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なぜ1人旅でなくパートナーと旅することを選んだのか

世界一周準備編パート6!
今回はなぜパートナーと旅することに決めたのかという話を綴ります。

※注意事項
今回のテーマを説明する上で、ある映画を取り上げ、掘り下げる過程でネタバレが予想されます。もしまだその映画を観ておらず、ネタバレはちょっと!っという方、読むのをお控えください。

ということで…

今回の本題に入ります。
なぜ1人旅ではなくパートナーと旅することを選んだのか。
もちろん、現在パートナーがいるからと言ってしまってはそれまでなのですが、実は、最初はパートナーがいながらも、一人で世界一周をすることを計画していました。

旅=人との出逢い

だと、私は個人的に思っており、現在noteでも旅先で出逢った方々との温かいエピソードを書いてきました。一人で旅をした方が、より自分自身で外の世界に出ようとしなければ出逢いは巡ってこないですし、その積み重ねで自己の成長をより感じられるのだろうなと思っていたんです。

ただ、ある1本の映画に出逢い、その考えが180度変わりました。

ある1本の映画との出逢い

ずっとずっと前から気になってはいたのですが、NetflixやAmazon primeなどの配信サービスにはなかったこともあり、なかなか見ることができませんでした。しかし、とうとう、TSUTAYAでレンタルして見ました。

その映画がこちら💁🏻‍♀️

主人公クリスは、裕福な家庭に生まれ、世間的にはとても恵まれた環境で育つが、人生への不満を抱えていた。親は過剰にクリスへ物を与え、本人は不必要な物資を援助される度に、嫌な思いをしていた。
そんな中、大学の卒業を機に、ロースクールへの進学を希望する親からの学費預金を全額寄付し、与えられた車やカードを全て捨て、家族や友達に何も告げずに、アラスカへと旅に出る。

驚くことにこの映画は実話なのです。

この映画で印象的なシーンがいくつかあるのだが、中でも最後の結末に涙する人はとても多かったのではないでしょうか… 私もその一人です。

ロンとの出逢い

クリスは旅中、様々な人との出逢いと別れを繰り返します。バンで旅するご夫婦、穀物倉庫で働く労働者たち、歌を歌う少女、身寄りのない老人。彼にとって最後に出逢ったのが、ロン・フランツと言うご老人だ。

大学卒業仕立ての青年が一人で旅をしていて、どういう訳か家族のことはさっぱりわからない。クリスの言動を心配するロンだったが、実は彼もまた妻子を既に亡くした身寄りのない老人だった。クリスが発つ日、ロンは自分の養子にならないかと提案する。アラスカに行くという目標を優先し、帰ってきたら話そうと一言告げ、彼はまた北へと進む。

アラスカでの悟り

ロンと別れ、彼はアラスカに到着する。そして自然の中に無雑作に放置されたバスが彼の家となった。美しい壮観な景色を独り占めしながらの生活。しかし、厳しい寒さの中での生活は、食糧不足を深刻にさせた。そこで彼が最後に悟ったこと。

Happiness only real when shared.
幸せは誰かと分かち合って初めて本物になる。

あんなにも自分一人だけの力試しをすることに夢中だった彼が、最終的に悟ったのは、他との共存が幸せの第一歩だということ。誰かと時を共にして初めて、幸せを感じられたという事実だった。その後、それを悟ったクリスは、アラスカの地で息を引きとった。

なぜパートナーと旅することに決めたのか

あまりにも悲しい結末に涙する人が多かったであろうこの物語。

この映画を見終わり、せっかく愛する人がいる今、自分に必要なのは一人で旅に出て、自分を試すことではなく、愛する人と自分の見るものや感情を共有しながら旅することなのではないかと思い始めた。

一度きりの人生後悔なく生きたい。
そして大好きな人と自分が美しいと思ったもの、彼が美しいと思ったものを共有したい。そんな思いから、一人旅が頭をよぎっていた小娘も、二人旅をする決意をつけられた。

これに付け加えて、もう一つ理由がある。

一人よりも二人の方が興味の幅が広がり、倍の経験を積むことができるからだ。

これまでもジョブズとは旅をしてきたが、自然を楽しみたい!という共通点はあるものの、二人が興味を示すポイントは異なっている。

例えば、小娘は観光地重視の旅をしており、美しい建築や、自然スポットなどをひたすらに回りたいタイプの人間だ。一方、ジョブズは食文化重視の旅が好きで、訪れる土地の郷土料理や旬な料理をサーチして食すタイプなのだ。

つまり、役割分担といったところか。
小娘が主要観光スポットをおさえ、ジョブズがその土地の食をサーチして試す。

また小娘はこれまでのジョブズの影響で、新たな知見を広げたり、これまでとは異なった分野に興味を持つ事が増えた。
コンサートなんて一度も行った事がないぐらい、音楽には興味がなかったのに、ジョブズの影響でelectronic music(電子音楽)とJazzにハマり、DJやバンドの音楽を聴きにクラブに行くことも…
アクティビティもそうだ。フィリピンで楽しんだキャニオニングも、小娘はそんなアクティビティがあるとは知らなかった。彼が連れ出してくれたおかげでとても良い思い出となっている。

他にも「これ一人じゃ絶対にしないな」と思うことも、「ジョブズと一緒ならやってみても良いかも」と新しいことに挑戦することが増えたのだ。ジョブズが小娘が浮かばないようなアイデアや気づきを与えてくれ、小娘がジョブズにも同じような気づきや考えをもたらす。とてもWin-Winな関係なのだ。

やっぱりせっかく旅するなら、自分が気付けない部分にも目を向けられるようになりたい。そんな関係でずっといたい。

これからの旅が楽しみです。


写真は広島の宮島の弥山を登ったときの写真📷
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