note30 : ありがとうとごめん言えないやつ
私の尊敬する友達の1人が、そう言っていた。
何があったかはしらん。
なんか気に食わないことがあったのか、彼女のことだから、ふともやもやっと想像してイラついたのかもしれない。
ちょうど、別の友達から「ありがとう」を言わない人のもやもやについて聞いたばかりで、彼女の言葉はとても印象に残った。
私たちは日常的に「ありがとう」「ごめん」を期待しすぎているのかも知れない。だから、何かともやもやするのかもしれない。
でも、言わなくても伝わる感情だったとしても、ほんとに些細なことで相手が気にしていなくても、言うに越したことはないよなと、私も思っている。
日常になってしまった役割とか、仕事の中でのついでだったりとか、自分が求めていないところで相手が自分のために動いてくれた時にそれに感謝できるかどうかは人としてとても大切なことな気がする。
毎度毎度心からの感謝じゃなくてもいいと思う。
もし、それが形式的な返事としての感謝でも、「あなたの行動を受け取りましたよ」というサインとしての「ありがとう」場合によっては「ごめんなさい」を言うべきなんだと思う。
一個言わないと、その次も言わなくなる。
それが続くと、もう言わなくていいやになる。
そしたら段々と言えなくなる。
たった一言、数秒で言えることをほったらかしてはいけない。
重いものを持つわけでもないし、頭をフル回転させるわけでもない。
幼稚園、小学校で学ぶことだろうけど、大人の方ができない人が多いように思う。
自分のプライドを優先させているのか、関係を作るのがめんどくさいのか、言わない人たちにもなんか理由があるのかも知れないけど、知らんけど言え???と私も思っている。
言うまでもないことはない。
ほんとにチリツモだと思う。
ちょっとめんどくさがって言わない言葉が、相手の不信を積み重ねていく原因になる。関係を壊して、社会を壊して、自分を壊していく原因になる。
と思っている。
スタンプとか絵文字1つで謝意を表せるようになった今でも、私たちは言葉を紡げるのだから、適当にぺっと終わらせないできちんと伝えるべきだ。
親しい人には言いづらいのは少しわかる。
あと、自分の嫌いな人にはなかなか言いたくなくなるのもわかる。
でも、何かしてもらっているならば、行動に対してお礼を、してしまったなら謝罪をしなきゃいけないよなあ。
これは自分の中の反省でもある。
「ありがとう」「ごめん」を言うことで何か自分の格が下がるか?言わない方が下がるはずだ。
二十歳を過ぎて、こんな小学生と話すような内容を人に感じることがあるのはどうかと思うけど、彼女のイラつきがなんだか伝播してきて、それな???と言いたくてたまらなくなった。
人として、ちゃんとしなきゃいけない場面がたくさんある。だから、特に人と関わる場面では丁寧に生きていかなきゃいけないんだと思う。
当たり前のことなんだろうけど、彼女の口悪く発した怒りにハッとして、後に続くように言葉を残していきたかった。
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