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現状維持だってある意味幸せな話。

無事に駐車場の空きを確認したにも関わらず
契約にも同棲にも至っていないアタシたち。

これでいいのか、なぜこうなったのか、を冷静に考えては若干モヤッとする日々を過ごしているが故に、もはや やっぱりこのままでいいんじゃないか と思い始めている 今日この頃な話をします。


1K 二人暮らし メリット デメリット

で、お馴染みGoogle先生に聞いてみた。
まぁそうだよな、と思うことが全部書いてあった。

このことだけに関わらず、なんかもう癖のように先生には聞くんだけど、思った通りの答えが出てくるので
知らないことを知りたい、というよりは
自分の判断がおかしくないか確認したい、というような

まるで仕事上の認識合わせに似ている。

天才の考えることは分からない。想像もしていなかった視点で突っ込まれるので、「その質問の答えは持ち合わせておりません」じゃなくて「質問の意味が分かりません」になる。

いつか書いたことがあるようなないような気がするドギツイ主任がいます。

彼に指摘されると、そもそも何を頼まれていたのかも、何を聞かれているのかもわからなくなる。
みんながそうみたいなので、おかしいと思った点に対しては自信持って立ち向かうようにしてるんだけど、立ち向かうのが自分だけみたいなので浮く。

いいんだそれでも、私は誰よりもここにいるチーム員の中で経歴が長い。(立場は一番下だけど)そういうのを利用しなきゃ勿体ない。


戦う頻度は多いけど、それ以上に仲間も増えたぜ。

話が逸れました。



我が家に恋人タミオ君が正式に転がり込んできた場合 の妄想を日々繰り広げるようになってから、一人の時間を今までよりも有効に活用したいという気持ちが倍増した。

この、穏やかなひとり暮らし生活も もしかしたら終わりに近づいているかもしれないと思うと、今まで当たり前のようにしてきた【一人だからこそ】できることに対して愛着が沸く。

お風呂上がりに裸のまま頭乾かしたり
夕飯を納豆ご飯で済ませたり
家用光脱毛器で股間を点射する時間も

この先この狭い空間で生活を共にしたら、難しくなるなと思うし(恥を捨てれば別だけどできれば最低限の女子力は保ちたい)



最近タミオ君はとても仕事の帰りが遅いので、連絡も取り合えなかったり、帰ってきてもすぐに寝てしまったりしているんだけど

今までは
一緒に住んでたら、連絡が取り合えないことに困ったり寂しく感じたりする前に 同じ家に帰ってくるんだから、会う会わないを考慮する必要もなくそばにいられて嬉しい だったのが

今は
ここで一緒に住んだら、この時間に帰ってくるタミオ君がご飯を食べている間私は先に寝ることもできないし、寝たとしても気使わせてしまうな とか考えてしまうようになり


【このままでいいんじゃないか】が加速する。


一緒にいられる時間が増えることや
毎日同じ家に帰れることの喜びが消えたわけではないけれど

決行した場合のリスクばかりが脳裏をよぎってしまうので
私にとっても勢いで突っ走らないと良くない兆候になる。


タミオ君自身も、たぶん最初の勢いで突っ走ってしまわないと
どんどん熱が冷めるタイプなので
あの日おばあちゃんをお見送りした後に沸き起こった気持ちが、どこまで残留しているのかわからない。


現実的なデメリットを考えすぎる私は、あまり現実を見据えずに希望を語りがちなタミオ君を心配してデメリットを口にしてしまうし

マンションの駐車場も、停めにくい&狭い場所という理由で考える時間を頂戴してしまったばっかりに、そのまま多忙の波に飲み込まれたタミオ君からは具体的な今後の予定を聞けずに一週間が経過する。
もう今となっては、空きを確認した際の管理会社とのやり取りで 速攻契約を取り付けなかった段階で 実行不可の結論は出ていたかもしれないとすら思っている。


それならそれで、仕方ないし
私は一人暮らしと、この家に通ってくれるタミオ君との生活を 今までと同じように満喫するだけの話。

いろいろ妄想を繰り広げたおかげで、今まで以上に満喫できるかもしれない という点では、むしろプラスでもある。



今でも毎日のように届く、物件探しアプリの新着通知を
夜な夜な気が乗れば覗いている。

気にしなければいけない方角や引っ越し時期の問題を加味することにより、気に入った物件を見つけても泣く泣く見なかったことにしなければならないダメージに耐性がなくなってきてしまい
お部屋探し疲れた病 を発症していた。

今でも病と闘ってはいるものの
ここ(1K)に一緒に暮らすことを考えたら、少しでも早く二人の(物理的にも精神的にも余裕を持った広さがある)お部屋を探したい むしろ 探さねば という思いに掻き立てられるようになった。


お部屋探しも
転がり込み作戦も
駐車場契約も

盛り上がって望んだわりに一つも叶っていない。

それは 守らなければならない方位学に縛り付けられているせい だけではないと思っているし、我々の決断力や一歩踏み出す勇気の乏しさが大いに関係しているであろう。


現状に不満があるわけではないだけに
それ以上の何かを求めようという気持ちが沸き起こりづらいのは仕方ないことでもあるのかもしれないし

無理して突き進めることでもないんだから
二人が現状に満足して楽しめているんであれば、それでいいんじゃないのかな とも思う。



この年になると
多かれ少なかれ身内にも他人にも結婚を急かされるし
そもそも世の中の風潮が そんな感じだったりする。

うっせぇうっせぇうっせぇわ
って思うけど

自分もどこかで今までは
この年で 半年以上付き合った恋人がいるのに結婚をちゃんと考えられないなんて、夏。・・・って思ったりしてしまう部分もあった。

○カ月経てば同棲を考えるとか
○カ月経てば結婚を考えるとか

そういうケースが多いってだけで、必ずしもそうしなきゃいけないわけじゃないのに
【参考】じゃなく【指標】にしてしまったりして
自分たちの交際や進行状況を情けなく悲しく思うこともあった。


Google先生が教えてくれる検索結果がすべて正解だと思わなくなったのは、コロリーナやワクワクチンチンのおかげで肝に銘じたからだけど

それ以上に【今を大切に満喫する】という根本的な部分を思い出させてくれたのは、他でもない
少年のように純粋無垢な気持ちで勢いづいたタミオ君の『すぐ引っ越しできないならもうここに住む』という規約違反な発言がきっかけであった。


叶うかどうかはもう別として
想像力豊かに良いことも悪いこともシミュレーションできたのは、結果的に二人にとって(少なからず私にとっては)良かった気がする。


なかなか一緒に住めないことも
前途多難だと思うのか、平穏な暮らしだと思うのか
考え方次第で日頃の心持ちだって変わるもんな。


家が同じこと、籍が同じことでの利点だってたくさんあると思うけど
一度一緒に住んだら ひとりの生活に戻ることって別れない限り まずないだろうから、今は今で幸せなのに 一人の生活に急いで別れを告げることもないのかな、と思ったり。



なるべく良い方に考えて
毎日を楽しく平和に過ごせたら

想像と違うことが起きたって、穏やかにそれを受け入れる余裕もできる気がする。


多忙なタミオ君とは、また次いつ会えるのかわからん状況ではあるものの、私は一人暮らしも一人の時間も楽しんで
二人の時間を待ちわびよう、そうしよう。

おー。


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