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#13 不妊治療からの煮えたぎる思い‥夫にね。

夫との関係性の変化

 治療をしていた八年の間、正直夫婦喧嘩も増えました。治療終了のあたりには‥今もかもですが、夫は何考えてるかさっぱりわからなくなっていました。そもそも不妊治療の原因は夫だというのに、当の本人は食生活も習慣も全く変えようとせず、通院するのは圧倒的に私の方が多いのに、優しい言葉一つかけず(かけられず)、私が機嫌がよさそうな時だけ話しかけてきて、逆に私が治療の金額や今後のことを話そうと切り出すと、「うるさいうるさい」で自分の部屋に戻ってしまう。問題を正面からとらえきれない人のようにしかみえませんでした。実際そうだったと思います。
私の話を聞かない→私怒る→尻尾巻いて隠れる夫
という構図なので、夫婦喧嘩というより、ただただ荒れ狂う妻、という感じでしょうか(笑)。

ただ祈る夫

 ただ、着床して、妊娠初期の段階である夜出血し、どうしようどうしようで朝イチで病院に駆け込み、ここ数日がヤマだ、みたいなことを(先生に)言われたときに、それから夫は毎日平日は出勤前に、土日も子授けで有名な神社にお参りに行っていました。それから、夜中にどうかどうか無事に生まれてきますようにと自宅の神棚的なところ(私たちが即席で作った)に拝んでいたのを、(私が)たまたま目が覚めて見かけてしまったり。だから夫も子どもは欲しかったんだと思います。だけど、治療の原因が自分にあること、お金がかかることなどなど、怖かったんだろうな、どうしていいのかわからなかったんだろうな、と、今ならそう思えます。


手を取り合って?お互いが前を向いていけたら

 でも、私にしてみたら、大人なんだからもっとわかるように表現してほしかったし…何より夫婦にとって重要な話し合いの場を放棄したりすることが、本当にショックで、実はそのショックから未だに立ち直れていないところがあります。

なぜ、お金の話になると部屋に閉じこもったかって、
それは、彼には借金があったからです。
それは、結婚後しばらくして私の知るところとなりました。
私のつめの甘さよ…。


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