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会えなくてもどかしいよ。 そんなラインをしたらあなたが飛んできてくれた。僕も会いたかった…
「好き」って言ったら「好き」って返してくれるかな。 そんなドキドキを心に秘めながら「好き…
「どうぞ」 そう言って私が膝をトンと叩いたら、あなたが転がってきた。 耳かき。 私ね、耳…
あなたとの恋を最後の恋にしたいな。 そんなふうに思うのは、まだ好きだからかな。 会いたい…
桜を見ると、心が優しくなる。 桜はあなたが私にくれた色。 去年の春、桜がたくさん咲いたこ…
昨日、短編小説『noteの君と僕の恋』を前編・後編に分けて投稿しました。 数分後に後編を公開…
あなたに手紙を書いてポストに入れる。 元気にしてる? 大丈夫? 届かない言葉を毎日つづる。 ベランダにチューリップを植えたんだよ。 少し暖かくなってきたね。 お仕事どう? 忙しい? 思い浮かぶ言葉を次々と書き込んでは手を止め、深呼吸する。 毎日次の手紙を入れるためにポストを開いては、積み重なっていく手紙を見つめる。 閉じられた手紙たち。 もう読まれない言葉たち。 静かに重なり合う言葉たち。 大切な言葉たち。 ごめんね、きっと傷つけたね。 ごめんね、もっ
どうやったら届くかな。 宝箱にしまった想いをときどき取り出して抱きしめる。 ねぇ、大好き…
ねぇ、私を忘れないで。 私をあなたに残したくて、あまいあまいキスをした。あなたの目が色を…
終わったはずの恋に心がうずく。あせるはずの恋の色が濃くなっていく。 あなたへの想いは消え…
信号が青に変わった。 中山さんはアクセルを踏んで、少し先にある路肩の停留所まで車を走らせ…
「一生懸命生きてね」 たしか最後に君はそう言った。一生懸命生きることから僕が逃げてきたこ…
ときどき泣いて、たまに忘れて。 ときどき忘れて、たまに泣いて。 泣き虫だな。 アネモネに…
「もしさ、私が離婚したら、あなたどうする?」 「じゃぁ、僕と結婚しようか」 そうなんだ、翔は私が離婚したら私と結婚するんだ。 「じゃぁさ、私が離婚しなかったら、この先、私たちどうなるの?」 「どうもならないさ」 そうか、翔は私が離婚しなくても、このままなんだ。 「でもさ」 「うん」 「君が離婚して、僕と結婚したら、僕たちの何が変わるの?」 「んー、形かな。私たちの形」 「形? どんな?」 「夫とか妻とかになるから対外的に私たちが認められるってことかな」 「ふうん」 「