「やる気」と「思いやり」
私が現役教員時代に担任したときの学級目標は「やる気」と「思いやり」の2本柱でした。
人間が生きていくうえで大切なこともこの2つだと言ってもおかしくないと思います。
「やる気」(意欲)は大切だけれども他人と協働するときに自己中心的な人物では周りの人は認めてくれないし、出世とかお金とかを求めすぎて虚しい人生になってしまいます。
また、「思いやり」も大切だけれどもそれだけでは世の中を渡っていくことはできないし周りの人に付け込まれたり騙されたりすると思います。お花畑のような人生になってしまいます。
重要なことはこの「やる気」と「思いやり」が両輪のようにバランスよく機能していることです。
この「やる気」と「思いやり」は別の言葉でも言い換えられます。
「強さ」と「優しさ」、「勇気」と「愛」などです。
「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」はレイモンド・チャンドラーの小説のセリフでもお馴染みです。
また、「愛と勇気だけが友達さ」はアンパンマンの歌の歌詞にもあります。
そして、ウェルビーイング大学で前野隆司教授が言われていることは「やりがい」と「つながり」があれば人生は幸せであるということ。
このことから「やる気」と「思いやり」があれば「やりがい」と「つながり」は得ることができるはずです。
だから、幼少の時代から「やる気」と「思いやり」を育てる教育が必要です。
学級目標はいつもブレないように「やる気」と「思いやり」でした。
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