今を走れ、全力で。
みなさんこんばんは。2週間前から諸事情にてめちゃめちゃ多忙で、楽しい反面、疲労感を感じてしまっているもんもんです。
さて、今回は「今を走れ、全力で」というテーマでお話しします。
先に結論から述べますと、今を全力で生きることが大切ですよ。という話です。
少し日記っぽくなるかもしれませんがご了承ください。
では詳しくいってみましょう!
1、死の捉え方
自分はこの春から新社会人として北海道の田舎にて理学療法士をしております。
自分のような医療や介護の現場でお勤めされている方、それどころか一般の方でも必ず経験する物が「人の死」というものです。
自分も数年前に祖父を亡くしています。
そして今理学療法士として生活しており、
この命に係わる仕事をしてる限り逃れることは出来ない「死」という概念。
もちろん考え方は色々あると思います。
「患者さんは患者さん亡くなったからと言って感情移入すべきではない」という仕事と割り切るべき派もいれば、「一人の人間の死というモノを心に刻め」という割り切る必要は無い派がいることも十分理解できます。
どちらが正解だという答えは無いと思います。
ただ僕は後者でありたいなと思っています。
正直これから何百人の人々と拘っっていくと、忘れてしまう肩も出てきてしまうかもしれません。
ただ、一人一人と関わって成長した自分がいるわけなので、きちんと心に刻んで行きたいです。
さて、ここからは自分の死に対する考えを踏まえたうえで、今を生きるべきだというお話をします。
それで入ってみましょう!
2、死に対する考え方
自分は「死」というものは生物における素晴らしい仕組みだと思っています。
「古を捨て、新を醸成する」という言葉を知っています。
捨てるという言葉は表現としては不適切かもしれませんが、便宜上使用させていただきます。
生物は長い歴史上、古いモノを捨て、アップデートされた新しいモノを生み出してきたのです。いわゆる「進化」です。
もし古いモノが捨てられることなく残り続けたとしたら、この世界は最古と最新が混在することになりそうですが、絶対にその状況には至りません。
なぜならば、地球上には物理的な面積に限界があります。家を建てる場所も食物を作る場所も。
そのため、古は自身が残るために、新を生み出すことを拒むでしょう。
あっという間に物理的な面積に限界が来るからです。
すると、どうなるのか。生物としてのアップデートがそこで終わります。
アップデートが止まった生物はそのレベル、水準で未来永劫過ごします。
つまり、何かイレギュラーが起きた際に対応できる可能性が極限まで低くなり、生物としての歴史に幕を閉じることになります。
この非効率なシステムを打破する策として生み出されたのが、「死」という概念だと思っていただけるとストーリー的にスムーズでしょう。(もちろんもっと科学的な因果や事象が関連しています。)
つまり、死があるが故に新(=進化)が生じるのです。
そのおかげでこの長い地球の歴史の中で、我々は今こうしてスマホを見ていられるのです。
3、今を走れ
皆さん十分お分かりだと思いますが、人はいつ死ぬかなんてわかりません。病気などで余命〇〇年などと告げられることもありますが、
今回のコロナウイルスや交通事故のようなイレギュラーなイベントで亡くなることもあります。
今キーボードを叩いている僕も、突然地震が来たり、通勤途中で心筋梗塞になってしてしまうかもしれません。
だからこそ、生きている今を大切にする。生きている人との時間を大切にする。ということは大切だと思います。
病気にかかって、正直もう長く無いという高齢者などの場合だと、
人生のフィナーレに「良い人生だったな」と思ってもらうことはできたのか。
その方が亡くなった後に、このことを振り返る。
そして、その時に「良い人生だった」と思ってもらいたいですよね。
思ってもらうにはどうすれば良いのか
正確には覚えていませんが、ソフトバンクの孫正義さんの言葉にこのようなものがあります。
「時代は常に変化し続けるものだから、未来はわからない。過去を後悔しても戻ることは出来ない。なら、今生きているその時と全力で向き合うべきだ。」
最強の言葉ですね。間違いないと思います。
未来の事なんて誰が分かるでしょうか。10年前にほぼすべての国民がスマホでYouTubeを見ていましたか?コロナによって多くの人が経済的困難に陥るなんて考えていましたか?
未来の事なんかわかりません。
人も例外ではありません。
人なんていつ、怪我をするのかも、体が不自由になるのかも、そしていつ死ぬのかもわかりません。
今この瞬間に巨大隕石が落ちてくるかもしれません。核が飛んでくるかもしれません。
そして、過去の失敗や後悔は一度強く胸に刻んだら、家族や親友に話して、美味しいもの食べて、寝て忘れてしまいましょう。
忘れるというのは、その後悔をいつまでも引きずって前に進むのを恐れるなということです。
あなたは止まっていても、目の前には次の壁がやってきます。
じっと立ち止まって後悔し続けるほど、人生に時間はありません。
そして、あなたのリハビリやケアを求めている人は目の前に、まだまだ沢山います。
そう、今のあなたに出来ることは「今この瞬間に全力で挑む」ということです。
先ほど未来はわからないと言いましたが、今に全力で挑み続ければ未来は素敵なものになるはずです。なる可能性があがります。
日々関わる患者さんや利用者さんはまだ生きていいます。
なら、人生の最終楽章素敵なものにしましょう。
少しだけでも幸せだと感じてもらえたら、それは素敵だと思います。
と、こんなことを偉そうに書いてますが、結局自分に言い聞かせたいがためのnoteなのかもしれません。
4、最後に
今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
今回は自分に言い聞かせる意味合いを強めにもったnote記事になりました。
ただ、未来は考えてもわかりませんし、過去を後悔する十分な時間もありません。
今を全力で生きるということこれが大切なのは間違いありません。
今この瞬間も止まることなく、日々目の前の利用者さんの生活を豊かにするために努力すること。このことを大切にしてしようと改めて感じました。
みなさんも今を全力で走りましょう!!
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