結婚できる女の「ひと言」で好かれる力【婚活】
恋愛・婚活を上手くいかせたいなら、大切なのは「モテ方」ではなく「生き方」であると常々思っている。恋愛って"仕事、友人関係とは距離感の異なるコミュニケーション"だから。
不自然にあざとくなる必要も、したたかであろうとする必要も、女を武器にする必要もないのよ、本当は。
じゃあ、いわゆる「魅力的な人」って何が違うのかと言ったら、個人的には"視点の数"だと思う。
相手視点、自分に対しての客観性、かと思えば素直すぎるくらいの主観性…。視点が増えれば増えるほど気持ちは安定しやすいし、そこからさらに最適を選び取れるようになれば、口にする言葉が変わり、連動するように周りの態度も変わってくる。
みんなから好かれる人、信頼される人って、何気ない日常の中で相手の心に残ってじんわり沁みていくような「ひと言」をさりげなーーーくプラスできちゃうのよね。たとえば…、
「俺、初デートは割り勘主義なんだよね~」なんて男がいたとして、まあこっちもタダ飯目当てで来てるわけじゃないから正直どうでもいいし、もとから払うつもりだったとしても「なんか嫌だな~」と思うよね。そういう「わざわざ言わなくてもよくない?」「この人考え方合わないかも」って時でも、「えー!脈無しだと思われますよ」って否定したり「ハハハ…」って苦笑いするより、
「奢られて当然みたいな女性もいらっしゃるみたいですしね~」
「初デートはフェアに割り勘が気楽ですよね」
「でも、奢ってくださる男性は紳士だな、ってキュンとしちゃいます、単純なので笑」
「そういう男性には、次は私がご馳走したい!って思うし♡」
って、"まず肯定"をプラスしてから、自分の意見を言った方が、結果的にお得だし、その後の関係も良好だったりする。
恋愛シーンに限らず、仕事や友人関係で誰かの意見を聞きたいなって思う時は、「○○くんはどう思う?」ってただ聞くより、
「○○くんって××の経験あったよね?」
「経験豊富な○○くんの意見が聞きたいなと思って」
って、相手の能力を認めて肯定するような一言をプラスできる人に対しては、「見てくれている」「知ってくれている」「覚えてくれている」ってドキッとするし、親身になってくれたりする。
その上で協力を仰ぎたい時とか、苦手分野を手伝って欲しい時とかも、「これ頼みたいんだけど…」「お願いします」っていうより、
「これ、○○くんだからお願いしたいの」
「○○くんに手伝ってもらえたら心強いな」
って"相手の能力を知ってるからこその特別感"をさり気なく伝えてくれる人に対しては、力になってあげたいと思うし、相手のモチベーションも上がるよね。
逆に、自分を頼ってくれたり、なにかをお願いされた時は、「分かりました」とか「了解~」っていうのも全く悪くないけれど、
「○○くんのためなら、喜んで」
「お安いご用だよ」
「任せて!」
って言ってくれる人は、間違いなくその人にとって特別な存在になっていくし、"心を開いてくれている"と思わせるさり気ない一言を言える人は、心を開かれやすい。
生きていれば、たくさんの人とコミュニケーションを取り続けるものだけど、自分を"その他大勢の中の一人"ではなく"唯一無二の一人"としてみてくれる人って意外といない。
だからこそ、素直な心で「誰でもない、あなただけとのコミュニケーション」を取れる人は、相手の心をくすぐる。
相手に寄り添ったひと言があれば、言葉は今よりもっと相手の心に残るようになる。かける言葉を変えれば、もらえる言葉も変わってくるはずだよ。
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