【ワーケーション1】長崎へようこそ…
ワーケーション
観光庁では、ワーケーションを「Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。テレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うこと」と定義しています。
これは、2021年3月に厚生労働省が公表した「テレワークガイドライン(テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン)」において、ワーケーションをテレワークの一形態として位置づけることが示されています。
私も出始めの頃に言葉として知っていましたが、「休暇に仕事をするってどういうこと?」という疑問だけが残ったままいつしかあまり言葉を聞かなくなりました。
「ワーケーション」の同意語として「ブレジャー」なる言葉があることは正直知りませんでした。出張を利用してレジャーを楽しむ。普通に考えると「サボり」だと思われかねない印象です。
フリーランスの休暇
フリーランスになり「貧乏暇なし」とはまさに。前回の記事でも「自転車操業」状態をお伝えしましたが、師走に入りますます案件が動いています。カレンダーを見て、「予定がない日=お金が発生しない日」だと思ってしまい先々の予定が埋まっていないことに戦々恐々としています。もちろん土日祝日は関係ありません。何曜日だからではなく、何日になんの案件かで動いています。曜日感覚がなくなるというのはこういうことなんですね。とはいえ、随時稼動しているわけではありません。私用があれば半日だけ稼動するという風に調整もできますし、病院なども考慮した配分ができるので「24時間、働きます!」という風にはなっていないのは令和のありがたみを感じます。そんな私も、年に2回ほど旅行に行くようになりました。12月の結婚記念日(+自分の誕生日)と5か6月に半年記念日(+奥さんの誕生日)を兼ねて国内のどこかに行くようにいつしかなりました。最初が和歌山、前回は北海道。そして今回選ばれたのが、最近話題の五島列島を望む長崎でした。NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」や「すずめの戸締り」に登場しており、聖地になりました。行き先を決める時にはどちらも知らなかったですし、単純に「知ってはいるけど、用事がないから行ったことがないところ」をピックアップした結果でした。
「長崎へようこそ・・・」
飛行機を降りて最初がこれです。「・・・」で表記されているのは歓迎されているのか、それとも「来てしまったのですね」というメッセージなのか。ウェルカム感の全くないこの表記にワクワクが止まりません。私用の旅行ではありましたがPCを持って行って空いた時間には仕事をしていたので、これが「ワーケーション」というやつじゃないか?と感じ、記事にしようと思った次第です。
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