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外資系ITコンサルファームからAIスタートアップへ。ポストコンサルの入社理由について。【入社エントリ】

FastLabelにて、BizDev、アノテーション事業、 PR、PMMを担当している藤原です。気づけば会社で一番の古株になり、入社から2年が経とうとしています。今更ではありますが、振り返りも兼ねて入社エントリを記載できればと思っています!

FastLabel BizDevメンバー!わいわい、がやがや、楽しくやっています!(左から東、私、塚本)

この記事の主な目的は、以下となります。

  • 改めての自己紹介!

  • 私と似た経験、経歴の方の転職時の参考にして頂きたい!

  • FastLabelの事業と仕事の魅力をお伝えしたい!

少しでも興味を持って頂けましたら、私宛(@fujipoyoooo)にお気軽にご連絡ください💌


これまでの経歴

ざっくりとですが、大学以降を振り返ってみました。

九州大学 経済学部 経済・経営学科

  • フィリピン大学 経済学部に交換留学し、東南アジア諸国における労働経済学を学ぶとともに、海外で有名な日本企業は製造業ばかりだと実感する。

  • 株式会社ワークスアプリケーションズのインターンシップにて、同社採用人事として小池、同期内定者として上田、小田(話した記憶がない…)と出会う。

三菱電機株式会社 事業推進部

  • 経営企画部門としてトップマネジメントと連携し、全社横断プロジェクトの企画、推進に携わる。

  • コーポレートコミュニケーション、輸出管理、内部監査、採用など、多岐にわたる業務にも従事する。

日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業本部

  • 製造・流通インダストリー内の新設組織に配属。戦略コンサルファーム出身の上司に徹底的に鍛えて頂く。

  • チェンジマネジメント(戦略的組織改革)を専門領域として、SAP導入支援(要件定義〜インプリ)や新規オファリング構築にも挑戦。パートナーと日夜を共に過ごす(もちろん、お仕事で)。

三菱電機では、右も左もわからない自分に、社会人としての基礎を教えて頂きました。1年目にも関わらず、会社及びグループ会社の経営層と直接会話させて頂く機会に恵まれたことは、貴重な経験だったと感じています。本当に良い人が多く、今でもよくしてくださる先輩や同期、後輩と出会えたことは、人生で大切な宝物です。

現職の定時後に業務委託で手伝って下さる先輩達。
その後、楠富(右側)はFastLabelへ入社することに!

一念発起して転職した日本IBMでは、コンサルとは何たるかを、血肉に染み込ませるが如く徹底的に、1から叩き込んで頂きました。構造化ができない、資料作成ができない、プレゼンができない…。コンサルとしては全く何もできなかった自分を見捨てることなく、昼夜問わずに何度も指導し、導いて下さった上司には感謝しかありません。この出会いと濃密な経験がなければ、私はこの記事を書くに至らなかったと思っています。

FastLabelとの出会い

代表上田との出会い

「FastLabelとの出会い」=「代表 上田との出会い」と言っても過言ではありません。思い返せば、上田とは大学1年生の時に、短期留学プログラムで出会っていました。集合写真が残っているところを見ると、同じチームで行動をしていたようです(あまり記憶がないのですが…)。

短期留学先の釜山大学にて。真ん中が上田、右から2番目が私。

大学3年生の就職活動の際、知人の紹介で参加した、ワークスアプリケーションズのインターンシップで上田と再会します。当時のワークスアプリケーションズのインターンではプログラミングと営業ロープレがあり、上田は圧倒的なスピードでプログラミングを修了していた記憶があります。蓋を開けてみると、上田は開発ではなく営業として、プログラミングが思うようにいかなかった私は開発として内定を頂きました。

このインターンシップで採用人事をしていたのが、現在FastLabelの人事責任者の小池であり、約7年の時を経て同じ会社で働いているという、何とも感慨深いものがあります。ちなみに、フィールドセールスマネージャーの小田も同じインターンシップに参加しており、直接話したことはなかったのですが(何故かFacebookでは友達だった)、ご縁があるなと改めて感じました。

FastLabelとの出会い

新卒として、上田はワークスアプリケーションズへ、私は三菱電機へ入社しました。たまにLINEで近況報告をする仲で、2020年の夏頃、上田からFastLabel会社を設立したと聞きました。

もともとベンチャーやスタートアップに興味があり、友人であった上田の挑戦は非常に刺激的で、いつか一緒に働いてみたいな、と感じていました。その当時は、日本IBMでコンサルスキルを身に付けることに必死で、次の会社で挑戦することになる日までにどれだけ成長しきれるか、という考えで死に物狂いで働いていたのを記憶しています。

転職の軸と入社理由

新卒時代に考えていた会社選びの軸は以下で、三菱電機に入社を決めました。

日本の根幹産業で、グローバルで戦うことができる製造業に身を投じたい

多様なプロダクト(BtoB、BtoC、BtoBtoC)を有する会社で働きたい

若手にも関わらず大きい裁量を持たせて頂き、トップマネジメントと直にやり取りするという、今考えると身に余るような貴重な経験をさせて頂きました。しばらく働く中で、「製造業全体をもっとよくしたい」、「製造業のトップマネジメントに提案できるようなスキルを今すぐにでも身につけたい」という想いが強くなり、日本IBMへの転職を決意しました。

日本IBMでは上司に本当に恵まれました。会社でもトップクラスに優秀で、いわゆるイケイケの方とほぼマンツーマンで仕事をさせて頂くことになり、コンサルのいろはを1から勉強しました。当初からの願いであった製造業のお客様を中心に、戦略案件からシステム導入案件まで、いわゆる上流〜下流まで一通り経験をさせて頂き、全くと言っていいほど不満はない状態でした。

とはいえ、「いつかは自分の力をベンチャーやスタートアップで試したい」という想いがあり、良いタイミングがあればその時に考えようと決めていた中で、上田から

「シードラウンドの調達が無事に終えることができそう。転職を考えない?」

と声を掛けてもらいました。いつかは転職しようと考えていた中での巡ってきたチャンス。コンサルとしてもやれる幅が広くなってきていた矢先で非常に悩みましたが、最終的には私自身から

「FastLabelとそのお客様に貢献するからジョインさせて欲しい」

と、上田に申し出ました。

当初はリファラルだったのに立場が逆になってて違和感しかないですが…そう決断するに至った理由は以下3点でした。

製造業、ひいては日本企業がグローバルへ返り咲くために残された領域はAIしかなく、AIインフラを創造することで貢献したい。

次いつあるかわからないチャンスを待つのではなく、目の前にあるチャンスを掴みにいくべき。

これまで培った経験とスキルをもって、会社そのものではなく、自分自身と仲間の力で事業をドライブしてみたい。

ポストコンサルとして様々な選択肢があったのも事実です。様々なプロジェクトで経験を積んでいくのか、事業を自分の手でドライブするのか。私の場合は、自社サービスを持っている会社にて、仮設を基に事業を推進していきたいという想いが勝ち、最終的にFastLabelへの入社を決意しました。

FastLabelでの仕事

FastLabelはどのような事業をしているのか

FastLabelは「データセントリックなAI開発」を下支えする、AIデータプラットフォームの開発と提供、並びにアノテーション代行に係る事業を展開しています。

具体的には、これまでアルゴリズムを中心に行われてきたAI開発に対し、データを中心に進めていけるような基盤を作るという、AI領域における地殻変動を下支えする、まさにインフラとなる企業を目指しています。

詳細は下記会社紹介資料に纏めていますので、ご参照ください!

2021年10月26日(なんと私の誕生日と同じ!)にサービスを正式リリースしてこれまで、国内大手企業を初めとして合計100社以上のお客様に、サービスをご利用頂いています。国内SaaS企業として、AI企業としては珍しく、数多くのエンタープライズ企業様からお引き合いを頂戴しており、まさにPMFしている状況です。

ご利用企業様一覧(一部抜粋)

どのような仕事をしているのか

私は現在、下記領域を担当しています。

  • BizDev:新規事業開拓、パートナーアライアンス構築

  • AI Data Operation事業:アノテーション代行事業拡大

  • コーポレートコミュニケーション:社外広報、エグゼクティブ広報

  • プロダクトマーケティング:商品企画・設計

入社してすぐはカスタマーサクセスの立ち上げを担い、その後は経営陣の命の下、会社として急ピッチで立ち上げなければならない領域、立て直さないといけない領域を、一手に引き受けています。要するに何でもやっています!

書き出すとキリがないので、担当領域の詳細については別途Noteに書きたいと思います!

FastLabelはどのようなカルチャーがあるのか

FastLabelは2023年1月23日で創業3周年を迎え、これまでのミッションとビジョンを刷新して、新たにパーパスを制定しました。

パーパス:AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へ

AIが世の中にでてきてから10年以上が経つにも関わらず、AIが身近になったとは言い難い世の中です。その根源的な課題がAI開発における「データ基盤=AIインフラ」が存在しないことだと考え、FastLabelがAIインフラを創造することによって、日本企業のAI開発を下支えしていきたい。高度経済成長期に日本企業が世界で輝いたように、AIの領域で日本企業を世界レベルへ引き上げたい。そういう想いが込められています。

上田が、パーパスに込めた想いを下記で熱く語っておりますので、是非ご一読ください。

上記パーパスを実現するべく、「Delivery Results, Bet on Technology」の考えのもと3つのバリューを定義し、行動指針として日々の業務を遂行しています。

FastLabel Vaules

長くなりましたが、要するに、

「お客様のために全力で仕事をして、全力で楽しむ」。

そんなカルチャーがFastLabelに根付いてきていると思っています。

FastLabelは”今”ジョインすると面白い!!

2022年8月、シリーズAラウンドにて4.6億円の資金調達を行い、国内VC最大手のジャフコグループ様を筆頭に、ソニーイノベーションファンド様、NTTドコモベンチャーズ様といった国内有力CVCから出資を受けています。

FY2026でのIPOを目指すFastLabelですが、ジョインするならまさに”今”だと考えており、その理由は大きく以下3点です。

今後数年以内に起こる可能性の高い「AI革命」のど真ん中で、優秀且つ情熱を持ったメンバーと挑戦できる。

AIxSaaSとしては例の少ないエンタープライズ領域に挑戦でき、多くのお客様に価値を届けることができる。

組織の立ち上げフェーズであり、希望に応じて様々なキャリアパスを歩むことができる。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。初めてNoteを書いたので、拙い文章になっておりお恥ずかしい限りです。

FastLabelは第2創業期に入っており、驚異的なスピード(T2D3を超える成長率)で事業拡大している状況下で、新しいことに挑戦できるという、成長したい方にはうってつけの環境です。

もう少し詳しく聞いてみたい、相談してみたいと思って頂けましたら、カジュアルにお話できればと思います!是非、私宛(@fujipoyoooo)にお気軽にご連絡ください💌


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