朝の10分作文✏️太くても細くても
「太っている人って、やっぱりどこか、
自分にだらしないところがあるのよ。」
これはかつての上司の言葉である。
私に向けて発せられたものではないが、
十年以上も突き刺さったままである。
本当にそうなのかな。
ところで、大抵の人は太ると崩れる。
私もご多分に漏れない。
だけれども、稀にお太りになられると
美しくなる方々がおられる。
安定感や安心感のオーラを醸される。
この違いは一体何なのか。
そんな折、蓮村誠さんの
アーユルヴェーダの本に
「太っている状態が標準の体質の
人もいる。」という記述を見つけた。
だから平均値を出す事は意味のない事だと。
クリニックに来た
「やせたい」と言う患者さんに
「あなたはやせません」という場面も
あるとか。
各個人が快適さを感じるならば
体型のハバに囚われなくたってよい。
このことが広まり
己の理想と現実に納得が出来たら、
「痩せている方がヨシ」的な
善悪二元論の呪縛から脱せられそうだ。