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出前館、はじめました

フードデリバリー

コロナ渦ですっかりお馴染みになったのが「フードデリバリー事業」ではないでしょうか。海外から日本に向けて事業を展開しては去っていくという変遷があり、生き残って安定したと個人的に思ったのが「UberEats」と「出前館」でした。

実はどちらにも業務委託契約しているのですが、安定的に収入を得るのならば「出前館」の方が基本単価がある程度しっかりしているのと、距離が「Uber」より近いところへ配達するため件数を稼げるとの情報を得たので、メインを「出前館」にすることにしました。

2022年になって、実際に配達員をされている諸先輩方のご意見がたくさん出揃った上で稼働開始することができたので、感謝しかありません。

準備したもの

デリバリーバッグ

こちらは後輩君が以前に「Uber」をやっていたと聞いたので、譲ってもらいました。「出前館」は他社バッグ使用可ですが、一応他社名は隠すようになっているので黒ガムで隠しています。

配達バッグ

自転車スタンド

もともとクロスバイクに乗っており、泥除けをつけていたのですが、それを外して平面にバッグを置けるように改造してもらいました。これがあるとないとで「走っている最中の水平や信号待ちが辛い」とバッグを譲ってくれた後輩兼デリバリーでは先輩からの教えがあったので、改造しました。

バッグ内環境

これが一番重要かもしれません。商品がこぼれないように、どんな注文がきても対応できるようにと試行錯誤はそれぞれ。私も先輩方のやり方を参考にして、百均などで揃えました。
・仕切りカゴ2種類
・保冷、保温バッグ
・置き配用の袋(注文時に置き配指定があれば、お店で受け取る時にお願いしたらだいたいくれます)
・何かあった時のために養生テープ

他に必要そうなものは楽天で注文。
・雨の日用にマリンシューズ

・緩衝材クッション

これらをセッティングしたのがこちら。

底のベース
保温バッグ、タオル、緩衝材

クッションは4枚あるので、2枚は底に敷いてその上に仕切りカゴを設置。
カゴの底に袋などを準備しておいて、そこに保温バッグをセット。
スキマを埋めるタオルを2枚ほどと、残り2枚のクッションを上に被せるようにしました。

初週の教訓

初日

デビュー初日、私は朝7~9時と11~14時で稼働しようと思っていたので7時過ぎに稼働開始。ちょっとすると注文が入りました。朝のウォーキングのおかげで近所であれば土地勘もできており、1件目を無事に配達。その後2件目の注文が入り、お店に向かっている途中で後輪がパンク…。さらにその配達先は3.7キロ先…。プスプスガタガタの後輪のままなんとかお届けして一旦終了。

所用を終えて、いつもの自転車屋さんが定休日だったので別のところに持って行くと「1時間かかる」とおじさんに言われました。思わぬロスタイムがあり、予定していたお昼帯を過ぎて14時から再開すると、遠方の注文が入りました。そのままもう1件行ったのですが、いわゆるアイドルタイムとなる15時を過ぎたあたりに注文が入るのはほんの数件。鳴ってもすぐに専属バイトさんや先輩が先に受諾するので全然注文を受けられませんでした。

あとは暑さがすごく、全身びちゃびちゃ。水分をバッグに入れるのですがその分重くなるので、途中でコンビニへピットインすべきだなと思いました。

2日目以降~

1日目の教訓から、
・ピーク時間帯のみ稼動する。→アイドルタイムはあまり鳴りませんが、アプリさえ稼働にしておけば注文が入り次第動くということができました。
・水分と持ち物を最低限にしてバッグを軽くする。
・お店と配達先の位置をちゃんと確認する。

アプリ上でもお店や配達先のマップ表示があるのですが、直線でしか出てくれないので道順がわかりません。そのため、GoogleMapと連動してくれています。最初は使いにくかったのですが、アプリ地図だとどうしても迷ったり行き止まりに当たったりするのと時間に追われてしまうのでストレスでした。GoogleMapだと道順と時間を出してくれるので、車のナビにしている方が多いのも納得だなと思いました。

雨の日

毎日のように配達をするとして、雨の日は要注意です。まず、配達員が全体的に不足します。よって、遠方のオーダーが飛んでくることもあり、ピックアップ時間に間に合わないことがしばしば。
そしてもちろん、全身濡れます。それにより自転車のスピードが落ちますし、オーダーを確認するためのスマホ画面がみにくい。。
やったらすぐに実感しますが、雨の日に配達員が減る理由がわかると思います。配達中の雨は仕方ないにしても、出発段階で降っているときには稼動するか考えた方がいいかもしれません…。

このようにいくつかの工夫をすることで、だいたい時給換算1200円くらいになりました。自分のスキマ時間に稼働できて、運動もできる。移動しながら大きなリュックを背負っている状態なので、買い物をして帰れる。この辺りを考えれば、やっていくメリットは多いかなと思います。

今後、始められる方のご参考になれば幸いです。

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