たかっさん

35年間の七転び八起きの教員生活の体験談を元に心の病によって同じ思いをしている教員を応…

たかっさん

35年間の七転び八起きの教員生活の体験談を元に心の病によって同じ思いをしている教員を応援したいです。社会的に弱い立場にある人たちを厳しい状況から抜け出す支援をして私も周りの人もウェルビーイングになること。小豆・ラグビー・柴犬・バイクが大好きでコーチングを頑張っています。

最近の記事

自信を持つのは後からの方が良い

わたしは直感的な心の底から湧き上がってくる信念・自信といったものがありましたが、勢いだけの説得力に欠けるものでした。 理論的な後ろ盾になるものがありませんでした。だから、若造が何を言うかという雰囲気になり、学校全体の取り組みとして取り上げてもらえませんでした。 そして、メンタル的に不調となり自信を持って発言できなくなりました。どうにかして以前のような自信を持って発言したいと思って付け焼き刃的に本を読んでも自信は湧いてきませんでした。 現状を打破したいという焦りも感じて自

    • 出る杭は打たれる・笛吹けど踊らず

      旧産炭地の荒れた学校で四面楚歌わたしが新任教員として赴任した小学校は全校児童百数十人の一学年一クラスの小規模の学校でした。その学校は炭鉱が栄えた時代に炭鉱の会社が設立した私立の小学校でした。しかし、炭鉱が閉山してから児童数も減り地元の町が運営していました。 元炭鉱住宅の町営住宅に住む人々は定職に就いて生活していない人が多く、生活が荒れていました。わたしの担任した3年生の9割が生活保護・準用保護家庭でした。 保護者が反社会的勢力の構成員だったり覚醒剤使用者だったり服役中だっ

      • 大人の背中を見せて育てる

        こんばんは。たかっさんです。 今日の夕方、犬の散歩の帰りに隣の実家の庭に亡き母が植えていた皇帝ダリアがきれいに咲いていました。 約10日ぶりの投稿になります。少し長いですが、良かったら目を通してください。 押しつけの教育はやめる子どものためと思い強制的に学習塾に行かせたり家庭教師をつけたりして学力を上げようとしてもほとんど意味がないです。 子どもにいい学校に行かせて親の鼻を高くしたいために何でもお金で解決しようとしても無駄です。 子どもは大人の生きる姿からしか学ばな

        • まずは自己紹介します

          こんにちは。はじめまして、たかっさんと申します。 西日本の公立の小学校で35年間教員のキャリアがあります。 9月に還暦を迎え60歳の大台に乗り、令和5年3月に定年退職の予定です。 経歴新任の学校はその当時全国で最も教育困難校と言われていた小学校で、保護者の生活保護・準要保護率は9割以上でほとんどが一人親家庭でした。 荒れた学校で四面楚歌の中、「石の上にも3年」の言葉通りに3年目に自分のペースで思い通りに仕事ができるようになりました。 しかし、新任の頃から学校全体のスケ

        自信を持つのは後からの方が良い