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超・超・短編小説集

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エブリスタのための習作を置きっぱなし
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記事一覧

【超・超・短編小説】 はたち

怒った顔が綺麗だと おまえが言った 些細な理由だととりあわず 誂おうとする その大人ぶった…

midoriFanta
3年前
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【超・超・短編小説】 田園

あぜ道に、白馬があらわれた。 王子様は乗っていない。 オムカエニキマシタ、と白馬は言った。…

midoriFanta
3年前
4

【超・超・短編小説】赤毛のソルト2

 ぱたんと音を立ててスマホのケースを閉じる。ルウは、日当たりの良いソファで、寝室からひっ…

midoriFanta
3年前
4

【超・超・短編小説】ピアニスト

真夏の一日は 夕立ちで初期化される 遠くの空に 音もなく稲妻がみえて 生暖かい風が吹きはじ…

midoriFanta
3年前
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【超・超・短編小説】おやすみジプシー

やあやあ おれは おやすみジプシー おやすみ と 夜毎しんで おはよう と 毎朝うまれる おや…

midoriFanta
3年前
9

【超・超・短編小説】苔と肛門とブロッコリー

あたしと結婚したほうが幸せに決まってる、と うりは言った。 負けず嫌いがでた。 じつは、…

midoriFanta
3年前
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【超・超・短編小説】 眼鏡

 夜、お風呂からあがったら眼鏡がなかった。確かに洗面台の上に置いた。間違えようがない。  黒いセルフレームのボストン型眼鏡は、最近のさらさのデフォルトだ。かわいいし、賢そうにみえるし、ちょっとイメチェン? って気分で、去年くらいから、いざというとき以外コンタクトはやめにしていた。  で、  裸眼だと0.1とか2とかだし、家の中でもずっと眼鏡。だから、お風呂に入る前に他の場所で外すことなんてない。ぜったいない。ぜったい。  さらさは、あんまり身体も拭かないまま急いで家着兼パジ

【超・超・短編小説】トマト

きみが、トマトに砂糖をかけた。 それから、 まわりの空気を アプリで加工するみたいにきらき…

midoriFanta
3年前
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【超・超・短編小説】くらやみかふぇ

 古い雑居ビルの2階の奥に、暗闇っていう名前のカフェがあって、看板には、しょうわのにをい…

midoriFanta
3年前
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【超・超・短編小説 】 F

「東京銘菓、草加せんべいでございます」狭い通路を、裸にふざけたピンク色のエプロンをつけた…

midoriFanta
3年前
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【超・超・短編小説】ペーパーバックライター

ぼくは1999年にアメリカ西海岸のシアトルで生まれた。 父は日系アメリカ人。母は日本人。 生…

midoriFanta
3年前
7