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大人の背中を見せて育てる


こんばんは。たかっさんです。
今日の夕方、犬の散歩の帰りに隣の実家の庭に亡き母が植えていた皇帝ダリアがきれいに咲いていました。

約10日ぶりの投稿になります。少し長いですが、良かったら目を通してください。

押しつけの教育はやめる

子どものためと思い強制的に学習塾に行かせたり家庭教師をつけたりして学力を上げようとしてもほとんど意味がないです。

子どもにいい学校に行かせて親の鼻を高くしたいために何でもお金で解決しようとしても無駄です。

子どもは大人の生きる姿からしか学ばないのです。ですから、特別なことはぜずに背中を見せてあげてください。

いくら大人が子どもに最高の場を提供しても、子どもの心に火がついていないと成果は出にくいです。火をつけるためには口先だけで言ったり押しつけたりしても逆効果です。

それよりも大人が口を出すのは少なめにして自分の人生を楽しんで生きている姿を見せて導いてあげる方がどんなに子どものためになるか分かりません。

親自身の人生で達成できなかったリベンジのために我が子に勉強を課して子どもの意思・モチベーションとは関係ない中での教育では効果がありません。

「勉強しなさい」は禁句

宿題をしてこない子どもの家庭は、親御さんが毎日の生活に追われていて何事をするのも面倒くさがる傾向があります。

子どもが宿題をしようとする前に大人が食後で満腹になったり酒を飲んだりして寝転がってテレビやスマホを見ながら「宿題せんかね!」と怒鳴っても子どもの心に響くものはありません。

そんなだらしない姿の大人がいくら「勉強しなさい」と言っても言えば言うほど子どもは勉強から遠ざかってしまいます。

高校時代の失敗体験

わたしが高校時代に無理矢理、親から家庭教師をつけられました。希望したわけでもなく親がわたしのためと思い見つけてきました。

1年生の途中まで数学を近所の高校の先生に、その後1年生の後半から卒業まで数学と英語を有名大学の学生に教えてもらいました。

毎週日曜日の午後に5時間ぐらいぶっ続けで勉強しました。友だちと遊んだり、一人で気ままに過ごしたりしたい盛りに、その当時日曜日しか休みがない中で毎週日曜日が削られるのは嫌でした。いつも早く終わらないかと思っていました。

あとから何年も経って気がついたことは、自分から進んで自主的に勉強しないといくら最高の指導者であっても身にならないということです。親の自己満足だけで時間とお金の無駄でした。

結局わたしは2年浪人しました。2浪目のとき寮に入って自分の生活態度を改めようとせずガミガミうるさい親元を離れたことにより背水の陣で自分から進んで勉強することができやっとで大学に合格しました。

また、教員採用試験でも高校時代とは心を入れ替えてこのとき人生で一番3ヶ月間猛勉強した結果1回で合格しました。

大人があれこれ口うるさく言うよりは、子どもに好きなようにさせ任せた方がいい結果を出せるということです。

それと何でもお金で解決しようとせずに大人がうしろ姿を見せてあげないと子どものためにならないということが言えると思います。

ピアノの練習

ふとしたことから心の病に罹り生きていくのが苦しいときがありましたが、二人の娘たちの笑顔が癒やしと救いになりました。そうしているうち娘たちがピアノを習いだしました。

練習するように何回も何十回も言うよりも親も練習する姿を見せる方が効果があると確信がありました。

わたしはピアノは全くの素人でしたが音楽の授業でCDをかけて子どもたちに歌わせるのではなくオルガンの伴奏で1学期に1曲くらい歌わせたいと思いわたしも娘たちと一緒にピアノを習うことにしました。家でわたしも練習を頑張りました。

結局12年間ピアノを習って、6回発表会で演奏しました。そのうち2回は娘たちとの連弾でした。発表会に出たことのある人しか分からないと思いますがとても緊張しました。

また、「6年生を送る会」のとき全校児童の前で得意の「思い出のアルバム」を在籍した3つの学校で演奏したり、入学式で国歌「君が代」を演奏したりして度胸を磨きました。

大人自身が学ぶ姿を見せる

子どもたちは大人のことをよく観察しています。子どもには勉強を強いるくせに親自身が何一つ学ぼうとしていなければ、説得力がありません。

しかし、「真剣に学ぶことは良いことだ」という姿勢を大人自身が持ち学びの楽しさや意義を身をもって示せば、子どもはそれを勝手に真似します。

大人が学ぶ姿勢こそが、子どもにとって最高の教育なのです。


貴重な時間を使ってここまで読んでくださりありがとうございます。


#子育て #教育 #親の後ろ姿 #背中で教育 #自主的学び


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