39、プライドを育てる
勉強って、もって三十分やなあと思う。十月に英検があるけど、リスニング対策、三十分したら、もう、次、やる気起こんない。
若い子とか、三時間も、四時間も勉強してるけど、よく、もつなあと思う。しかも、受験勉強なんてもんは、就職が決まるとなんの役にも立たなくなってしまう。
英語などは、国際社会になってきたので、まだ、使えるかもしれないが、古文や、物理とか、ただの話のタネ(ネタではない)にしかならない。
もっと、言ってしまえば、学歴なんてものも、社会に出れば、話のネタにしかならない。
まあ、勉強なんてものは、「プライド」を育てるためにするもんだ。
プライドのない人間なんて、魅力がない。バカにされる一方だ。
ときどき、プライドのない人が目立ったりするが、あれは、テレビや、まんがの世界の話だけだ。
現実の人間は、プライドがないと、ばかにされる。ばかにされても平気な人間はいるが、その人は、また、別のところでプライドを持っている。
自尊心を傷つけられると、へこむから、プライドなんてない方がいいと思うかもしれないが、傷つくのをこわがって、どうする。
プライドのない、気さくな人が好まれたりするが、そんな人たちだってプライドは持っている。プライドを持った上での気さくな人たちなのだ。
だから、学生時代にする勉強は、プライドを育てるためだと、ぼくは思う。
そうは言うものの、恥ずかしい話、ぼくは、そんなにプライドを持って生きているわけではないが。
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