見出し画像

仕事ができなくても役に立つ場所はある(はず)

「お前は使えない」
「新人以下だ」
「なんで会社はお前を採用したんだろうな」
「バカは帰れ」
「お前なんか辞めちまえ」
これはパワハラを受けていた時に浴びせられていた言葉の一例です。

そんな言葉を浴び続けていると当然ながら自分は使えない人間だ、仕事ができない人間だと思うようになり、やがてそれは心の奥底に染み付いて離れることはありません。

それでも!それでもですよ、
役に立てる場所はあると思っています。

パワハラを受けたことはとても辛く、傷跡は今でも残っていますが、自分がいた場所がたまたま悪かっただけだと思うようにしています。

転職先で貢献できたかは、?ですが、
それでも感謝される場面はあったので少しは役に立てなのかなと思っています。

職場変われば役立つスキルもある

転職してからは大学や中学、高校といった教育機関での勤務が長かったのですが、当時はデジタルを活用する場面が少なく、書類が多い紙文化でした。
ITスキルはなかったのですが、それでも以前の職場で使っていた知識が役に立ちそうな場面があったため、徐々に導入していきました。
特殊な知識ではなく、WordやExcelのちょっとした知識で少しだけ省力化できるといった具合でした。
大々的にやるのではなく、困ってそうな人を少しお手伝いしたり、担当した業務を少しずつ変えていくと時々感謝されるようになりました。

組織には優秀な人が沢山いるので、その人たちが煩雑な作業で時間を取られていては勿体無いので、私が省力化の手伝いをすることで、優秀な人たちが本来の力を発揮することができたり、注力すべき問題に取り組めるようになればオッケーでした。縁の下の力持ち的な存在で。

そうしてコツコツとやっていると徐々にですが、仕事を任せてもらえるようになったり新しい案件の担当に入れてもらえるようになります。

その頃からでしょうか。
パワハラを受けた自分=社会で役に立たないという考えが少しずつ変わり始めた気がします。
それでまでは体調は回復し働いていたものの、低空飛行を続けていましたが、これくらいの時から気持ちがやっと上向いてきた気がします。
とは言えパワハラの傷が癒えることはありませんが、、、
しかし人に恵まれ、信頼をしてもらえるようになってやっと地面から顔を出せる状態になった気がします。

環境を変えることは心へ大きな負担となりますが、現状が辛い状況で環境の変化に耐えられるくらいの状態であれば思い切って環境を変えることもありだと思います。

そうすることで今まで気づけなかった自分のスキルが役に立つ場面に遭遇できるかもしれません。

心地良い暮らし、心地良い環境に巡り合えることを祈って!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?