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ラグビーがビジネスに与える影響について考えてみた

ラグビーしてる人ってビジネスで活躍してないか?(バイアスかかりまくりです)

どうも、髙橋新平です。
僕自身は中学時代にラグビーに出会い、中高6年間のラグビーで相当人格形成されたと思います。(詳細は自己紹介記事から)

仕事をしているとラグビー経験者のご縁が非常に多く、ビジネス界隈で活躍しているラガーマン多いなという印象。(おそらく妄想でそういう風に世の中を見てしまっていると思いますw)
とはいえ、ラグビー出身の著名人も結構いまして

  • ユニクロ、ローソンの社長を歴任された玉塚 元一さん

  • 大和ハウス工業社長の芳井 敬一さん

  • TBSホールディングス社長の佐々木卓さん

  • 世界的指揮者の小澤征爾さんはラグビーのしすぎでピアニスト諦めたとか 

  • 弁護士の橋下徹さんは北野高校で花園に出場しているので有名

  • ベンチャー界隈だとスペースマーケットの重松大輔さんが有名

  • などなど

ラグビーを経験して活躍されている方多いなという認知バイアスがかかりまくった勝手な偏見です。笑

今回のnoteでは、なぜラグビーというスポーツで得たことでビジネスで活躍することができる要素がどんなところにあるかを勝手に書いてみたいと思います。


その①:複雑なルールを制すれば、ゲームを制することができる

アメフトとラグビーは結構ちがいますが、未経験者からするとわからない

一般的な人からするとアメフトなのかラグビーなのかすら区別つかないと思うのですが、それはなんといってもルールの複雑さだと思います。



サッカーはシンプルで分かりやすい

サッカーはシンプルでわかりやすすぎる!!!

  • 手を使ってはいけない

  • ボールを蹴ってゴールに入れれば1点

  • 試合終了時に多い点数の方が勝ち

めちゃくちゃシンプル!本当に分かりやすい!
だからこそサッカーの世界的な人口の多さ、人気があるんだなと痛感させられます。



ラグビーのルールはわかりにくく複雑

一方のラグビーは…

  • ボールは前に投げちゃいけない(反則:スローフォワード)

  • 前に落としちゃいけない(反則:ノックオン)

  • タックルしていいけど首より上はダメ(反則:ハイタックル)

  • タックルされたらボール離さないとダメ(反則:ノットリリースザボール)

  • 密集のなかで地面にあるボール手で触ったらダメ(反則:ハンズインラック)

  • などなど(まだまだあります)

しかも見ていても人がゴチャゴチャ集まっているだけで素人目には何しているか全くわからないのもあるなと…

これがモール
これはラック
これはスクラム

ラグビー未経験の方が上記の3枚の写真を見たら
「何が違うんだ?????????」
ってなりそうなものです。

とはいえ、ラグビーで良いプレーをするには、その複雑なルールを理解して制する必要があります。
これはビジネスも同じで、ビジネスのルールを全て誰かが丁寧に教えてくれるものであはありません。ルールを勉強し自分なりに解釈して自社のビジネスに有利なように活用できるように進める。
これはまさしくラグビーのルールの複雑さと同じようなものかなと。

更に、ラグビーは毎年ルール変更が適用されます。
特にワールドカップ後などは、対戦成績や観客の盛り上がり、プレーの危険度なども加味しながら、よりゲームが面白くなるようにルール改正されています。(私が高校のときからも随分とルールが変わりました。)

この点もビジネスに非常に近しいと思います。新しい技術が生まれたり、新しいビジネスが生まれるとルール(法律など)が整備されます。
ビジネスパーソンはその時々で新しい技術や付随するルールを正しく認識して、自社のビジネスに活かすことが求められます。


その②:身体的特徴に応じて適切なポジションが見つかる


稲垣啓太さん 身長186 cm体重115 kg


日本代表 流大さん 身長166cm体重77kgm
  •  稲垣啓太さん 身長186 cm体重115 kg

  •  流大さん 身長166cm体重77kgm
    ※ どちらもウィキペディア情報

これだけ体格差のある選手が同じ競技をやっているんだから驚きです。
ラグビーはそのポジションにおいて求められる役割が異なります。しかしながらプレーが動いている最中にボールを持ったら、どのポジションの選手も割と近しいプレーするのにという特徴があります。

ラグビーのプレーにおける基礎スキルがビジネスで言うポータブルスキル
かなと思います。
ポジション特有の必要なスキルがビジネスで言う専門スキル

パスは全員できなきゃいけないけど、バックスと呼ばれるポジションの人たちは特にパス、キック、ランどれもが高いレベルでプレーできないといけません。
タックルも全員ができる必要があるけど、フランカーと呼ばれるポジションの人たちは誰よりもタックルの能力が高いこととチーム内で豊富な運動量が求められます。
(僕はもともとこのポジション)

ビジネスにおいても同じように、コミュニケーションは全員ができる必要がありますが、コミュニケーション力の誰よりも高いセールスがいたり、
論理的に話せるわけじゃないけどお客さまと何故か仲良くなっちゃうキャラの強い人がいたり、
期日は守れないんだけど(本当は守ったほうが良い)けど、クリエイティブなアイデアは何故か出せる人
などなど…

ラグビーもビジネスも基礎的に必要なスキルはありつつも、自身の強みや専門性を活かしてチームで目的、目標を達成するという共通点があります。

特に私がチームを作る上ではやはり、配置(誰をどのポジションにするか)、そこからどのような戦略が生み出せるか?をよく考えます。このような考え方はラグビーによって培われたことが大きいなと思います。


その③:意思決定の主体は常にボールを持っている人から

最後に、ラグビーは“意思決定のスポーツ”であるという点です。例えば野球の場合は、監督の指示(サイン)によって次のプレーや次の選手がどう振る舞うべきか?ということが決定されます。選手はそれを忠実にどれだけ精度高く実行できるか?という特徴があるかなと・・・。
(野球経験者の方で僕の表現に気分を害された方がいたらすみません!)

一方でラグビーはプレーの最中には常にボールを持っている選手がランなのか、パスなのか、キックなのかという意思決定が求められます。
意思決定が遅くなりズルズルいくと相手選手にタックルされて不利な状況になる。(つまり意思決定の素早さも求められる

そして周囲の選手はボールを持っているプレーヤーの意思決定したプレーに対して支援する動きをしないといけない。このような点がビジネスに非常に近しいなと。
ビジネスもチームの誰かが意思決定したもの、もしくはチームで決めたことを周囲が一丸となって支援して、その意思決定が正しくなるように振る舞うこと求められると思っております。


ラグビー経験者でビジネスを盛り上げたい

ありがたいことに”ラグビー経験”という経歴をもとにお仕事に繋げていただけることも多く、このスポーツを経験して良かったなと思うばかりです。

サッカーや野球ほど競技人口が多くのないので珍しい
一方でマイナースポーツというほど競技人口が少ないわけではない
そしてハードなスポーツであるという共通点

このあたりがラグビー経験者であるというだけで何故か信頼できたり、一緒に何かをしよう!的な考えに至りやすいところかなと思います。

僕自身、まだまだ何ができるというわけではないですが、ラグビーをやった経験のある方と仕事をご一緒できたりしたら良いなぁと思っている次第です。



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