ピーター・スワンソン(1968.5.26- )『ケイトが恐れるすべて(創元推理文庫)』務台夏子訳 東京創元社 2019年7月刊 小林信彦(1932.12.2- ) Sting (1951.10.2- )"'Round Midnight" (1998.9-11) 日記 2019年10月2日 まだしらぬふるさと人はけふまでにこんと頼のめしわれを待つらん 新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 909
日記
2019年10月2日
午前1時45分起床 室温25.1度 湿度75%
体重56.4kg スクワット22回 懸垂7回
64歳8カ月
Sting (1951.10.2- )
"'Round Midnight" (1998.9-11)
https://www.youtube.com/watch?v=wzeUjbY5ZlE
Andy Summers (1942.12.31- )
Green Chimneys: The Music of Thelonious Monk (1999.5)
Sting: vocal
Andy Summers: guitars
Dave Carpenter: bass
Peter Erskine: drums
http://www.thepolicewiki.org/Police_wiki/index.php?title=Green_Chimneys:_The_Music_of_Thelonious_Monk
スティング(1951.10.2- )は、
The Dream of the Blue Turtles (1985)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVSmE10fWX-AFWSnMjV3azN3moNJ9OwEu
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Dream_of_the_Blue_Turtles
Bring On the Night (1986)
https://www.youtube.com/watch?v=w71K0ff1VBs
https://en.wikipedia.org/wiki/Bring_On_the_Night
...Nothing Like the Sun (1987)
https://www.youtube.com/watch?v=HlcIp0JIk_c
https://en.wikipedia.org/wiki/...Nothing_Like_the_Sun
の三枚しか持っていなくて、
他はほとんど聴いていません。なので
The Police の
アンディ・サマーズ(1942.12.31- )については、
全然、知りません。
この歌唱は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/ラウンド・ミッドナイト_(曲)
で知って、ユーチューブで初めて聴きました。
歌詞・日本語訳
作詞
バーニー・ハニゲン
Bernie Hanighen 1908.4.27-1976.10.19
http://oyogetaiyakukun.blogspot.com/2013/07/round-midnight-ella-fitzgeraldamy.html
まだしらぬふるさと人はけふまでにこんと頼のめしわれを待つらん
菅原輔昭
題しらず
新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 909
「帰れないことをまだ知らない故郷のあのひとは、今日までに帰って来るよと約束したわたしを待ちわびていることだろう。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.274
金玉和歌集・雑[藤原公任による平安時代中期の私撰和歌集]。
ふるさと人 ここでは妻か。
金玉集の詞書では、東国から上洛した「ちはる」が公事のため帰郷でキず、便りを出すのに代詠した歌。
菅原輔昭(すがわらのすけあき 生没年未詳)
菅原文時次男。従五位下大内記。天元五年(982)出家。
漢詩文にすぐれ、『本朝文粋』『和漢朗詠集』などに作を残す。
拾遺集初出。新古今一首。勅撰入集四首。
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/sukeaki.html
https://kotobank.jp/word/菅原輔昭-1083569
2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26
ピーター・スワンソン
『ケイトが恐れるすべて
創元推理文庫』
務台夏子訳
東京創元社 2019年7月刊
448ページ
福岡市総合図書館蔵書
https://www.amazon.co.jp/dp/4488173063
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488173067
「到着の翌日に、アパートメントの隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人の話では、彼女とコービンは恋人同士だが、まわりに秘密にしていたという。そしてコービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか? 第二部で真相が明かされた瞬間に第一部を思い返し、驚きで戦慄する――。『そしてミランダを殺す』の著者が放つ衝撃作!」
「ロンドンに住むケイトは、又従兄と住居を交換し半年間ボストンで暮らすことにする。だが到着の翌日に隣室から死体が。『そしてミランダを殺す』の著者の予測不可能な傑作!
Peter Swanson (1968.5.26- )
Her Every Fear (2017)
ピーター・スワンソン
アメリカ、マサチューセッツ出身。
コネチカット州のトリニティ・カレッジ、
マサチューセッツ大学アマースト校、
エマーソン・カレッジに学ぶ。
2014年に『時計仕掛けの恋人』でデビュー。
2015年に刊行された第二長編となる
『そしてミランダを殺す』は、
英国推理作家協会(CWA)賞の
イアン・フレミング・スチールダガー部門で最終候補となった。
現在はマサチューセッツ州サマーヴィルで妻や猫と暮らす。」
https://www.goodreads.com/book/show/29938032-her-every-fear
https://www.goodreads.com/author/show/7142445.Peter_Swanson
https://de.wikipedia.org/wiki/Peter_Swanson
2017年に米国で発表された、
1968年生まれな
Peter Swanson (1968.5.26- )
の第三作、
Her every fear
の翻訳。
「十歳の時に
『ダイヤルMを廻せ!』[1954
監督 アルフレッド・ヒッチコック 1899.8.13-1980.4.29]
https://www.allcinema.net/cinema/13874
を観て、二面(ふたおもて)ある犯人の造形と対話劇の巧みさに
衝撃を受けたピーター・スワンソンは、名作を血肉とし、
筋運びや技巧を自家薬籠中のものとした上で
緩急自在に物語を展開していく」
p.443 巻末解説
川出正樹
「一にアイディア、二に視点
懐かしくも新しい、これぞ "サスペンス・ルネサンス"」
「リビングの壁の一面には造りつけの本棚があり、
その蔵書の一部にケイトは目を向けた。
ほとんどがハードカバーのノンフィクション。
…
棚ひとつ分、ペーパーバックのミステリーがあった。
彼女は、まだ読んでいない気がする
ディック・フランシス作品のひとつ、
『骨折』[Bonecrack (1971) 第10作]を取り出し、
部屋でいちばん大きな窓の下の、
長いベージュのカウチへと持っていった。
そこに横になると、最初の数段落を読み、
それから目を閉じて、たちまち眠りに落ちた。」
p.47
何故、ディック・フランシス
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
で、
何故、『骨折』なんだろう? と、
競馬シリーズ全44作を繰り返し読んでいる
1955年生まれの私は、
ページをめくる手を数分止めて、
『骨折』のプロットを回想してしまいました。
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/1017051175036188
https://note.com/fe1955/n/na6b78450f7c1
https://note.com/fe1955/n/n097b5d7d82e5
https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb
https://note.com/fe1955/n/n9559f73b6968
https://bookmeter.com/reviews/84256240
雨兎
アランの鞄の中には
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』
が入っていましたよね?
色々な本の細工が面白かったです。
Fe
The Wind-Up Bird Chronicle
Hardcover
October 21, 1997
https://www.amazon.com/dp/0679446699
The Wind-Up Bird Chronicle: A Novel
Paperback
September 1, 1998 $13.19
https://www.amazon.com/dp/0679775439
ですね。
古い映画が色々出てくるのも、
私は楽しかったです。
読書メーター
ミステリの本棚
登録冊数368冊 著者名五十音順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091193
小林信彦(1932.12.2- )
『また、本音を申せば』
文藝春秋 2020年4月刊
296ページ
「久しぶりで創元推理文庫を読む。昔、東京創元社が
推理小説全集を出し、つづけて推理小説の文庫を出して
以来のファンだから、ずいぶん時間がたっている。」
p.201
「銀幕のロックンローラー [『週刊文春』]2019.8.29」
http://www.tsogen.co.jp/kaisha/nenpyou.html
「1956年1月
『世界推理小説全集』全80巻刊行開始
(第一期全28巻でスタート)
第1回配本は
第14巻クリスチィ『アクロイド殺害事件』、
第26巻チャンドラー『大いなる眠り』
1959年4月 〈創元推理文庫〉創刊
第1回配本は
ルルー『黄色い部屋の謎』、
ミルン『赤い館の秘密』、
マクドナルド『兇悪の浜』、
ヴァン・ダイン『ベンスン殺人事件』」
「<久しぶりで> と書いたのは、二年と少し病気で、
推理小説から離れていたのである。
ピーター・スワンソンという人は初めてで、
『そしてミランダを殺す』という良い題名の作品がすでに
創元推理文庫で出ているのもわかった。
この本も買って、読まなければ。
この作家は <奇妙なサスペンス> で読ませるらしい。
『ケイトが恐れるすべて』という題を見たとき、
ああ、都筑道夫[1929.7.6-2003.11.27]に読ませたかった、
と思った。1960年代の翻訳推理小説雑誌ブームを
知っている私
[『ヒッチコック・マガジン』創刊編集長 1959.8-1963.3]
は、すぐそういう発想になってしまう。
アイリッシュの『裏窓』にヒントを得たというが、なるほど、
こういう書き方もあるのか、と私はひざを叩いた。
ケイトを
キャサリン・ヘップバーン[1907.5.12-2003.6.29]が演じても、
グレース・ケリー[1929.11.12-1982.9.14]が演じても、
話は成立するのである。
女優は現在生きている人の方が良いが、相手役は
ケイリー・グラント[1904.1.18-1986.11.29]じゃなきゃ
いかんと私は思う。それも無理か。
ケイリー・グラントじゃなきゃ、
ジミー・スチュワート[1908.5.20-1997.7.2]でもいい。
(それじゃ本物の『裏窓』[1954]になってしまう!)」
p.202「銀幕のロックンローラー 2019.8.29」
https://www.allcinema.net/cinema/2608
読書メーター
小林信彦の本棚
登録冊数135冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091202
https://note.com/fe1955/n/n4b5a41b5f149
ピーター・スワンソン
『そしてミランダを殺す
創元推理文庫』
務台夏子訳
東京創元社 2018年2月刊
The Rolling Stones
"Moonlight Mile" (1971)
小林信彦(1932.12.2- )
『また、本音を申せば』
文藝春秋 2020.4
https://note.com/fe1955/n/n9aa89f5956c7
https://note.com/fe1955/n/n09e4f9d45b7c
https://note.com/fe1955/n/nd3107e7463f1
https://note.com/fe1955/n/n82441377b708
https://note.com/fe1955/n/n6cc0a819ea9a
https://note.com/fe1955/n/n24191b2da921
https://note.com/fe1955/n/n7f7a01861383
https://note.com/fe1955/n/n19f177b4b2ad
https://note.com/fe1955/n/n5f3ffdad5aa7