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現代の労働の背景と流れ

現代の労働はイギリスの産業革命から始まる。

生産の工業化が始まり、手工業は仕事を失い、工場に雇用された。

同時に学校教育が成立して働き手を画一的に育成するために工場と同じ仕組みで学校は作られた。

均一な人間、機械を操作できる頭脳を持った機械人間の創出が真相だった。

少なくとも西洋では。


次第に科学は発展し、コンピュータと通信とオートメーション化により生産者は減少していく。
消費者が増大していく。

いつから人の事を「消費者」と呼ぶようになったのか、、。

デヴィッド・グレーバーの著書「ブルシット・ジョブ」にあるように雇用喪失者に仕事を与えて消費してもらうために、どうでも良い仕事を社会に増やしていった。
果たして、その仕事が直接的に食い物を得る手段だったろうか?
誰もが紙幣や貨幣で、食や寝床を手に入れられるから始めた仕事であり、工場はその他大勢から自力を奪い、みんな生産工程の歯車で画一的に作業し、人格を無視し、作業効率と従順性を評価される。

その対価としてのお金。

実際畑で食べ物を作るわけでもない。
獣を狩るわけでもない。
草や木の実を採取するのでない。
服や道具、住まいを作れるわけでもない。

子を自分達だけで産み落とせるわけでなく、
病気や怪我を手当も出来ない。

それが社会の分化、分業、専業、核家族化、集団住宅、下請け、代行業に細かく区分していく。

人間個々の力を奪うため。

儲かるのは管理者やハイエリート。

管理業務とは実質は搾取側だが、実労働をしない。

その業務も労働者がすれば良い話。

例えば代行業は、本人が出来ないからあるわけだが、医療の場合、医師が全てすれば良い。それを看護師をつける。助手だからお手伝いだ。
なのに看護師はえらい仕事をしてると思っている。
さらに清潔にするために清掃員を雇う。
それも医者に少なくとも看護師の仕事だ。

自分の庭を自分が手入れするのは当たり前ではないか?

それを患者が多い、診断や治療に専念したいというのは、勝手な話ではないか?だから自分らを偉いと勘違いする。
人間は全て自分で行う事が出来るはずである。

管理はそもそも必要のない職でもある。共●主義の形を真似て作られたもの。管理が金勘定や人事運営で仕事してる気になる。しかしそんな職はいらない。

人は士気を高めるリーダーが人をまともれば動くものだし、金勘定や手配なんてみんながすれば良いのだ。

世界の流れは、AIとデジタル社会の到来。
メタバースまで持っていき、第四時産業革命を起こして、この社会構造は完成する。

完全管理社会。

だからこの時代の変遷は、2022年以降は、
これまでに失業しても何か仕事があるという話でなく、文字通りいらない人間をふるい落とす変動期に当たるのだと自分には見える。

時代の流れとは、頭の良い人間には長いスパンを考えて動かしているものなのである。

理解しなくてはならない。

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