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プロジェクトから見た「目的」と「目標」について

『プロジェクトマネジメントの基本』伊藤大輔さんの本のメモの続きです。

第5章はプロジェクトを達成するための思考について様々な思考を提示しています。その中で、「目的」と「目標」について記載がありました。

「目的」と「目標」についてこの記事を読まれている方は説明できますか??

---- 以下おおまかな内容まとめ ----
端的に言うと、「目的」はありたい状態のこと。目で見たり、数値などで表しにくいものです。「目標」は目的に近づくために設定するもの。数値など具体的な内容を設定する。
そして、プロジェクトでは「目標」をおもに扱います。
また、気を付ける点として、「目的」を見失わないようにすること。「目的」を見失って頑張って取り組むと、「目標」が「目的」からずれたものになるためです。
---- おおまかな内容まとめここまで ----

私の中で上記内容を整理すると、まず「目的」をつくる(「目的」ありき)、そしてその「目的」を達成するために「目標」を設定する。目標は、決めた「目的」を達成するために具体的な内容や数値を設定する。そうすることでプロジェクトの進捗や状況が判断できる。「目的」にどのくらい近づいているかを判断できるという風に解釈しました。

また、別の思考で、問題の原因が特定できなかったり、特定するのに時間がかかる場合、解決志向でアプローチする思考があると書かれていました。

この思考は問題の原因があることは受け入れつつ、問題の原因特定ではなく、どうするとその問題が解決できるか、解決案を考えるものです。
例えば、同じ状況でAパターンはうまくいってないが、Bパターンは成功した場合、Bパターンが成功したことの要因を見極めて問題を解決していくイメージです。
この考え方は、ダメだったところの振返りをするというよりは、うまくいっているのはなぜか?を考え、そこから解決策やできることを行っていく思考は普段意識していないことだったので参考になりました。

上手くいっていない時に問題の原因が特定しにくい場合は、うまくいっているパターンで応用や展開できないか、仕事で活用していきたいと思います。ちなみに、この考え方は、とても前向きなところから捉えている考え方で、日常でも取り入れられそう!

ちなみにですが、記事のサムネ画はフランス革命に近しいものをイメージ。フランス革命も「目的」とその目的を達成するための「目標」がありそれを行ったことで達成されたという意味を込めて



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