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サブスクマジック

いますぐ入学する

私がとあるプログラミングスクールを調べていた時のこと。「今ならキャンペーンで安くなっている」という広告がでました。そのスクールの記事は、自分が学習中に詰まった時の解決法を見る機会が多かったページでした。なので「今がチャンスか」と思って入会することにしました。

2022年6月末のお話

このような感じで出てきました。レッスンのチケットももらえるし、学習については過去に炎上した経験があるらしく、抜本的な改善をしているという口コミを信じることにしました。

バナーの先

先程の「いますぐ入学する」の先にあったのはこちらのページ。

ボタン遷移先

プランがそれぞれあって、月額料金とレッスンについて説明がありました。あまりコストをかけたくなかったので、おすすめされた「ライトプラン」で申し込むことにしました。

その後、学習に必要な教材を一通りこなしてレッスンを受けてみることに。どんな内容を教えてくれるのかと思ったら、講師から「今どんなことに詰まっていますか?」と聞かれました。こちらとすれば、言語についてこういう時にはこうするみたいなノウハウを教わるのかと勝手にイメージしていました。しかし実際には「教材で詰まっていることや、自身のプログラミングで困っていることをプロのエンジニアに質問ができる場所」が「レッスン」だと説明されました。以前の「モノは言いよう」ではないですが、思っていた内容と違うなと感じました。

解約しようとすると・・・

必要な言語の教材内にも誤字やミスが多かったことや、レッスンでも聞くべきことは聞けたので初月のうちに解約しようと思いました。その時は月額で契約したと思っていたので、同月内だったら1ヵ月分の支払いで済むだろうと思っていました。しかし、請求を確認すると「年間サブスクリプションプランに入会している」と記載がありました。先程のボタン遷移先の画像をよーく見てみてください。プランの上にあるバナーはもとから「年間定額」が選択されていたのです。さらにプランの下に小さく「※年間定額で途中解約した場合、解約手数料が発生いたします」との記載。最初の「最短30秒登録」というマジックにそそのかされた気分でした。入学ページ内には以下のバナーもあり、返金してもらえるのか調べてみました。

挫折というか用済みになりました
返金条件

初月で気が付いてよかったです。条件は複数ありますが、今回はこれにすべて該当していました。何がややこしいって、通常の解約ではなくここにしか載っていない特別なGoogleフォームから申請が必要でした。運営側にも経緯と申請内容について問い合わせをして、引き落としの取消をしてもらうことで支払いなしとなりました。

「限定マジック」と「初心者誘惑マジック」に見事に引っかかってしまった後悔事例でした。普段からどれだけ気をつけていても、やられる時はやられますね。。サブスク関連は自動更新などもあるので、特に気をつけるべきだと勉強させていただきました。

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