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大事にしたい感覚

 日常を生きる上で大事にしたい感覚がる。
 それは、自分のことは自分で決められる。という感覚です。
 ここで重要なのは、決めるではなく決められると言うことです。

 人は一人では生きて行けないので、多くの人と支え合いながら社会を形成して生きている。そこで自分の主張を常に通していくことは、単にわがままに生きているだけで、社会から爪弾きにあう。

 時には自分を押し殺して周りとのバランスを取る必要がある。そんなことは誰もが理解をしていて、知らないうちに我慢している。我慢するのがむしろ当たり前、それが普通、それが大人、感覚が麻痺している人も少なくないと感じている。

 今の自分は幸せなのか。自分は本当はどう生きたいのか。を突き詰めて考えると、過去の自分に後悔するかもしれない。歳を重ねて、自分の意志だけでは動くことができないほど、多くのものを抱えている人は未来に対して悲観的になるかもしれない。

 でも、本当にやりたいことならやったっていい。
 本当に嫌なことならやめていい。
 本当に求めるものなら目指せばいい。
 
 自分が思うように生きようと思えば生きれるんだ。
 そう捉えて、決定権はいつも自分が握っていると考えることが心の支えになると感じています。
 実際にそう生きるかどうかは別として。
 これが決めるではなく決められる。という感覚です。
 決めると断言してしまうと、決めれなかった場合の自分を消化することができなくなってしまいます。

 ちょっと角度を変えますが、自分で決めたことであれば誰かに強制されたものよりも、能動的にこなすことができます。だって自分で決めたことですから。
 例えば、今の会社が嫌だ。上司が嫌いだ。と言っても、やめようと思えば辞められる状況で、何を思っても辞めずに働いている自分がいる。ということは、自分で選択してここにいる。だったら頑張ってみよう。
 少し強引かもしれませんが、少なくともやらされていると思って仕事をするよりは、自分の意志を持って注力することができます。

 自分だけでなく人と関わる場面で相手に対しても考えるべきで、職場内で仕事を依頼する場合や、接客業でお客様に商品を提案する場合でも、押し付けられたという感覚ではなく、自分で選択をしたという感覚を相手に持ってもらうことは非常に重要だと思っています。
 接客業でいえば、お客さまの満足度にも関わる事だと思います。

 そんなに深く考えずとも日常的に少し心が楽になると思うので、もし読んでくださった人の中であまり注目したことが無かったという人がいれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。

 最後に私の中でグッときた名言を紹介します。

 自分の考えたとおりに生きなければならない。
 そうでないと、自分で生きたとおりに考えてしまう。

ポール・ブールジェ(フランスの小説家)

 今回の内容に少し関係するのではないでしょうか。
 今日もいい1日です。
 

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