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ウェルビーイングリテラシーを高めよう

株式会社フェアワーク代表の吉田健一です。本noteの記事は、「元参議院産業医が紐解く!健康経営関連ニュース」としてまとめてきましたが、このところ、ウェルビーイングに関するニュースに触れることが多くなってきましたので、今回は「ヘルスリテラシー」と「ウェルビーイングリテラシー」の観点から考察したいと思います。

先日、産業医先のとある上場企業で、ウェルビーイングや健康経営に関する一般社員向けならびに管理職向け研修を実施してきました。いわゆる「4つのケア」で言う、セルフケア研修ならびにラインケア研修ですね。

先方の課題感としては、①社員数の増加に伴い、特に若手社員のコンディション維持を支援したい ②コロナ禍でテレワーク中心となり社員同士のリアルな接点が減ったため、特に健康状態に紐づいた業務パフォーマンスの観点から、管理職の意識を高めたい、といったものでした。

「ウェルビーイング」と「健康経営」では、言葉の歴史はもちろんですが、提唱の主体が世界保健機関WHOなのか日本の経済産業省(©は健康経営研究会ですが)なのか、国連のSDGsや国際標準化機構ISO30414との関係性は、など論点は多数あるため別項に譲るとして、ここでは簡単にパワポのキャプチャを掲載します。

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さて、ウェルビーイングの現代的意味を「健康かつ幸福に生き、社会参加すること」とするならば、私たちは自身の健康や、自分にとっての幸福の在り方、それに社会参加の意義や方法について、時に立ち止まって考えてみる必要があるのではないでしょうか。

ヘルスリテラシーとは「自ら健康情報を収集し、理解し、自己決定に役立てる能力」ですが、それに倣って「ウェルビーイングリテラシー」を定義するならば「自ら、健康かつ幸福な生き方や社会参加の在り方に関する情報を収集し、理解し、自己決定に役立てる能力」となり、現代に生きる私たちには必須のスキルであるように感じます。

その点を、同社の一般社員向け研修ではお伝えし、ウェルビーイングな社員の集合体としての「ウェルビーイングカンパニー」を目指しましょう!と伝えました。

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アンダーコロナの状況は、少なくともあと数年は続くことでしょう。昨年(2020年)時点では集客を目的とした無料セミナーのタイトルなどでも盛んに使われていた、ポストコロナ・アフターコロナという言葉もほぼ耳にしなくなりました。不安な時代を生きる私たちに、ウェルビーイングの視点が希望と心の安寧をもたらしてくれることを願います。

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以上、「ウェルビーイングリテラシーを高めよう」いかがだったでしょうか?弊社では健康経営や企業のウェルビーイング支援にご興味のある方とぜひ一緒に勉強していきたく、各種のオンラインセミナーを企画、運営しています。皆様とも、ぜひセミナーにてお目にかかれることを楽しみにしています。よろしくお願いします!

株式会社フェアワーク主催のセミナー|EventRegist

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テレワークの広がりにより、社員の働きぶりやエンゲージメントの把握が難しくなる時代、弊社の連続セミナーでは、皆さまに知っておいていただきたいポイントをご紹介すると共に、事前アンケートへの回答や質疑応答タイムを長めに設け、担当者の皆様の不安や疑問をスッキリ解消して参ります!

HRテクノロジー大賞「注目スタートアップ賞」受賞のお知らせ

20210220健康経営のためのトータル組織サーベイ+HRテクノロジー大賞ロゴ

ここまで読んで下さりありがとうございました。このたび弊社は経済産業省後援のHRテクノロジー大賞「注目スタートアップ賞」を頂くこととなりました。いくつかのオープンイノベーション推進団体にも登録し、弊社側からも企業様との連携や共同事業をご提案させていただいておりますが、もしこのnoteを読んで弊社にご興味を持っていただけましたら、ご遠慮なく連絡をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

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