさんが口々に心配してくれたことで、母が少ししっかりしました。「ちゃんと休みなさい」みたいなことを言い出しました。
・・・なんとかなるもんだね??
・・・これでCFPに1科目でも合格したら、母のおかげ???
(いや、そこまで言えるほど大人じゃない、それはないな。)
と言うわけで、母の介護は続きますが、しっかり自分を大事にして、ストレスを感じても、逆らわず、しなやかに受け止めて進もうと思ったのでした。(なかなか難しいことだけど、なるべくね)
やっぱりご自愛、大事だよ。(その時間をしっかりとるのも大事)
もはや、やった方が良いではなく、義務で必要だとつくづく思ったのでした。
お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。
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