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旅前には欠かせない予防接種と保険

今回も世界一周の準備編パート7です。
旅前の準備として欠かせないのが、健康面での準備。

今回は予防接種と保険について語ります。

予防接種編

今回小娘が摂取した予防接種はこちら💁🏻‍♀️

・黄熱病(Yellow fever)
・A型肝炎(Hepititis A)
・B型肝炎(Hepititis B)
・狂犬病(Rabies)
・日本脳炎(Japanese encephlitis)
・腸チフス(Typhoid)
・髄膜炎(Meningitis)
・四種混合~ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ~(DPT-IPV~Diphtheria•Tetanus•Pertussis•Polio~)

まず厚生労働省検疫所のサイトで、各病気について、そして渡航先でどの予防接種が必要かを調べた。注意しなければならないのは、国によっては、入国条件に予防接種が必須というところ。ほぼ南米やアフリカ諸国の黄熱病が、それにあたります。

黄熱病

蚊によって媒介されるウイルス性の感染症。
アフリカや南米の熱帯地帯に渡航する人は必ず接種する必要がある。黄熱予防接種証明書を入国時に要求する国や、トランジットの際に要求する国もある。生涯有効ワクチン。

A型肝炎/B型肝炎

A型肝炎
加熱処理されていない食べ物や飲み物から感染する病気。アジア、アフリカ、南米などの途上国に長期滞在する人は接種するべきワクチン。
2〜4週間隔で2回、6ヶ月後に1回打てば5年有効なワクチン。

B型肝炎
唾液や体液、性交渉などを通じて感染する病気。2〜4週間隔で2回、6ヶ月後に1回打てば5年有効なワクチン。

狂犬病

狂犬病を媒介する動物に噛まれたり、引っ掻かれたりすることで発症する病気。また発症した場合の致死率は100%で、奥地や秘境ですぐに病院にかかれない場所に滞在する人は必ず接種すべきワクチン。3回接種で、もし動物に噛まれたりした場合は、暴露後適切な間隔をおいて4〜6回接種。

日本脳炎

蚊によって媒介される重篤な急性脳炎。
死亡率が高く、後遺症を残すことも多い病気。幼少期に予防接種を受けている人が多く、追加接種をすれば4〜5年有効なワクチン。

腸チフス

感染者の便や尿を介される感染症。
また生水、生肉、生野菜などからも感染する可能性があるため、加熱調理された食材を摂取するよう心がけた方がよい。
1回のワクチン接種で3年間は有効である。

髄膜炎

感染者の呼吸中に生じる飛沫や咽頭分泌物を介して感染する病気。感染者とのキスや飲食物の共用、狭い空間での共同生活などが主な原因。また、髄膜炎菌にはいくつかのタイプがあるため、4価結合型ワクチン(A群・C群・Y群・W135群)の接種が有効と考えられているが、B群の予防はできないなどの弊害がある。

四種混合

ジフテリア
患者の咳を介して人から人へ感染する喉などの腫れで呼吸が困難になる病気。1999年が最後の報告例であり、極めて稀な病気。1回の接種で約10年有効なワクチン。

破傷風
世界中の土壌に存在する細菌で、傷口から感染する病気。冒険旅行などで怪我する可能性がある人におすすめのワクチン。

百日咳
患者の咳やくしゃみを吸い込む飛沫感染で起こる急性気道感染症。生後6ヶ月から1歳の乳児が罹患すると死に至るケースもある。ワクチンの有効期間は4〜10年と言われている。

ポリオ
ポリオウイルスによって急性麻痺が残る病気。
人の排泄物などから感染する傾向があり、孤児院や乳児院などの子どものたちのお世話をするようなボランティアを考えている人におすすめのワクチン。

※注意※
四種混合ワクチンは小児用ワクチンである。
成人も接種可能だが、100万人に1人ぐらいの確率で重い副反応、後遺症が残る可能性がある。

気になるお値段

こちらが小娘が今回トラベルクリニックの先生と話し合って決めたスケジュールとそれぞれの値段である。

めちゃくちゃワクチン打ちました😂

その合計なんと…

¥108,810

高いととるか、安いと取るか。
もちろんタイのスネークファームで全てを受ければ、おそらく3分の1ぐらいの値段で済むらしいが、私たちの予定だと最初の目的地がタイになることはなかったので、日本で受けることにした。

今回小娘が受けたワクチンは、日本製のものと、海外からの輸入ワクチンの両方。日本製のものに関しては、もし何か重い副反応があって治療を必要とする場合、保険適用となるが、海外からの輸入ワクチンについては、保険適用外となる場合があるので、要注意。

長期海外旅行保険

旅に必要なのが保険。
小娘はあまり体調を崩さないタイプの人間ですが、海外となるとどうなるかわかりません。

以前1年間イギリスに留学していた時に、早朝3時に呼吸が苦しくなる程の腹痛に襲われ、ホストマザーに救急車を呼んでもらい、病院に運ばれた経験があります。今でも原因は不明です。
実はUKは、NHSと呼ばれる、政府管轄の医療機関が整っており、無料で医療サービスを受けることができるのだ。そのため、救急車も無料ですし、救急搬送されても医療費はタダでした。

もしこれが、アメリカで起こっていたとしたら、救急車を呼ぶだけでも莫大なお金が発生しますし、医療サービスを受けるとなるとまた更に… 考えただけでも恐ろしい。

そうならないようにするためにも、保険には必ず入ります。

今回はカード付帯の保険をとりあえず使い、最初の90日間は持たせることにしました。その後は出国してからでも入ることができる、worldnomadsに入ることを検討しています。

なぜなら他の日本の保険だと、世界一周用の保険が充実していないことや、とても高額になってしまうためである。そして一度出国するともう加入することはできない。

worldnomadsであれば、価格もそこまで高額にならずに、出国後も加入できるため、とてもフレキシブルに対応できると考えたためだ。ただ、海外の保険会社のため、全て英語対応となる。小娘はパートナーが英語圏出身のため、何かあれば、彼を頼れるため、こちらにすることにした。

保険についてはまた語りたいと思うので、パート2を書こうと思う。それではまた。


写真はタイのカンチャナブリ🇹🇭
本来乗るはずの電車が遅延し、この駅で汗だくになりながら電車を1時間半待った。

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