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聖闘士星矢ごっこで進んで「アテナ役」をした小学生の僕 (あるゲイ少年の歩んだ道・その1)

遡ること小学生時代、自分は近所の男の子グループとも、女の子グループとも、まんべんなく遊べるニュートラルな子どもでした。


比較的自然が多い土地だったので、男の子グループとは「木登り」「缶けり」「ポコペン」「基地づくり」など活発に外で遊び回り、女の子グループとは「おままごと」「人形あそび」等を楽しくやっておりました。


キン消し(キン肉マン消しゴム)やビックリマンシールなど、当時一大ブームとなったものも、一通り集めておりました。当時のビックリマンは今も自宅に保存してあります(高額で売れたりするのかな?ドキドキ)

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ちなみにこちらは、昨年つい買ってしまったダイの大冒険とコラボしたビックリマンシール(笑)


さて、遠藤が小学生の頃、近所の男の子達の間で流行っていた二大ごっこ遊びが


「キャプテン翼ごっこ」
「聖闘士星矢ごっこ」


でした。


「キャプつばごっこ」は、それぞれがキャプテン翼のキャラクターになりきって、サッカーをするだけという単純なもので、男子達には、翼くん・岬くん・日向小次郎あたりが大人気でした。


ところが遠藤は、そこら辺の人気キャラには目もくれず、毎回必ず「三杉くん」を選んでいました。


三杉くんは、眉目秀麗な天才肌のプレイヤーなのですが、心臓病のために長くフィールドに出られないという、いわゆる沖田総司的なポジション。


サッカーしながらも「ウッ!心臓が!」と頼まれもしない小芝居をしていましたね(笑)


当時は小児ぜんそくで、すぐにゼイゼイしてしまう自分を、三杉くんに重ね合わせていた部分もあったのかもしれません(もちろん美形への憧れもありつつ)


そしてもうひとつ、皆で熱中していたのが、タイトルにもなっている「聖闘士星矢ごっこ」なのでした。

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