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3年生になるということは、2年生までの私が思っていたよりも大きな変化だった。具体的に言うと、やりたいこと、やるべきこと、やらなくてはいけないことの3つともが一気に増えた。やりたいことは主にゼミのことで、越境してみたい、とかゼミに去年より関わりたい、といった内発的動機づけによる気持ちのことだ。そしてやるべきことは主に就職活動で、やらなくてはならないことは勉強や部活動の仕事だった。初めは増えた分も全部やるんだ!という気持ちでいたけれど、実際の私は要領が悪く、すぐにいっぱいいっぱい

    • 脱・予定調和するために

      6月29日に行われたカフェゼミのために、私は受付係を担当し、名札を作ることになった。もともと考えていた名札は、白い紙の裏面にQRコードを印刷して、簡単にTwitterで#melc2023 のハッシュタグでツイートしたりツイートを見たりできるようにするというものだった。名札のデザインが完成して、なかなか良いのではないかと思った。しかし、カフェゼミ開催の2日前の夜、部活動が終わってLINEを見てみると、名札のデザインを一新するという連絡が来ていた。新しい案は、色々な種類の紙に手描

      • 出来ない自分と向き合うこと

        現在、1月31日の23時。妄想紙のテーマとしては不適切な気もするが、今回は私が「文章を書けない」ことをテーマに妄想紙を書くことに決めた。 1月12日に今回の妄想紙のテーマは自由で、文字数の制限は900文字程度だと聞いて、今回は妄想紙を書きやすいのではないかと思った。いつもの300字程の文字数制限では、書きたいことをギュッとまとめて書く必要があったからだ。しかし、今回の妄想紙が実際満足に書くことが出来たかといえば、全くそんなことはなかった。テーマの候補だったのは、今までの妄想

        • いつも鋭くアンテナを

          何かを発表する時に、他の人に伝わるようにすることを意識しすぎるあまり、ありきたりなことしか言えていないということは前から何となく気づいていた。特に、グループでひとつの内容を発表する時には、発表前から周りと意識を合わせることに気を取られて自分が思っていないことを話してしまうことも多かった。でも、それでは本当に自分の感じたことを伝えることはできない。人に話す時にいちばん必要なのは、物事を普遍化することによって伝わるように話すことよりも、自分の経験や感じたことをとにかくそのまま相手

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          脱・保守的

          「『ワークライフバランス』みたいなことを考えている人は、たぶん一流にはなれない」という文章を読んだ時、何となく気まずい気分になった。なぜなら、私はやりたいことがあってもなにかと言い訳をして保守的な行動に走っていた自覚があったからだ。自分が本気でやりたいことを叶えるにはそんな保守的な姿勢ではダメだということを改めて認識させられた瞬間だった。今の私は、やりたいことが沢山あって一つに絞ることは絶対にしたくないと考えている。部活動も学業も越境も、全部手を抜かずにやりたい。「全て頑張る

          脱・保守的

          雑談って大事!

          7月7日のゼミで6月分の妄想紙を書き意見交換をして、再度手直しをしていた時に、長岡先生から私たち2年生のグループが黙って作業していることについての指摘を頂いた。ただ黙って作業するのではなく、少し雑談を交えることで良いアイデアが降りてくるのを待つ。なるほどと思った。今まで私は無意識のうちに作業は黙ってやらないといけないと思っていたようだ。もちろん黙って集中して作業をすることも重要だけど、グループになって作業をする時は雑談を交えてアイデアを待つ時間も大切にしてみたいと思った。ただ

          雑談って大事!

          不確かな記憶よりも

          5月19日のカフェゼミにて保護猫に関するお話を聞いた時、私は黛さんに悲しい経験をしてきたような保護猫はペットショップから迎える猫よりも飼うのが大変なのではないかという質問をした。なぜなら、昔わたしが動物を飼いたい、できれば保護された犬か猫を飼いたいと親にねだった時に保護された動物はやめておくべきだと止められた記憶があった「気がした」からだ。しかし黛さんは、実際は保護猫は譲渡元からのサポートがあり、ペットショップの猫よりも遺伝的な病気が少なく、むしろ飼いやすいと仰っていた。私は

          不確かな記憶よりも

          他の人のための場づくり

          オンライン上でのゼミの日、他の人が長岡先生から話す内容についての指摘を受けているのを聞くまで、私はzoomでの場づくりとは何かを深く考えたことがなかった。自分がゼミの間に集中して過ごすための飲み物や食べ物があるか、Wi-Fi環境が整っているか、顔がしっかりと映っているか。ここまでは確認したつもりだった。しかし、自分の話す内容が相手に与える印象までは考えていなかった。また、このツイートに対するリプライから、声のトーンや表情も重要であるという気付きを得ることができた。周りに人がい

          他の人のための場づくり

          気にしない ということ

          思い返すと、私はいつも他人からの評価を気にして生きてきた。これをしたらこう思われるかな、という風に。そして評価が悪いと落ち込む。そんな私が長岡ゼミに入って最初に学んだのは「常識に捉われない」ということだった。「常識に捉われない」ことと「他者からの評価を気にしない」ことはよく似ている。そう思うのは、私が常識外れなことをしたがらない理由は他者からの評価であったからだ。常識や他者からの評価を気にしているとより良い環境は作れないし、新しいアイデアを生み出すこともできない。だから、長岡

          気にしない ということ