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あらゆる事業の見直しを始めるいい時期かな

昨年から会社が大ピンチに陥り、
一時はマジで積んだわ…と思ったほどだ。
めちゃくちゃ大変だったけど、
良かったこともあった。
その1つが財務管理部を立ち上げたことだ。
これまで、いわゆる親方経営的な手法から、
まずは徹底的に数字を出してから、
結論を出していくやり方に変えたのだ。
もちろん、
これまでのトップダウンで経営する、
スピーディな対応が遅くなる。
しかし、どんなに間違えても、
そのリスクを低く抑えられる。
メリットの方が大きいと考えている。

文字にすれば簡単なことに思えるが、
中小企業とはいえ、
これまでのやり方を変えるのには、
かなりの勇気と決断が必要だった。

まずやらなきゃと思ったのが、
節税対策になるからと言って使っていた、
経費を全て自腹にした。
間違えないでほしいのは、
スタッフの経費ではなくて社長である、
私の使う経費だ。

それから、売上や費用などの試算表を、
これまでは、役員しか見てなかったのを、
幹部スタッフにまで広げて、
またさらに、その試算表の一部を、
その下の管理職まで自由に見れるようにした。

これは実に勇気がいる決断だった。

これにより、
面白いことが起きた。
私は全ての数字がわかれば、
会社の目指している売上や、
削減しなくてはならない費用がわかるため、
明確になった分、やりがいが出るだろうと、
そう思っていた。

ところが、
数字を知れば知るほど、
管理職スタッフはプレッシャーがかかり、
威勢のよいスタッフも、
大人しくなってしまったのだ。

なかには、
プレッシャーを感じて、
うちを去っていった管理職もいた。
その中でも、残ってくれたメンバーは、
以前のような、どこか他人事ではなく、
当地者感があって、
みんな主体的に仕事を取り組むようになった。

管理部が数字の根拠を作ってくれたことで、
みんなが自主性を持つようになった。

今期もう少し目処がついてきたら、
管理部を中心に、
グループ全体で9つある事業を、
全て見直したいと考えている。

さらなる飛躍を目指して!

頑張るしかない!

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