趣味を抱きしめる
「ご趣味はなんですか?」
この質問は「好きな食べ物」の次に聞かれるくらい、よく出てくるんじゃないかと思います。
「そもそも趣味ってなんですか?」
って聞き返したら、恐らく「疑問を疑問で返すな」って言ってくれるか、立ち去っていくと思います。
しかし、私はそれくらいの好奇心を持っている人を好みます。
「わからないことはわからないから聞く」
これって大切なことなのではと思います。
結局のところ、趣味は「個人が楽しみとしていること」だそうです。
それを「趣味」という枠に書ききるって難しいですね。
いつもアンケートサイトで困っています。
これって趣味なの?
最近、私は作業中にラジオをradikoでFMを聴くことが増えたのですが、FMラジオは音楽へのリクエストにメッセージを添えることが多いイメージ。
AMは本当に雑談のための「ふつおた」を読むのが多いイメージ。
アニラジには「アニラジテンプレート」なるものがあるとか、ないとか。。構成作家さんの癖にもよるそうで、ハガキ職人さんはいつしかメール職人となり、よく聴くラジオネームは演者の次にリスナーからの有名人になる。これも1つのコミュニティだなと思います。
ラジオを聴くというのも趣味に入るのでしょうか。楽しみというよりは、寂しさを補ってもらうためのサポーター的な存在なんですが…。
配信という文化もコロナで広がり、文字・声・映像、たくさんのコンテンツにより、個人が個性を発信する機会が広がったのは流行にうまく乗れない私のような人種にもうれしい進化だなと思います。そんな中、以前「voicy」という音声配信の「音楽熱想」で、「standFM」という音声配信でラジオをされている方を紹介されていました。
もうすでに媒体がたくさんあるでしょ?笑
「音楽熱想」では、以前#326(14:12頃から)の会議生放送にて、斎藤代表から「最多コメンター」とご紹介いただきました。「放送に対するコメント、ブログ(note)に対するコメントを毎回のようにしてくれる」と。
私としては、内容に対して思ったままにコメントをして「こう受け取りました」とお伝えしているだけだと思っていたのですが、「交換日記をしているようだ」と仰ってくださいました。
そのようにご紹介いただけて、私も嬉しいです!
偏愛トークラジオ「ボイラジ」
ボイラーさん、というパーソナリティが「偏愛を抱きしめる」ように音声配信を行っているのが「ボイラジ」という番組です。
私の殿堂入りである「茅原実里さん」の生き字引として音楽熱想にもゲスト出演されるほどに、ご自身のご趣味に愛を持っておられるのですが、それはすごく自身のモチベーションになるだろうし、自信を持って発信できることはすごいなと思いました。
そんなボイラーさんは明日の29日で28歳を迎えられるそうです。
ささやかながら、おめでとうございます!
たまに生配信もされているのですが、普段は事前収録でジングルを含めてしっかり編集され、聞き取りやすくゆったりとした話し方をされており、今回の特番も事前収録だそうです。
その瞬間に投稿はされるけれど、内容はその瞬間じゃない時にその瞬間のように振る舞って収録する。もう立派なパーソナリティだと思います。
去年のお誕生日から開局したとのことで、実は12月の茅原さんのラストライブでご挨拶したのですが、第一印象は
「THE・一般男性」
でした。(褒めてます)
現代に自身の趣味としてラジオをやれる環境があったからこそ、このご縁をいただいたなと思います。
私も聴き始めてからは、少しずつレター(お便り)で感想などを送るようになったのですが、#55で私のnoteについてご紹介くださっており、お気に入りの私の表現などについて触れてくださり、「こんな隅っこのところに目をつけてくださるなんて、本当に偏った方だなぁ」と改めて感じました。
しかし、このnoteにも読者がいることが実際に分かることでモチベーションになりました。
こうしてお互いが交差することで成り立っていくものがある。
「人間交差点」ってうまい言葉だなと思います。私の好きな言葉です。